横風・強風のエギング対策 釣果を分けるテクニックまとめ!

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先日も、日課となっているエギングへ釣行してきました。

今回も水深の比較的ある、どん深サーフのエギングです。

天気予報を確認すると、風はそこそこ吹きそうですが追い風になりそうな風向き。

ここの所ずっと安定して釣れていることもあったので、少し期待して出撃。

しかし、実際に釣り場に到着すると

限りなく横風に近い追い風・・・・。

かなり釣りづらい悪条件の中での釣行となりましたが、結果的には無事アオリイカを2杯ゲット(*^^*)

フォール中のアタリで1杯、ステイ中にアタリで1杯でした。

かなり厳しいコンディションの中での釣りでしたが、

釣り方を工夫して釣果を上げることができると、釣りのレベルもぐんぐん上達していきますよ。

強風が吹いていたり横風の時のエギングは

底取りが難しかったり、エギが流されてしまったり、アタリが取れなかったりとあまり風との相性は良くない釣りですよね。

私自身かなり頻繁にエギングに出かけていると、どうしても悪条件の中で釣りをする場合も出てきます。

そういった時にどんな点に注意して釣りを行って行けばいいのか?

私が普段実践していることを紹介していこうと思います。



横風・強風時のエギングに使えるテクニック集!

さてさて、夕暮れ間近に釣り場に到着した私。

誰も釣り人はいないので少し寂しいですが、いつもの定位置にスタンバイします。

結構風が強く、6mくらいの風速でしょうか?

予報では追い風になる予定だったのですが、ほぼ横風・・・・。

いつものように潮の流れなどを把握しつつ、釣りをするのに最も良さそうなキャスト角度を決めるようにしています。

この時注意しているのはこのような点になります。

キャスト~着底の底取りまでに注意すること、テクニック

①初めの数投は釣ろうとしない。まずは着底までの秒数、潮と風の流れを把握する

釣り場について、さあ釣ろうと意気込んでしまいがちになりますが、まずはイカを釣ろうとするよりも優先することがあります。

これは風が吹いていなくても必ず行うのでとても重要です。

まず最優先するのは

潮の流れ方と風向き、水深などをしっかり把握する。そして最もエギをコントロールしやすくアタリが取りやすいキャスト角度を見つける。

これですね。

まずはエギをキャストして着水後、すぐに若干強めのテンションを掛けます。

そのままテンションを緩めることなく着底までをさせる。

エギングにおいて、食わせを重視すればテンションフォールよりもフリーフォールの方が効果的だと言われることが多いですよね。

しかし、私のような素人にはフリーフォールって結構難易度が高い。

特に水深が10m以上になるような場所を釣る際、少しでも潮が複雑になっていたり風が吹いていたりすると着底なんてまともにわかりません(-_-;)

そんな時でも、しっかりとテンションを掛けてあげてフォールさせてあげれば、意外と着底ってわかる。

おまけにテンションが張っていた方が潮の流れの強さや2枚潮の有無などもわかりやすいです。

そして、このテンションを強めに掛けた釣りを角度を散らしつつ行い、扇状に探っていきます。

そうすると、より潮の流れる向きやそれによってエギがどんなふうに流れていくのか。風による影響がどのようになっているのか等がわかってきますよ。

この時、いつも同じエギを出来るだけ使い続けて釣りをしていると、ほんの少しの変化なども明確に分かるようになってきます。

エギの種類を変えれば、当然感覚も変わってくるので注意!

②最も良いキャスト角度→エギがしっかり先行する角度!

潮や風を把握し、もっともキャストして探るのに良い角度を見つけると解説しましたが、具体的にどういうことかというと

ラインよりもエギがしっかりと先行して流れていく角度!

ずばりコレにつきます!

サーフのヒラメ釣りなどでもこれを重視して釣りをするんですが、

エギングの場合は特に糸ふけが出てしまうと釣果に悪影響が出ます。

アタリが取り難かったり着底がわからない時って、

大抵エギよりもラインが先行して流されてしまっているんですね。

こうなってしまうと、エギが実際には海底に着いているにもかかわらずラインがずっと引っ張られ続けてしまったりして何をしているのかが意味不明になります。

ですので、角度を変えながらキャストをしてみて、一番エギの重みが乗ってくる角度をまずは見つけてみると良いですよ(*^^*)

見つけ方としては、着底までのテンションの掛かり方であったりしゃくった時の重さやドラグの出方などで判断します。

例えば、キャスト角度を変えてシャクってみて、特定の角度の時にちょっとドラグが余計に出るような時などは

エギにしっかり潮が当たっている目安になったりしますね!

逆に、釣りづらい角度って

どんどんエギが自分方向に寄ってきてしまってラインを張ってもすぐにたるんでしまうような角度。

このような角度でキャストをしても、アタリを取ったりするのが難しくなるので難易度は上がります(-_-;)

③着底までのフォール時にラインが張っていく→安易にラインを送ってはダメ!

