7月17日更新分 11インチのロングワームでアカハタ連発!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回も恒例の地磯釣行へ行ってきました。

今回は先日新たに仕入れた11インチのロングワームの効果・破壊力を見るというテーマを掲げ、ハードロックフィッシュ釣行です。

最近はロックフィッシュゲームで一般的な4インチや5インチといったワームもある程度使いつつ、バス釣りなどで使われる大きいワームに注目していて、7インチや8インチで中々の結果を出せています。
そんな中、もっと大きいワームでもハタは何ら問題なく釣れる気がしてきたので、10インチオーバーのワームを試してみることに。

ハタはブラックバスに似ている魚ですし、大きいルアーには小さなルアーには反応しない魚を引き付ける不思議なパワーがあるからです。
これらをうまく使うことができれば、これまでの一般的なハードロックフィッシュゲームとは違った釣果が出せるのではないかと。

果たして今回はどんな釣行になったのか?

マッドワグロング11インチが早々にパワーを発揮!

とりあえず今回のポイントですが、昨年そこそこ釣れた場所に隣接している良さそうなスポットを先日地図を見ていて発見しました。
ですのでこれまでに釣行したことが無い場所なんですが、衛星マップを見る限りでは、ハタが釣れる確率はかなり高いはず・・・。

夏場に釣行するには少し険しめの道なき道を進み、何とかポイントへ到着。
水深は結構深そうで、手前20mくらいの場所までかなり大きな岩が点在。

潮も動いていそうですし、これは期待できそうですね。

まずは無難なシャッドテールやストレートで探りを入れても良いですが、早く試したかったのでいきなり本命を投入します。
ケイテックのマッドワグロングの11インチですね。

フックはメガトンロックの#4/0、シンカーは34gのセッティングですね。

まずは正面にフルキャストして地形チェックをしてみます。

潮は右から左に流れていて良い感じ。
ややフリー気味に落としてカウント40ほどで着底するので、水深は中々深いです。

沖の方はちょっとした小石+海藻が生えているようで、手前20~30m付近に緩いかけあがり。
かけあがりの斜面に大岩が絡んでおり、私のこれまでの経験上、ここは間違いなくハタが釣れます。

1投目はオープン気味のエリアを探ってアタリが無かったので、2投目はかけあがりの向こうにショートキャストし、微妙に目視できる大岩に絡めてスイミング。

スローな巻きでスイミングさせ、岩を越えたところでフォール・・・。
ラインを程よく送り込み、スラッグを無駄に出さないように注意しつつ真っすぐ縦に落とし込みます。

すると、スルスルーっと落ちていくラインがピタッと止まった瞬間、「ゴッ」という抑え込むバイト。

一瞬ラインを張って魚の口をしっかり閉じさせてからフッキング!
無事一発でフッキングしました。

至近距離なので根ズレの心配もあまりなく、引きを楽しみつつ無事キャッチ。

アカハタ

アベレージサイズのアカハタをキャッチしました。
予想通り、斜面と岩の複合ポイントに潜んでいましたね!

このポイントのポテンシャルを感じつつ、釣れるスポットが分かればこちらのものです。

まずは手前の複合ポイントを重点的に狙い、数投ごとにハタを追加していきます。

アカハタ

フッキングは何ら問題なく、しっかり口を閉じさせた状態でフックアップすれば普通のワームと大差なく針掛かりしますね!
30cmほどのやや小さめのハタでも、こんな具合でしっかり掛かります。

手前を探ってハタを7~8匹ほど釣りましたが、11インチのワームはシルエットと存在感による集魚パワーが強いのか、非常に効率よく魚を拾えました。
途中で5インチクラスのワームに変えたりしましたが、アタリの数は11インチの方が多いくらいですし、5インチで通して無反応だったエリアを探り直すと1発で釣れたり。

かけあがりの斜面の向こう側にロングキャストし、海藻が生えているややオープン気味のエリアを探ると・・・

オオモンハタ

オオモンハタも釣れます。
このオオモンハタも大きくはありませんが、普通にワームを丸呑みしてきます。

ポイントの地形から判断すると、タイミングが合えば大きいオオモンハタも回遊してくる可能性はかなり高いはずです。

1時間ほどですぐに10本以上釣ることができ、このスポットの地形やポテンシャルについては何となく分かりました。
また、予想通り大きいワームが秘めているポテンシャルの高さを垣間見ましたね!

アカハタ

サイズは大きいもので30cm台後半ほどなので、私が狙っている1kgオーバー~2キロほどの40~50cm級には届かずに若干微妙でしたが、梅雨明け後のハイシーズンに良型が差してくることに期待です。

小移動後もハタがラッシュ!

