台風、低気圧が釣りにもたらす影響を詳しく解説!

 

今回は釣り人を悩ませる台風や低気圧について、魚にどのような影響を与えるのか、どのような関係があるのか?

について、じっくりと考えていきたいと思います。

待ちに待った週末、せっかく釣りを予定していたのに波が高くて釣りが中止になってしまうこと等も自然相手の魚釣りでは良くあることです。

ですが、場合によっては船釣りには行けなくても安全をしっかり考慮したうえで港の中で釣りをしたり、淡水で釣りをすることは十分に可能な状況も多いのが事実です。

船で外洋の釣りとなると、かなり遠くに台風があり、一見何の影響もないように思えても実はかなり強いウネリが日本まで伝わってきていることもありますからね(-_-;)

台風や低気圧が接近していると聞くと、釣り人はマイナスのイメージが先行してしまいがちですが、実は魚の活性が上昇したり、魚にとって非常に大切な役割を果たしています。

今回はそういった部分を少し掘り下げて見ていきたいと思います。

台風や低気圧が接近すると、魚の活性は上昇する!

これは知っている方も多いかもしれませんが、基本的に魚は台風や低気圧の影響を受けて積極的に餌をとる傾向は間違いなくあると思います。

私が経験した最もわかりやすい例を交えながら話をしていきたいと思います。

一番美味しいのは、気圧が下がってきている段階!

基本的に、台風や低気圧は

  1. 接近してくる段階
  2. 真っ只中
  3. 去っていく段階

この3段階に分類できます。私の今までの経験上では、大雨による濁りで活性の上がるシーバスなどを除くと、

一番釣果が上がりやすいのが1番の台風や低気圧が接近してくる段階です。

こういった状況では、徐々に気圧が低下してきます。気圧が下がることにより、魚に掛かる水圧も当然低くなってきます。そうなると、魚は水中を積極的に泳ぎまわったり、浅い場所に上がってくるようになると言われることも多いです。

また、天候も雨や曇り空になることが多く、光量が少なることも魚の活性に良い影響を与えるので、そういったことも関係しているのかもしれません。

以前、低気圧が接近してきている状況で船のタイラバ釣りに出かけたことがあります。低気圧の位置などからウネリの影響を受けにくい場所を選んでの釣行でしたが、この時は今までに無いほどの魚の活性の高さでした。

途中からほぼすべての魚をリリースする展開になりましたが、

1人で30~40匹程真鯛を釣り上げることができました。船中の釣果では余裕で100匹を超えましたね(笑)

比較的誰でも釣果を上げやすいタイラバゲームですが、ここまで釣れることはあまりないので皆で驚いたことをはっきりと覚えています。

また、天候や季節などの影響に素直に反応するブラックバス釣りについても同様です。以前琵琶湖に通い込み、ブラックバスをヒントに魚の習性を使って釣果を上昇させる練習をしていた時がありました。

この時も、台風や低気圧が接近してくる状況で通うことができると、かなり高い確率で良い釣果に恵まれました。

 

琵琶湖には普段は回遊する時間が決まっており、岸から釣れるタイミングが限られている、この画像のような丸々と太った種類の違うバスが存在します。

この種類のバスが、台風直撃の日などになると40cm以上のサイズだけが1日中釣れ続いたり、初めてロクマルと呼ばれる60cm以上のブラックバスを釣り上げたのも低気圧が接近してきている状況でした。

また、ヒラメ等も同様で、低気圧の影響が出始めるかどうかといったタイミングで大型のヒラメがラッシュモードに入ったこともありました。

このように、台風や低気圧は魚の捕食行動に対し、良い方向に影響を与えることが比較的多いように感じています。



台風や低気圧の直撃は、水中の季節を適切に進行させる

これは意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

台風や低気圧がなかなか接近して来ない年は、魚の行動が陸上の季節とズレて進んでいることが多いです。しかし、一度台風が直撃し、去って行くとそのズレが解消されることがあります。

パターンがはっきり分かりやすい、ブラックバスの例

これも琵琶湖での話になるのですが、以前春から梅雨に季節が進んだ時、雨がほとんど降らない年がありました。梅雨前線が活発になることも、低気圧が直撃することもなくまとまった大雨がほとんど降らない状況が続いていました。その後、気象庁は例年とほぼ同じタイミングで梅雨明けを発表したのを覚えています。

