スピニングリール ドラグメンテナンスの基礎基本!

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さて、今回はスピニングリールのドラグの分解、メンテナンス方法について出来るだけ詳しく解説をしていきたいと思います。

リールのドラグの分解やメンテナンスって意外とやっていない人が多い気がしますが、いざ魚を掛けた時にスムーズなドラグはとても重要になってきます。

リールのギアと同じように、ドラグも使用すれば劣化しますし水の影響等を受けて性能が落ちてくるもの。

人によってはメーカーにメンテナンスを依頼していたという方もいらっしゃるかもしれませんが、

リールのドラグが故障した時やドラグの効きが悪い、ドラグの出方が一定でない等といったトラブルは簡単に自分で修理することが可能です。

金銭的にも、時間的にも自分でやった方がメリットが大きいですし、大切なリールですから自分でできる限りのメンテナンスをすることで愛着も沸いてくるもの。

今回の記事を参考にしていただき、皆さんのお役に立てればと思います(*^^*)

なお、ドラグ部以外の日常メンテナンスの基本は「スピニングリール メンテナンスの基本」をご覧ください。



ドラグが効かない・スムーズに出ない・故障? ドラグを分解、メンテナンスしてみよう!

早速ドラグの分解&メンテナンス方法を解説していく前に、どのような症状になった時がメンテナンスのタイミングなのかをざっと説明していきます。

ドラグのメンテナンスが必要な時

ドラグを締めても滑る

まず、良くある症状がドラグを締めてもうまく締まらずにズルズルとラインが滑って出ていってしまう症状

良くあるのが、青物等の引きが強い魚をドラグを締め込んで何匹も釣り上げた時などに起こりやすいと思います。

この時、原因として考えられるのが

ドラグ部のグリス切れやドラグへの水の侵入、フェルトワッシャーの摩耗などですね。

グリス切れが原因であればワッシャーをグリスアップすればトラブルは解決することが多いですが、ワッシャーの摩耗の際はフェルトワッシャーの交換が必要になります。

交換するパーツについても後程説明しますのでご安心を。

また、ゆっくりとジワジワ力を掛けていくとスムーズにドラグが出るものの、一瞬に強い力を込めるとドラグが滑って止まらなくなる症状のパターンもあるので気を付けましょう!

フッキング時にドラグが滑ってアワセが効かずにバラシが多発するパターンですね。

ドラグの出だしが悪い

一旦ドラグが出始めればスムーズに出るものの、ドラグの滑り出しが悪いパターン。

これも原因はドラグが滑ってしまう時とほぼ同じです。

この症状は国産リールメーカーでいえばシマノ製のリールよりもダイワ製のリールで起きやすい傾向があるように思えます。

逆に、シマノのスピニングリールはドラグが滑りやすくなるトラブルの方が多い様に感じますね。

ドラグの滑り出しが悪くなると、エリアトラウトやライトソルトゲームなどの細いラインを使った釣りをする際にラインブレイクに繋がったりするので厄介です。

アジングなどはラインが細いうえに魚の引きも強烈ですから、少しでもドラグの調子が悪いと感じた時はすぐにメンテナンスをしたいですね。

ドラグの出方にシャクリが出る(一定にラインが出ない)

これも良く有るパターンですが、

原因となるのがフェルトワッシャーの摩耗による事が多いです。

この症状になった場合ドラグを清掃、グリスアップしても治らないことが多く、パーツの交換が必要になることが比較的多い。

そうはいっても、パーツ交換に掛かる費用はとても安価なので大丈夫!

さて、次のページではドラグの分解&メンテナンスの実践です。

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2 COMMENTS

えびちゃん

おはようございます!
これまでドラグの調子が悪くなるまでドラグを酷使した事が無く、メンテナンスや交換など自分でする時など無いだろうとタカをくくっていたのですが…。
ついに自分にもその時が来てしまったようで…。
とりあえず、参考に取り外してみましたが、全然簡単なモノだったのですね!!
まるなかさんのページに出会っていなければとりあえず釣具屋さんに任せちゃうところでした!
メンテナンス等々自分でやった方が愛着湧きますし、無駄な出費も抑えられますもんねw
どうもありがとうございました!!

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まるなか大衆鮮魚

リールのメンテナンスは、難しそうな感じがしてしまうかもしれませんが、実際にやってみると構造はそこまで複雑ではないので結構簡単にできますよね!
一度実際にやってみれば次からはよりスムーズにできると思いますよ(*^^*)

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