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さーて、今回はラトル入りのエギの効果と使い方について!
普段私まるなかがエギングを楽しむ際に考えているラトルの入ったエギの使い方を少し詳しく紹介していこうと思う。
ラトル入りのエギはうまく使えば効率よくアオリイカにエギの存在をアピールすることができ、釣りの幅も広がるぞ。
適切にラトルの効果を使い、釣果アップを目指していこう!
エギングにおけるラトルに期待できる効果の基本
まずはラトル入りのエギを使用するメリット・効果を簡単にまとめておこう。
- 広範囲のイカにエギの存在をアピールできる
- 濁りが入った時やナイトゲームなど、視界が効かない状況でのアピール力強化
- 食性以外の威嚇などによるアタック
- ラトルの音でイカの目先を変え、エギを抱かせる
ざっとまとめてみるとこんな感じかな。
ラトルインのエギを使用する基本的な狙いとしては、アピール力をアップさせてアオリイカに効率よくエギを抱かせていく事。
ただし、アオリイカの活性や釣り場の状況次第ではラトルの存在が逆効果になることもあるから気を付けよう。
広範囲のイカにアピールすることが出来る
ラトルがエギに入ることで、波動や視覚的なアピール以外に
音によるアピール
がプラスされることになる。
水中は音の伝達速度が非常に早く、広範囲のイカにアピールする効果が期待できるぞ。
シーズン初期のスレていないアオリイカを狙ったりする時にラトルの効果は強く発揮されやすく、より広範囲に散っている個体にエギの存在を認知させやすくなる。
夜間や濁りが発生した時など、視界が効かない時に
アオリイカの視界が効きにくい夜間や、雨の後などで濁りが発生している状況下でのエギング。
このような場面ではラトル入りのエギを中心に釣りをすることも多く、実際に結果も出ている。アオリイカの視界が悪くなれば、当然ラトルによる視覚以外の要素の重要度が増して来るぞ!
威嚇によるエギへのアタック
アオリイカは産卵の前後になると餌を食いにくくなる。春の親イカを狙ったエギングの場合、シャローエリアの藻場などに差してきたアオリイカを釣るのは結構難易度が高い。
こういう時は食性に訴えかけたエギングをしても釣果を出すことが難しい場面も。そういった時はラトル入りのエギを激しくダートさせるなどして、威嚇によるアタックを狙うのも面白い。
大型の個体は縄張り意識が強く、エギの動きと音でイラつかせてバイトを誘うテクニックも存在するぞ。
イカの目先を変える効果
シーズン中盤以降や釣り人の多い場所で釣りをする場合、潮の動いていない状況下ではアオリイカの活性は比較的低くなりがち。
個人的にこのような場面ではラトルが入っていないエギから使う事が多いが、ラトルが入っていないエギからラトル入りのエギにチェンジすることですぐに反応が出る場面もある。
アオリイカに限らず、魚は同じようなものを見続けていると徐々に反応が悪くなっていく傾向がある。
そういった時にラトル音でアピールすることでアオリイカに目新しさを与え、反応が悪い状況を打開していくというわけだね!
ラトル入りのエギを多用する場面
ラトル入りのエギは使い分けをきっちり行えば強い戦力になることもある。しかし、それだけに頼ってしまうと逆にアオリイカにエギを抱かせることができない場面も。
私がエギングをする際、ラトル入りのものを多く使う場面を紹介していくぞ!
シーズン初期のエギング
春の親イカでも、秋の新子エギングでもこれは当てはまる。
アオリイカシーズン序盤はまだスレていない個体が多く、エギへの反応もフレッシュだ。このような場面では少しでもアピール力が強い、ラトル入りのアイテムは効果を発揮することも多いぞ。
春なら3月~4月、秋なら9月~10月上旬位まではラトル入りのエギを積極的に使い、効率よくアオリイカにアピールしていく作戦も有効。
サーフなどの回遊型のアオリイカを狙う場面
アオリイカを釣るポイントは港湾部やサーフ、磯など様々。
港湾部などの奥まった場所にいるアオリイカは居つきの個体も多く、シーズンが進んでいくにつれてスレていく傾向がある。一方でサーフをはじめとした外洋に面したフィールドのアオリイカは回遊性が高く、シーズンが進んでも比較的スレ難い。
回遊性が高いアオリイカを狙うのであれば、ラトル入りのエギの効果はより発揮されやすくなる。大場所での釣りは、アオリイカにエギを見つけさせるのが何よりも大切だぞ!
