【港湾フラット・青物】 台風接近時は港湾狙いで釣果を上げよう!

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今回は台風の影響が強く出ていそうな天気予報だったので、夕方から清水港へフラット&青物狙いに行ってきました。

ここの所ずっと台風が南の海上に停滞しており、サーフへ釣りに行けないのが残念でなりません。

ヒラメやマゴチを狙う際、ついついサーフで狙うものだと先入観を持っている方も多いと思いますが、実際は港の中にもかなり生息しているので、港の中でも十分狙って釣ることのできるターゲットになります。

港の中は基本的に台風や低気圧の影響を受けにくいのでよほどのことがない限り釣りができないということにはなりませんし、むしろ台風などが接近してくると魚の活性が上昇することが期待できるので良い釣果に恵まれることも多いのが事実です。

実はアツい港湾フラット・青物を狙って今回は釣行しました。




外洋の大荒れを気にせず釣りができる、港湾フラットの魅力!

台風や低気圧が接近していて外洋が大荒れになっていても港の中はべたなぎ・・・。こういった状況は非常に多く、風さえ吹いていなければ港湾の釣りはほぼ間違いなく成立するので、せっかくの休日なのに台風のせいで釣りに行けないということもかなり減ると思います。

また、港湾部は変化が多く、餌となる小魚なども比較的豊富なので狙ってみると非常に面白い釣りができるのも魅力の1つですね。

多彩な外道が同時に狙える、港湾のメタルジグの釣り

私が港湾で釣りをする際も、太刀魚などを専門に狙う時やライトソルトゲーム以外はほぼメタルジグで釣りを行っています。

港湾は足元から水深がある場所が多く、また潮の流れをしっかりと把握したいのでメタルジグを多用しています。

港湾でメタルジグを使って釣りをしていると、ヒラメやマゴチ以外にもハタの釣れる確率が非常に高くなります。

40gのメタルジグを使っている時、30cmに満たないハタも積極的にアタックしてくるのでアタリの数がサーフよりも多く、楽しむことができます。

また、時間によっては太刀魚なども回遊してくるので同時に楽しめますよ♪

根掛かり対策を万全に釣りをしよう

港湾でフラットやハタなどを狙うとなると、どうしても根掛かりを避けては通れなくなります。サーフでの釣りと違い、港湾部はゴミが多いので注意が必要です。

特に、ロープや肥料などが入っていた袋などは引っ掛かってしまうとかなりロスト率が高いので注意が必要です。

必要以上の強度をフックに求めない!

私は港湾部でメタルジグを使って釣りをする際はあえてフックの強度を落として釣りをしています。

細軸のフックを使用することにより、根掛かった際でも少し力を込めて引っ張ればフックが破損してルアーは生還させることができるようになります。

私が良く港湾で使用するのはデコイのファルクスですね。このフックは魚を掛けても伸びない強度を持っています。それでも1号前後のPEラインで引っ張ると、丁度良い程度でフックが伸びたり破損してくれます。

サーフで使用するような丈夫なフックを使用してしまうと根掛かった際に救出が困難になるので注意が必要ですね。こういった所も、状況により適材適所で道具を使い分けるのが重要です。

このフックは細軸でロングテーパーなストレートポイントです。非常に刺さりが良いので使いやすいですよ♪30~40gのジグを使うなら、私の場合は#1を使用しています。




いざ実釣!夕マズメの短時間勝負

仕事が終わってからの釣りになるので、今回は夕マズメの短時間勝負になります。まずは30gのガン吉で海の状況チェックから開始していきます。

水深は10m弱で、根がかる様子もありません。潮は若干ですが動いているので釣果の期待もできそうです。

潮の状況をきっちり読んで投げる角度を考えよう

出来るだけ糸ふけが出ないように糸のテンションをコントロールしつつ、ジグが思ったように動かせる投入角度を探していきます。

意外とこういったことは気にしない方も多いと思いますが、

どのように投げれば仕掛けやルアーが一番良い状態を保つことができるのか?

これを気にすることが、何よりも釣果に繋げるうえで重要なことになります。ルアーの種類や色というものは正直2の次、3の次でも構わないと思います。

とにかく糸のコントロールをしっかりすることと、仕掛けやルアーがどのように潮を受ければ一番良い状態になるのかということをイメージすること。これが重要です!

