こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は昼過ぎからお手軽な地磯の様子見へ。
ここは7月下旬くらいからショゴやイサキが結構釣れたポイントなので、今年もそろそろ青物が始まることに期待しての調査ですね。
今年はこれまで青物の気配が全然ないポイントへの釣行となりましたが、果たしてどんな展開に?
条件は悪くないものの、青物の気配無し
駐車スペースから15分ほど歩いて狙いのポイントへ到着。
やや追い風寄りの向かい風が風速6mくらい、波は程よくザバザバしているコンディションですね。
青物はベタ凪よりもある程度荒れている時の方が良く釣れるので、見た目的には悪くない感じがします。
まずは状況チェックを優先したいので、汎用性に優れた撃投ジグ40gで。
ボトムが若干根掛かりしやすい場所なので、フックは自作のファイアフック#1/0のシングル仕様で。
まずは正面に投げて潮の具合を見ていきます。
ややラインを送り込んでフォールさせてみると、着底まではカウント45~50弱くらいですね。
微妙に右から左に潮が動いていて、このポイントとしてはまずまずのコンディション。
ナブラなどは全くないので、探るレンジの中心はだいたいカウント30~着底までの中層・ボトム付近になります。
1kg前後のショゴやカツオ類といった青物が本命で、その他マダイやイサキ・ハタ等も視野に入れて狙います。
基本はシンプルなワンピッチジャークによる誘い上げと中~高速巻きのコンビネーションですが、数投に1度はボトムギリギリを細かく叩いて沈んでいるマダイや根魚のチェックもしていきます。
底潮も効いていて魚が回遊してくれば反応が得られそうですが、30分・1時間とキャストを繰り返しても何もなし・・・。
1度外道っぽい小さなアタリがありましたが、おそらくエソか何かでしょうね。
こういう展開もある程度想定しての釣行ですが、これといった反応が無いので結構ヤバそうです。
浅い場所に続くかけあがり狙いで・・・
最初はこの付近で一番水深が深く・お椀状に掘れたスポットを狙いました。
しかし、生命感がほとんど無くてここまでは魚が釣れる気配無し・・・。
このままこのスポットで回遊待ちをするのもつまらないので、少し歩いてポイントを移動します。
50mくらい歩いて移動し、やってきたのは深く掘れたスポットの端に当たるピンスポット。
沖合の水深が一気に浅くなる場所との境目に立ち、かけあがりの斜面にやってくる魚を狙います。
沖にフルキャストしてカウントダウンさせると、だいたいカウント30ほどで着底します。
また、かなり大きい岩がゴロゴロ転がっている場所なので、何か釣れることに期待ですね。
数キャストしても反応が無いので、ここでジグをローテーション。
ノーマルの撃投ジグから、撃投ジグレベルにローテーションします。
狙いとしては、浮き上がりを抑えて狭い範囲でジグをワイドに操作するためですね。
フロントバランスの撃投ジグレベルにチェンジし、これまでよりもスローなワンピッチの割合を増やし、ボトムギリギリの深場でジグをヒラヒラと躍らせてみます。
すると数投目に弱いアタリがあり、40cm位の少し大きめなエソが釣れました。
とりあえず完全撃沈は逃れましたが、これだけではちょっとしょぼすぎるな・・・。
エソをノータッチでリリースしてから数投目、レンジキープのスロージャークからの中速の巻きあげで「ゴッ」という鋭いバイト!
合わせを入れると結構良い突込みがあり、これは青物か?
結構元気に引き込みましたが、しばらくすると諦める感じはアイツですね。
貴重な1匹になりそうなので、口切れしないようにやり取りしてキャッチ成功。
40cmくらいの良型イサキをキャッチしました。
ちょうど刺身が食べたいと持っていたので、食材用にキープします。
この渋い状況での良型イサキは嬉しい1本でしたね!
イサキは群れていることも多いので、下処理をすぐに終わらせて釣りを再開します。
条件が良い時は数匹連発することも良くありますが、やはり魚が薄いのか反応が全く続きません。
誘いを更にスローダウンし、細かいスロージャークでボトム付近をチョコチョコ探ると弱いバイトが。
真っ赤なカサゴを追加しました。
それなりに水深が深い場所なので、引きはほとんど無し。
その後は、45分くらい青物やイサキの追加を期待してジグをキャストし続けましたが、完全ノーバイトでダメダメでしたね・・・。
イサキが釣れたスポットでは、磯際に小さなキビナゴっぽいベイトが結構見えていて、セイゴかメバルっぽい小型魚が2回ほどライズしました。
しかし、青物やイサキ・マダイなどは全く居ない感じ。
とりあえず今回はこんな感じの全然ダメな釣行になりましたが、このポイントにはまだ魚が入ってきていないということが分かったのが収穫ですね。
あと2~3週間ほど時間が経てば状況が変わってくるような気もしますが、果たしてどうなることか。
今日は撃投ジグレベルのスロージャークからの巻き上げのコンビネーションに救われましたね。
レベルは滑走~フォール中のヒラヒラ感が非常に良い具合で、巻きで使ってもフロント寄りのバランスでバタバタしないのが良いんです。
世間的には平たい形状でハイレスポンスなセンター~リアバランスのジグが人気なようですが、良く動くジグは欠点も併せ持っています。
それを分かったうえで使っているなら良いですが、状況によっては、レベルなどの潮抜けが少し良いタイプのジグが必須だと考えていますね。
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
- リール:ダイワ 23ソルティガ 5000-XH
- ライン:シマノ ピットブル8+2号+シーガー グランドマックス10号
- ルアー:オーナー 撃投ジグ40g、撃投ジグレベル40g
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