宵姫 華 実釣インプレッション&詳細解説!

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今回は2017年秋の新製品、がまかつ LUXXE 宵姫 華の実釣インプレッションをさせていただきたいと思います。

初回入荷分で購入し、その日のうちにライトソルトゲームにて早速使用してきました。

超軽量で高感度を前面に打ち出したこのロッドですが、実際に使ってみての使用感などを出来るだけ詳しく解説していきます。

購入検討中の方で迷っている際は参考にしていただければ幸いです(*^^*)

それでは早速インプレッションを始めていきましょう!



宵姫 華 S74L-solid をインプレッション

今回私が購入したモデルはオールラウンドモデルとなる、S74L-solidという番手になります。

がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ 宵姫 華弐 S57UL-solid(スピニング・2ピース) 24690-5.7

スペックはこちらのの画像の通りになります。

ルアーウエイト0.1~9g、適正ラインPE0.1~0.3号・ナイロン1~3LB、重量54gというモデルです。

ルアーウエイトの幅が非常に広く、繊細な釣り~ある程度重量のあるリグまでオールラウンドに使えるということで、

1本のロッドで色々な状況で釣りをすることが多い私にちょうどマッチしていると考えての選択です。

また、重量の54gというのは衝撃の軽さですね!

ちなみに、今まで使用していたロッドはダイワ 月下美人EX AGS 76UL-Sという、AGSガイドが搭載された初期のころのものになります。

もともとしなやかな調子のロッドですが、かなり酷使してきてメバルやアジ、カマス、チヌ、シーバスなどまで幅広く使ってきました。

おそらく7~8000匹くらいは少なくとも魚を掛けているので、かなりへたりも出てきていてムチのようにしなる、しなやかなロッドです。

今回の軽量・高感度モデルロッドの新調ということで、使い勝手も大きく違って気づいた点などもかなりありました。

そういった点もできる限りお伝えさせてもらいます!

グリップ回りをチェック

特徴的なグリップ回りをしているのが今回のNEWモデル、宵姫 華です。

なお、リールは12イグジスト2004を使用しています。

まず、持ってみた感想はめちゃめちゃ軽い。

月下美人AGSも当時はかなり軽いロッドの分類でしたが、それよりもはるかに軽くてシャープ。

技術の進化を痛感しましたね!

まずはリールシート周りですが、フロントグリップは最小限のパーツで構成されており、リールシート下部はEVA等の素材は使用されていません。

ですので、購入するまではどのような使い心地なのか、違和感はないのか多少の不安もありました。

バット部には余分なネームシールなども入っておらず、自作ロッドのような印象。

しかし、実際にリールを付けてグリップ部を握ってみると・・・

このように、人差し指でフロントグリップとブランクスの両方に触れながら釣りができます。

これは実際に魚のアタリを感じてみて気づいたのですが、

ルアーに突いてくるような小さなアタリなどでもかなり明確に、乾いた感じで手元に伝わってきます。

今までの月下美人が軟調子ということもありますが、手元に伝わる情報量の差は非常に大きいです。

そして、セパレート部には最小限の装飾が入っていて、そこにネームシールが貼られています。

さりげない感じで落ち着きがあり、個人的には好みですね♪

そして、噂のエンド部分。

指2本分あるかないか程の、小さなグリップが取り付けられています。

実際にダブルハンドでキャストしてみましたが、小指をグリップの上にのせて、他の指はセパレート部を掴んでキャストすることになると思います。

実際にダブルハンドでキャストしたものの、私は小さなリアグリップに対して特に違和感はありませんでした。

というより、ロッドが軽すぎて勝手にシングルハンドキャストになってしまいます(笑)

港湾部などでそこまで力を入れずに投げる場合は

ロッドの重量が非常に軽いので、シングルハンドキャストに意識しなくてもなってしまいます。

7.4フィートの長さがあると、ダブルハンドのキャストになってしまいそうですが、このあたりは軽量化によるメリットでしょう。

また、小さなグリップですがリトリーブ時にはひじの内側付近に接触してロッドの角度を安定させるのに非常に役立つ印象です。

大きいグリップが良いという方は、EVA素材を購入して交換するのもありだと思います。簡単にカスタムできますしね!

個人的にはこのままでも十分使いやすい印象です!

ブランクス・ガイドをチェック

今回の宵姫 華 ですが、ソリッドティップモデルになっています。

S74Lに関しては、

ソリッド部が26cm程となっています。

ソリッドと言ってもしなやかな低弾性ソリッドというよりは張りのある高弾性のソリッドティップなので、

かなり張りがあります。

必要分のしなやかさは保持しつつ感度と操作性、軽量化に重点を置いている印象。

ロッドを実際に曲げてみると、ソリッド部分とのつなぎ目の違和感などは目立たないのでかなり良い印象。

また、極端すぎるテーパーではなく、がまかつらしい荷重が掛かるとじわじわと胴に入り込んでいくようなロッドだと思います。

ガイドセッティングはトルザイトリング。(トップガイドのみSic)

かなり小口径のものが採用されており、軽量化と高感度化を目指していることが分かります。

バット、元上のガイドは片足ガイドになっています。

ティップ部はかなり小口径。

ハリのあるブランクス素材と組み合わさって高感度です。

ガイドの数はトップを合わせて9個。若干先端寄りのガイドセッティングになっています。

私は太めのショックリーダーを使用し(7ポンド前後)、アジングやメバリング、カマス等色々なターゲットを足場の悪い場所や根周りなどで狙って行くことも多いのですが、

ガイドの径の小ささによる糸抜けの悪さや飛距離の低下は感じませんでした。なお、リーダーの結束はFGノットを使いました。

次のページでは実釣インプレッションします!

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4 COMMENTS

玄武

はじめまして。
宵姫 華 S74Lの購入を検討しているので
とても参考になりました。
一つご質問させてください。
全体的な張り感と言いましょうか、ロッドを振った感じは
どちらかと言うとパリっとした感じなのでしょうか?

超ショートロッドのようなパツパツのアジングロッドのように
硬するわけでは無さそうですし、逆にグニャグニャの胴調子のような感じでは無いと
記事を拝読しながら思いました。

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まるなか大衆鮮魚

こんにちは、まるなかです。
宵姫74ですが、程よい張りはありますがそこまでカリカリの軽量リグ専用のロッドではないので
魚が掛かればしっかり曲がりますし、尺アジや尺メバルがヒットしてもしっかりロッドが曲がり込んでくれるので余裕で対応できる感じですね。
アジング専用というよりは、ロッド全体のハリは持ちつつもメバリングなどにも広く対応できるという印象ですね。
1本のロッドで色々なことをしたいという方におすすめなロッドだと思いますよ!
軽さは十分ですし、手元に伝わる感度も十分兼ね揃えていると感じます(*^^*)

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