ヒラメが釣れる水深とは?傾向・特性と合わせて解説!

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ヒラメ 水深

こんにちは、まるなかです。

さてさて、今回は恒例の「ヒラメが釣れない・初心者の方の基礎講座」を。

 

今回はヒラメが釣れる水深について、今までの私の実釣経験に基づいて紹介していく。

サーフや港湾部のヒラメ釣りのみならず、沖からのヒラメ釣りにも応用が利くはずだ。

 

私は今まで通算1000枚以上のヒラメ・マゴチをサーフからキャッチしている実績があり、加えて船の餌釣り・ジギングなどの経験もあるので参考になる部分があるはず。

今後の釣行時や、ヒラメの行動パターンを知る時の役に立ててもらえたら嬉しく思う。

 

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ヒラメ 開拓 条件ヒラメが釣れない・初心者のための基礎講座【月間100枚以上釣った実績あり】

ヒラメが釣れる水深の目安

まずはヒラメが釣れることが多い水深について、私なりの考えを紹介していこう。

サーフや港湾など、岸釣りの場合

サーフ ヒラメ 水深

おかっぱりからのヒラメ釣りの場合だが、水深数十センチ~20m前後くらいまでがヒラメを狙って釣りやすいように感じる。

 

最近はヒラメのルアー釣りが人気だが、ルアーの底取り・レンジキープの容易性を考えると水深1mくらいは欲しいし、水深が20m以上の深場になると深すぎて釣りにくくなる。

私の場合、岸からのルアーを使ったヒラメ釣りの場合は水深1.5mくらい~10mくらいまでの場所を中心に、深い場所で15mくらいというのが実際だ。

船からのヒラメ釣りの場合

一方で船からの泳がせ釣りやジギングでヒラメを狙う場合。

 

この場合はバーチカル(縦)の釣りになることがほとんどなので、もう少し水深が深くてもヒラメ釣りは成立しやすい。

私の場合はだいたい水深10m~40m前後くらいまでの場所を探ることが多いかな。

ヒラメは思った以上に深い場所にもいる

ヒラメは水深が浅い場所に潜んでいるイメージを持つ方が多いかもしれないが、実際にはかなり深い場所にも住んでいる。

 

私の経験としては、水深100m以上を狙うタチウオジギングでヒラメをキャッチしているし、さらに深い時は水深200m+αの場所を狙うアカムツ釣りの外道としてもヒラメを釣っている。

なのでヒラメ自体は水深100m以上の場所にも普通に生息できる適応力があり、浅い場所にのみ潜んでいるわけではない。

 

ただし、深場は海底付近にヒラメ以外の魚も多いので「ヒラメを狙って釣る」ことが難しくなるのは間違いない。



浅い場所と深い場所のヒラメ

水深が浅い場所と深い場所のヒラメ釣りだが、知っておくと役に立つことがいくつかある。

浅い場所の方が爆発力が高い

水深が5m以下のような浅い場所でのヒラメ釣り。

特に遠浅のサーフのヒラメ釣りがこれに当てはまると考えている。

 

水深が浅い場所のヒラメ釣りの特徴としては、

  • 釣れる時と釣れないときのムラが出やすい
  • 魚が居れば比較的簡単に餌・ルアーに反応しやすい
  • 状況次第で魚が固まりやすく、釣れる時はたくさん釣れやすい

 

このような傾向があるように感じている。

水深が浅い場所のヒラメ釣りは釣果ムラが出やすいが、その分釣れる時はたくさん釣れて爆発力がある。

 

一方で水深が深い急深サーフや港湾部などのヒラメ釣りの場合は、

  • シーズン・オフシーズンの釣果ムラが小さい
  • 魚影自体は比較的安定しやすいが、爆発的に釣れることが少ない

 

このような傾向があると感じている。

つまり、水深が深い場所のヒラメ釣りの方が爆発力は小さいものの、ポツポツと魚が釣れやすい。

高水温期は深場狙い

ヒラメは高水温があまり好きではないためか、梅雨明け~真夏の時期は少し釣りにくくなる印象がある。

ヒラメ 高水温 深場

特に水深が浅いサーフなどの場合はヒラメよりもマゴチが釣れやすくなる傾向が顕著になり、ヒラメが釣れてもいわゆる「ソゲ」サイズの可能性が高くなる。

夏場にヒラメを狙うのであれば、サーフよりも港湾部などの「水深が少しでも深い場所」を中心に狙った方が型が揃いやすいと感じる。

 

また、一年を通じてヒラメよりもマゴチの方が水深が浅い場所を好み、少し深い場所になるとマゴチよりもワニゴチがメインになりやすいかな。

冬~春先=深場狙いは半分正解で半分間違い

冬のヒラメ釣りは水温が低く、深い場所の方が釣れると思うかもしれない。

これは正解といえば正解だが、当てはまらないこともあるので気をつけたい。

 

冬~春先のヒラメはベイトの気配が薄ければ深場に落ちやすいが、餌の回遊次第でかなり浅い場所にも普通に上がってくる。

春先 ヒラメ 浅い場所

特にチアユやハク(ボラの幼魚)などが沸く春先になると、水温が低くても水深1mもないような浅い場所にヒラメがやってくる。

 

なので水温が低いからといって浅い場所を捨てる必要はなく、小型のベイトが波打ち際やシャローエリアに見える時は浅い場所をメインに狙うくらいでもOK。

ヒラメの場合は多少塩分濃度が低くても関係ない魚なので、餌を求めて河川の中に入ってくることも意外と普通にある。

 

実際に私は冬~春になると、河川の中で70cm・80cm以上の良型ヒラメをほぼ毎年キャッチしているので、ヒラメからすると定番の行動パターンなのかもしれない。

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