濁りや常夜灯が無い場所でのナイトゲーム
先程少し紹介したが、アオリイカの視界が悪い状況下で釣りをするのであればラトル入りのエギの使用頻度はますます高くなる。
濁った時はアオリイカが釣れにくいというけど、その原因の1つはアオリイカが目でエギを発見することが難しくなることではないかと思う。
酷い濁りが入った時はアオリイカの活性が下がって釣果を出すのも難しくなることも多い。しかし多少の笹濁り程度であれば、アオリイカをキャッチすることはできるぞ。
視界が悪い時はラトル入りをうまく使ってみよう。
ラトル入りのエギを使う際の注意点!
ラトル入りのエギをうまく使えば、アオリイカをキャッチできる確率は高くなる。
しかし、状況によってはラトルの入っていないエギの方が効果的な場面もあるから気を付けよう!
スレたポイントでエギングをする時は
釣り人が多い港湾部などで釣りをするのであれば、アオリイカはエギを見切ってくる個体も増えやすい。
このような場面において、ラトル入りのエギはアオリイカに違和感を与える原因になることもあるから気を付けよう。
ラトル入りの分アピール力は強くなるけど、逆を言えば本物の餌との違いも分かりやすくなるってわけだ。
エギに対して違和感を感じてしまうと、エギに反応は見せても抱いて来ないような場面も目立つようになる。釣り人が多い場所などでエギングをするのであれば、ラトル入りのエギに頼りすぎてしまうと痛い目に合うこともある。
ラトル入りのエギだけで釣りをしない
ラトル入りのエギはアピール力が強いからと言って、ラトル入りのエギだけを持って釣りに出かけるのはおすすめしない。
逆に、ラトルの入っていないエギだけで釣りに出かけた方が釣果のムラは出にくい。
ラトル入りのエギはハマれば通常のエギより釣果が伸びる場面もある。
しかし、強い効果の反面ラトル音を嫌がる状況下になるとアオリイカの反応はかなり悪くなりやすい。だからラトル入りのエギを使いたいのであれば、ラトルの入っていないエギと組み合わせるのが重要!
ラトル入りのエギを使って釣れなくても、エギを交換して釣りを再開したら1投目で釣れるという場面にも今まで何度か遭遇している。
アピール力の強いエギは、その分型にハマらなかった時のリスクがある事はしっかり把握しておこう!
ラトル入りエギのスレ対策
何となくラトル入りのエギの使い方はイメージできたかな?
アピール力が強いのは良い事なんだけど、合わせて重要なのがスレ対策ってわけだ。
スレたアオリイカに対してはラトルの音が逆効果になることもあるから、その点をどうやってカバーしていくのかが大切になる。
今までエギングをやってきた感じだと、ラトル入りのエギでイカが釣れない時であっても
周囲にイカが集まってきているパターンが多いと感じている。
アオリイカはラトル音に違和感を感じつつ、それでも多少の反応は示してエギのそばまで寄ってきているのだ。
そこでラトル入りのエギを使って同じ場所で釣りを続けて釣れないような時は、一気に弱めのエギローテーションさせて釣りをすると良い。
ラトル入りのエギはイカを自分の近くに寄せるものとして考え、食わせはナチュラルカラーのノンラトルタイプのエギに任せるってわけだ。
このローテーションはかなり効果的になることが多く、上手くいくとエギを交換して数投以内に反応が出る場合もよくある。
今までラトル入りのエギをかなり多用していたという方は是非試してほしいね!
ラトルの入ったエギの使い方まとめ!
私がラトルの入ったエギを使う際に意識している事、注意していることは大体こんな感じかな!
エギはうまく使い分けることでより効果を発揮するから、状況によってラトルインとノンラトルのアイテムを両方使っていくのがベストだと感じている。
アピールが強い分、スレやすい事とイカに違和感を与えやすい事。
この点に注意して釣りをしていけば、効果的にエギを使い分けて釣果アップが望めるんじゃないかな。
ラトル入りのエギの効果をうまく使い、釣果アップに役立てて欲しい。
それでは、今回はこの辺で。
また明日会いましょう!