しかし、どういうわけか普段夏になると釣れるスポットに全く魚が入って来ることがなく、普段釣果が出るはずのパターンが全く通用せず非常に悩んだことがありました。この時色々と試してみてわかったことがあります。

それは、どうやらまだ魚は春の動きを続けており、春の場所で春の特徴を持った個体が釣れ続けている事です。

この年はそのまま真夏になっても雨が少ない状況が続き、夏の場所になかなか魚が入ってきませんでした。

その後、秋になって非常に大きい台風が直撃したんですね。すると、どういうわけか春の場所にいた魚たちは夏を通り越し、本来いるべき秋の場所で急に釣れるようになったんですね。

青物やヒラメ、マゴチも同様のパターンが多い

ブラックバスに限らず、海の青物やフラットフィッシュも同様のパターンになることが多いです。今年も既にその傾向が出ており、実は少し気に掛けてはいます。

海の場合も、台風や低気圧が直撃したりかなり接近することで大雨になったり大荒れになると、水中の季節の進行が進みます。今年はそれがはっきりと実は出ていました。

今年の春先からのサーフは雨が少なく、ヒラメやマゴチの釣果が特に低調でした。例年であれば5月のGW頃になるとマゴチの接岸がかなり本格的になり、その後6月頃になると大型のヒラメも接岸してきます。

その後、真夏になるとマゴチ主体で小型のヒラメがポツポツと混ざるようになり、秋の本番を迎えます。

しかし、今年はいつになってもマゴチのまとまった接岸が見られず、釣果が高い状態で安定することがありませんでした。

その後、確か先月7月に低気圧か台風が通過し、イワシの接岸量が増えマゴチの釣果が上昇してきました。

また、マゴチに限らずニベやワカナゴ、カンパチなども揃って釣果が伸びてきました。

私の予想では、あと1~2回台風が直撃するとかなり面白い海の状況になると読んでいるのですが・・・。もし外れたらごめんなさい(笑)

このように、台風や低気圧と魚の行動には非常に深いつながりがあるんですね!

台風や低気圧のウネリと波が水質を良くする

また、台風や低気圧が運んでくるウネリと波は、水質に非常に大きな影響を与えています。

ただ夕立ちで大雨が降っても水質は良くならない

今年、台風や低気圧の直撃が少ないということを説明しましたが、これによると思われる影響がずっと出ていました。

それは、波打ち際の謎の泡と赤潮です。今年の春~初夏はずっと水質の悪い状況が続いており、それも影響してか様々な魚の釣果もいまいちパッとしない状態が続いていました。

何日か夕立があり、大雨も降って河川がかなり増水した時もありました。

しかし、海の水質はなかなか良くならず、ある程度日が経つと再び泡や赤潮が発生したり、水が茶色くなる現象が見られました。

こういった、台風や低気圧が直接的に影響しない夕立などですと、海に波やウネリはあまり起こりません。

すると、いくら陸上から新鮮な水が流れ込んできたとしても、それが波などの力でかき混ぜられることがないので、水質が良くなるように思えても実は良くならない状況が続くのではないかと思います。

実際、その泡などは台風が直撃した後に姿を消し、釣果も上昇してきました。

釣り人にとっては厄介な存在である高波やウネリも、自然にとっては非常に重要な役割があります。また、結果としてそれが魚にとって良い影響を与えています。

自然は本当に奥が深いなぁと思ってしまいますが、こういったことを考えていくだけもついつい夢中になってしまいますね(笑)

安全第一で釣りを楽しもう!

今回は、台風や低気圧が魚に与える影響、釣果との関係について説明しました。あくまで個人的な考えなので、実際の所は魚に聞いてみないとわかりません。

とはいっても、波の影響が出ない場所などを把握し、あくまでも安全を第一に考えた上で釣行すると、良い結果に恵まれることが多いのも事実です。普段サーフでヒラメや青物などを狙っている方は、海が荒れているからと言って諦めるのではなく、目先を変えて港湾で釣りをしてみたりすると、予想以上に魚がいることに気が付くはずです。

実質昨日もカンパチを釣り上げました!惜しくもマゴチと思われる魚はフックアウトしてしまいましたが・・・。

一週間前も同じように台風が停滞する中、港内でカンパチの釣果が出ました。

台風は厄介な存在ではありますが、うまく付き合っていくと釣果に繋げることのできる可能性も十分にあります。また、魚たちにとっては必要な物なんですね。

今回は気象と魚の関係について、簡単ではありますが解説をさせていただきました。

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