例えば、糸が2枚潮などの影響を受けているとします。こういった時に何も考えずに釣りをしてしまうと目に見えない所、水中で糸フケが発生してしまいます。

こういった糸の無駄なたるみが出てしまえば、もはやきっちりとしたタナをコントロールすることも、思い描く様にルアーをアクションさせることもできなくなってしまいます。

怖いのは、こういった糸フケは一度発生してしまうとよほど大げさに処理をしない限り、元には戻らないんですね。

私は底物漁をする中で、嫌というほどこの糸フケに悩まされた経験があります・・・。

どうしたらよいのかわからないという方は、まず着水したら糸は一切出さないこと。

ここからスタートしていけばよいと思います!

早速底ギリギリで反応あり!

潮は若干動いていますが、イワシなどのベイトの反応は見られません。ですので、まずは底から50cm程までの範囲を丁寧に探ってみることにしました。すると、早速ジグが着底する瞬間の所で良いアタリ!

良いアタリの出方だったので、ヒラメかマゴチだと思いましたが重たいだけで引きがありません。小さなハタかとも思いましたが、釣れたのはカサゴでした。

ワームを使うとカサゴが多くなりますが、ジグを使うとカサゴはあまり釣れないので嬉しかったです♪

普段、ジグに食ってくるのはハタになることが多い傾向があります。この辺は狙う棚や誘うピッチ、速さ、ルアーの波動などが影響していると思われます。

とりあえずこれで撃沈は免れたので気楽に釣りをしていると、足元付近で再び弱いアタリが。

重たいだけの引きで上がってきたのは再びカサゴでした。去年は港湾ヒラメ・マゴチで非常に良い思いをすることができたのですが、今年は少し魚が少ないような印象がありますね・・・。

日没直前のチャンスタイム。緩急をつけて探ると・・・!

カサゴが良いペースで2匹釣れたのは良かったのですが、その後はアタリが続かなくなってしまいました。

非常に小さなアタリは2回ほどあったのですがとても掛けられるようなアタリの出方ではありませんでした。おそらく小型のエソか何かだと思います。

その後、段々と良い時間帯に突入してきました。30gのジグでは届かない、もう少し沖合まで探るためにジグの重さを40gに変更しました。

相変わらず反応がないので、若干棚を広く探ってみることにします。また、底を丁寧に叩くというよりもジグを縦に動かしたり、リールのハンドルを巻くスピードに緩急をつけて探ってみます。

こういった変化の大きなアクションに反応する魚がいるかもしれないと思ったからですね♪

相変わらず潮の状況は悪くなく、ジグも良い感じに潮を受けてアクションしています。

何となく、そろそろ釣れそうだなぁと思っていると、

勢いよくガツンとアタリ!

正直あまり集中して釣りをしていなかったのですが、反射的にアワセを入れることができました。

かなり良い引きなので少し期待が持てそうです♪

足元まで寄せてもかなり元気に引き込もうとするので、とても楽しむことができました。

狙い通り、緩急をつけた動きに反応したのはこの魚。

前回の釣行に引き続き、カンパチをゲットです。

カンパチはブリ系などと少し違い、縦の動きやスピード変化に非常に良く反応する魚です。

ほんの少しの工夫ですが、ターゲットによってアクションを少し変えてあげるだけでも効果がありますよ!

また、フロントフックが2本ともガッツリ掛かっており、このようにフックアップすればまずバラすことはないですね。リアも同様にアシスト素材のダブルフックにすることで、この形のフッキングができる確率を上げています。




ラストチャンスは痛恨の・・・

良型のカンパチを釣り上げ、気分が良くなったので集中力を上げて釣りを再開しました。徐々に暗くなってきて、ラストチャンスがある時間帯になってきました。

しかしアタリは出ず、そろそろ真っ暗になるか?

といったタイミングでゴツンと非常に良いアタリが!

しっかり合わせを入れるとゴインゴインという強い首振りの、マゴチらしい引き。

しかし、しばらくすると海底のゴミにフックが掛かってしまったためか動かなくなってしまいました。

すると、外そうと試みていたところ急にテンションが軽くなってしまいました。一番納得できない形でのバラシになってしまいました・・・。ジグは無事だったのでまだよかったですが、魚がヒットした状態で根掛かるのは一番つらいですね。バス釣りをやっていると時々起こる現象ですが、久々にやってしまいました((+_+))

それでも、魚の反応が見られたので撤収しました。

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