そして、注意すべき点は他にもあり、代表的なのが

フォール時にラインが出ていくからと言って、どんどん送り出さない事!

良く、エギングの基本として

ラインが引っ張られて行ったらラインを送り出してできるだけ自然にエギをフォールさせる。

と説明がされていて、私もこれを実践していました。

しかし、これが効果的なのって潮が表層~底まで綺麗に通っている時や無風時だけのような気がする。

風が強い時や、横風が吹いている時にこれをやってしまうと

どんどん糸フケが出ていってしまって何をやっているのかわからなくなってしまいました。

どの釣りでもそうですが、基本はすべて

仕掛けを自分のコントロール下においてあげること。

これが大前提で、それが完璧にできるというなら糸を出してラインテンションを弱めた釣りをしたりすればいいと思います。

私も含め、これを今読んでいる方は強風時などのエギングに苦戦しているはず。

そうであれば、まずはラインにある程度のテンションを掛け、余計なラインを一切出さない釣り方をやってみてくださいね!

それでもアオリイカは十分釣れますし、今まで取れていなかったアタリが取れるようになる分、かえって釣果も上がってくるはずです(*^^*)

誘い~フォール、着底時に注意すること、テクニック

次に、エギにアクションを加える段階~ステイ時に注意することやちょっとしたコツを紹介します。

①風が強い時、横風時はシャクリは大きく、スローに

風が吹いていたり、横風が吹いている際は普段よりも大きくロッドを動かし、かつスローにアクションさせることが多いです。

もちろん状況によって色々試してはみますが、風が吹いている時に小さく細かなアクションを与える。

そうなると、場合によってはエギが海底からしっかりと跳ねあがっておらず、アオリイカを抱かせる最大のチャンスであるフォールの時間が短くなってしまうからですね。

また、糸フケが出やすく、そもそもエギにロッドのアクションが伝わりにくいですから。

コウイカやタコがいつもより多く釣れるな・・・。

というような時は、エギの跳ね上がりがいつもより小さくなっているかもしれません。

②アクション後はなるべく早くリールを巻いて、ラインを一度しっかり張る!

ロッドをシャクったりしてエギを操作した後、風が吹いている時は特に素早くラインを巻き取る癖を付けます。

出来るなら、最後のシャクリを終えてロッドを下げるのと同時にリールを素早く巻く。

ここでのリールの巻き具合ですが、それなりに風が吹いている時はエギがちょっと手前に来てしまってもいい。

フォールに入り始めたタイミングで糸フケが出てしまっていると、フォールの途中で糸フケを取る動作をしてもほんの小さなアタリや居食いに気づき難くなります。

この糸フケをしっかりと処理できないと、アタリがわからなかったのにエギに噛み跡だけ付いているということになったりします(-_-;)

③糸フケを取り、アタリを聞く回数を増やす

悪条件下のエギングって、フォール中のラインの出方の変化などでアタリを取るのは非常に難しくなってきます。

特に、私の場合はナイトゲームが多いので、夜のエギングで風が強かったりするとアタリを感知するのが特に難しくなってきます。

そこで、強風時や横風の時などはロッドに伝わってくる感触の変化でアタリを取るのが良いと思います。

詳しい方法はこちらの記事に書いてあります

この方法を使う頻度を増やし、よりアタリを逃さないように工夫します。フォール中のタイミングで最もイカが乗ってきやすいですから、この動作を3~5秒に一度ほど行います。普段の釣り問時よりも頻繁に行い、回数も増やすと良いですね。

この方法をしっかり覚えると、アタリを逃すことはなくなりますから釣果も伸びてきますよ(*^^*)

④ロングステイは最小限に

風が強い時などの悪条件時にロングステイの釣りを行うと、海中の糸がフケやすくなるので注意します。

どうしてもロングステイする際も、フォール中と同じようにアタリを取る動作をいれてみる。ステイ中に何度かリールを巻いてエギを手前に数センチ引っ張ってみるといい。

この時にエギが手前によってこないような時はイカが抱いています!

すかさずアワセを入れれば、ズシっと重みが乗ってくるはずですよ(*^^*)

私の場合、風が強い時などはこの動作を数カウント~10カウント程の間に1度は入れるようにしています。

ラインに変化が出ていなかったり、穂先に違和感も出ていないような時でもこの方法でアタリを感知できることもとても多いですよ!

今までやっていなかったという方はぜひ取り入れてみてください。これはおすすめです!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は風が強い時や横風が強い条件下でのエギングについて、釣果をUPさせるためのちょっとしたコツを紹介させていただきました。

悪条件下のエギングは釣りづらいですが、アタリをしっかりと取って釣れた時の喜びもとても大きいですよ!

私も初めは無風時でさえロクにアタリが取れませんでしたが、徐々にアタリの取り方に慣れてくると

ほんの少しの違和感にも気づけるようになり、タイミングよくアワセを入れてどんどん釣れるようになっていくはずです。

今回の解説を参考にしていただき、アオリイカの釣果アップに繋げていただければ幸いです。

それでは、良い釣りを!

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