最初のスポットから50mくらい険しい岩礁帯を移動し、次の場所へ・・・。

ここは最初のスポットよりもやや遠浅な感じがしますが、衛星マップを見た限りでは、沖にデカい根が張り出しています。

ここもマッドワグロング11インチで探っていきますが、オフセットフックでも根掛かりそうになるくらいのガツガツした硬い感触あり。
ラインスラッグを使うとヤバそうなので、デッドスローの巻きによるリフトフォールをメインに、丁寧に探ります。

根の斜面に沿ってワームを巻き上げ、根を越えたらテンションフォール・・・。

できるだけ根から離れすぎないように探りを入れると、フォール中に「ズドン」という景気の良いアタリ!

合わせを入れると中々の重量感があり、今日一の引きですね。

若干リーダーが根に擦れている感触がありましたが、それほど強く擦れている感じではなかったので、一気にリールを巻いて強引に寄せて無事キャッチ。

アカハタ

コンディションが良くて非常にカッコいいアカハタでしたね。
1.2~1.3kgくらい、長さは42cmとかそれくらいかな。

このスポットでは、沖のオープンエリアのスイミングでもぼちぼちアタリがあり、アカハタをメインにオオモンハタも追加しました。

アカハタ

アベレージサイズは30cm台前半~中盤ほどですが、数を釣ることでロングワームの検証をするにはちょうど良かったかもしれません。
一発狙いのポイントでは、釣れれば1kg中盤~2キロクラスが狙えますが、数が釣れないので不確定な要素が大きくなりますしね。

アカハタ

30cm台前半のハタでもこんな感じで、普通に釣れます。

アカハタ

ロングワームは空気抵抗で遠投性能が劣るのが難点ですが、今回のような近距離~中距離戦では、私にとって超強い武器になるのは間違いないですね。

結局マッドワグロング11インチをメインに使い、3時間ほどで25匹以上は釣れたかな?
普段ならある程度釣ったところで撤収しますが、今回は新たなポイント調査&ワームの可能性を知りたかったので、しっかり釣り込みました。

帰り際、岸から60mくらいの場所でベイトフィッシュが何かに追われている姿を確認!

ブレード付きのメタル系ルアーをキャストし、ボトムから少し上を巻き巻きすると、数投目で「ドスン」と気持ちが良いバイト。

アカハタ

良く肥えた1kgほどのアカハタでした。
ベイトフィッシュを追っていたのはイサキか何かのような気がしますが、その下にはハタもスタンバイしていたようですね。

とりあえず今回はこんな感じで、新しいハタポイントを発見することができたし、ロングワームの破壊力を見せつけられる釣行になりましたね。
こうなってくると、小さいワームの必要性はほとんど感じなくなり、潮が早い場面や素早くフォールさせたい時を除けば、大きいワームを使った方が効率よく数・サイズともに揃えられるような気がしてきましたね。

ちなみに、11インチのワームに食ってくるハタが大きい餌を食っているということは全くなく、吐き出したのはサワガニサイズのカニや5cmくらいのカタクチイワシがメインでした。

根本的に、ハタやヒラメ・マゴチなどの底物系ターゲットを狙う場合は、ルアーを餌っぽくする必要はこれまでも一切ないと感じていました。
これらの魚を狙う時は、ルアーのフォールスピード(滞空時間)や浮き上がりやすさ・周囲への波動の強さなどを重視すればよく、本物っぽさは要らないんですよね。
大きいワームは小さなワームには出せない艶めかしい動きが出せますし、波動が弱くてもシルエットの存在感による集魚パワーが使えるので、普通に探っても食わない魚を引っ張り出せる効果も期待できますから。

そもそも魚はルアーを本物の餌だと思って食っているとは考えていなくて、「餌のようで何か違う魚を引き付けるもの」という認識です。
ですから、ルアーを餌っぽくすると、一見するとよく釣れるように思ってしまうかもしれませんが、逆に魚を引き付けるパワーが無くなったり、リアクションバイトが狙えなくなるので難しくなるんですよね。

この手の話をすると非常に長くなるので割愛しますが、ルアーはルアーっぽさを活かして使うのが1番ということなんです。

そんな感じで、今後もロックフィッシュゲームでは大きいワームに活躍してもらいます!

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミット105モンスターバトル
  • リール:シマノ 22ステラ4000XG
  • ライン:シマノ グラップラー8 1.5号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC8号
  • ルアー:ケイテック マッドワグロング11インチ、ダイワ リアルブレードTG40gなど

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