よつあみ アンバーコード SG S-PETを実釣インプレッション!

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さてさて、今回は前回のアンバーコードSG D-PETのインプレッションに引き続いて

アンバーコードSG S-PETのインプレッションをしていこうかなと!

アジングなどで人気のよつあみ製のエステルラインのS-PETD-PET。

両方使い比べてみた感じとしては、同じメーカーのエステルラインでもかなり違った味付けになっているという事。

個人の好みであったり、ロッドなどのタックルバランスによってS-PETとD-PETのどちらが適しているのかは変わってくると思う。

使いやすいエステルラインを見つけたい時の何か参考になれば嬉しく思う。



よつあみ アンバーコード SG S-PETはこんなライン!

まずは、このアンバーコード S-PETを実釣に使ってみて感じたことを簡単にまとめておこうと思う。

アンバーコード S-PETをサクッとインプレッション
  • 扱い易さ:エステルらしい硬さとコシがあるライン。硬さとしては平均レベル
  • 感度:パリッとした仕上げで感度やルアーのコントロール性は非常に高い
  • 強度:しなやかなD-PETよりも直線強度は優れているようだが、大きな差は感じない
  • 耐久性:エステルラインとしては並
  • 視認性:クリアカラーを使用したが、常夜灯周りでは意外と見える

◎総評:ダイレクトな操作感と感度を重視したい方向けのエステルライン!

ザッとこのラインを紹介すると大体こんな感じかな。ここからはもう少し細かくインプレしていこう。

パリッとした張りのあるエステルライン

しなやかなD-PETとは性質が違い、S-PETはパリッとした張りとコシがある

The エステルライン

といった性質を持っている。この2つのラインの違いはリールに糸を巻いて釣りをしてみればすぐに違いが分かるレベルだ。

硬さが多少あるので、リールに巻く量が多くなりすぎたりした場合はライントラブルに注意した方が良いかもしれない。

とはいってもエステルラインの性質を考えたら硬さ的には平均的な感じで、硬くて扱い難いラインではない。

実際に私が使った所、数回の釣行でS-PETを使い続けたけどライントラブルは1度もなし。

ルアーが着水後、ベールを戻した後に軽くラインをピンと張ってから巻き出すようにちょっと気を使って釣りをする。そうすれば向かい風が強い状況下でも面倒なバックラッシュなどは発生しなかった。

ただしラインの硬さ来る癖の付きやすさは、しなやかなものと比較すると多少目立つ感じがする。

実際にリールのスプールからラインを引き出すと、こんな感じになっていた(ラインが無色で分かりにくいので黒く色を付けてある)。

このように、若干クルクルッと糸癖がついている感じがある。

一方で非常にしなやかな仕上げのD-PETの場合はこんな感じ。

ちょっと見にくいかもしれないが、ピンク色のラインがD-PET。ラインの折れ曲がりが少なく、糸ヨレ方が目立ちにくく均一な感じがある。

写真だと微妙な差かもしれないけど、実際に糸を巻いて使ってみるとその差は意外と大きい。S-PETの方が硬くて張りが強いタイプのエステルラインになるぞ。

S-PETはどちらかと言うと、多少釣りに慣れている方向けのラインという印象があるね。

高感度&ダイレクトな操作感!

S-PETの硬さは多少扱いに慣れが必要かもしれないが、その分アジのアタリやルアーの存在ををダイレクトに伝えてくれるような感覚がある。

アジがルアーに追尾したり、まとわりついてきている時の微妙な感触が手元までハッキリ伝わりやすかったり、

ジグヘッドをリフトフォールしたりシェイクした時の挙動が手元に明確に伝わってくるんだよね。

このあたりのクリアな情報量やダイレクトな感覚を最大限利用したいなら、やわらかいエステルラインよりも硬くて張りのあるS-PETのようなラインの方がベターかな!

強度

S-PETは直線強度に優れた素材で、エステルラインの中でも優れた強さを誇っている。

0.3号を使用してアベレージが22~23cm位のアジを掛けていってもラインブレイクするような心配は全くなく、足元まで寄せて一気に引き込まれても耐えてくれる強度は十分にあった。

しかし、しなやかなD-PETのようなエステルラインと比べてその差がハッキリ分かるかと言えば微妙な感じかな。

強度に関しては十分合格点だけど、このラインだから特別強い訳でもないといった所。



耐久性

S-PETは張りが強く、ラインに掛かる衝撃がダイレクトに来てしまうためか魚を釣り続けていくと強度の低下が進んでいく感じがある。

実際にある程度アジを釣り続けたD-PETを引っ張ってみたところ、多少の強度低下が見られたので耐久性としては並という印象。

新品時の強度はかなり高いが、耐久性に関してはD-PETの方が何となく優れているような感じがするかなぁ。

アジを10~15匹位釣ったり2~3時間くらい釣りを続けたなら、3m位ラインを切ってショックリーダーを結びなおすくらいしておけば簡単にラインがプツっと切れてしまうような劣化をすることは無いと思う。

視認性は意外と良い

私はクリアカラーのS-PETを使ったんだけど、購入時は

透明なラインがナイトアジングで見えるのか?

というのがちょっと不安だった。エステルラインを使うのが久々だったこともあるしね。

しかし、実際に使ってみると常夜灯周辺の釣りでは光がラインに当たってキラキラ光って見えるんだよね。

だから予想以上にラインの視認性は良く、実釣時に問題は全くなかったかな。ライトの光が届かない場所では流石に見づらくなるけど。

S-PETもD-PETも、それぞれクリアカラーと色付きの2色が発売されている。常夜灯周りでアジングをするなら、個人的にはクリアカラーで問題はなし!

アンバーコード SG S-PETのインプレまとめ!

今回はよつあみから発売されているエステルライン

アンバーコード SG S-PETのレビューを行ってきた。

このラインはエステルらしい張りがそこそこあり、しなやかなD-PETとは違った特性を持ったエステルラインなので人によって評価は分かれると思う。

柔らかいエステルラインはエステルらしさが無くて使い難いという人もいるし、逆にしなやかな方が自分に合っているという方もいる。

アンバーコードS-PETはエステルラインとして信頼して使える性能を持った、硬すぎず柔らかすぎず。オールラウンダー的なエステルラインといった感じがある。

細いラインの扱いに多少慣れているなら、まずはこのS-PETを基準に使ってみる。

そしてもっと柔らかいものが良いならD-PET等のしなやか系のエステルを試してみたり、逆にもっと感度重視のものが良ければパリッとした張りの強い硬めの仕上げのラインを試してみると良い。

エステルライン初挑戦の方には、個人的には柔らかめなアイテムから使ってみた方が使いやすいかと思う。

それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!

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【実釣比較】アジング用おすすめエステルライン・選び方徹底解説! | まるなか大衆鮮魚 へ返信する コメントをキャンセル

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