こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は伊豆半島の釣り場紹介をやっていきましょう。
今日は熱海市の熱海港海釣り施設で釣れる魚や釣り場の様子・水深・地形などを詳しく解説していきます。
熱海港海釣り施設は釣り公園として整備されたポイントで、釣り初心者の方でもお手軽に・安心して釣りが楽しめます。
釣り具のレンタルや釣り方のレクチャーなども受けられます。
これから海釣りに挑戦したい方や、旅行の途中で釣りをやってみたい方にもおすすめですね!
今回のポイント解説を参考に、今後釣行する際の役に立ててもらえたら嬉しく思います。
※釣り場は場合によって立ち入り禁止などになっていることがあります。その際は現地の表示に従って行動してください。
紹介する内容は主に取材当時のものになります。
熱海港海釣り施設の基本情報
- 開園時間
- 夏季(4月~10月)6::00~日没
- 冬季(11月~3月)7:00~日没
- 休園日
- 花火大会開催日は12:00まで開園
- その他月は第3水曜日休園
- 利用料
- 大人500円
- 小・中学生300円
- トイレ:あり
- 釣り具:仕掛け類の販売あり、貸し竿(1本2時間2000円)
- 駐車場:普通車500円
付近にはコンビニや飲食店もあり、周辺施設も整っています。
駐車場は釣り施設の南西側にあります。
利用時は駐車場料金のみ先払いになります(普通車500円)。
熱海港海釣り施設で釣れる魚
春
- キス
- アジ・イワシ・サバなどの小型回遊魚
- クロダイ
- マダイ
- メジナ
- メバル
- カサゴ
- アオリイカ
夏
- キス
- アジ・イワシ・サバなどの小型回遊魚
- クロダイ
- マダイ
- ブリ
- カンパチ
- ソウダガツオ
- サバ
- シイラ
- カサゴ
- ハタ
秋
- キス
- アジ・イワシ・サバなどの小型回遊魚
- クロダイ
- マダイ
- ブリ
- カンパチ
- ソウダガツオ
- カマス
- カワハギ
- カサゴ
- ハタ
- アオリイカ
冬
- アジ・イワシ・サバなどの小型回遊魚
- クロダイ
- メジナ
- カワハギ
- カマス
- メバル
- カサゴ
- アオリイカ
- コウイカ
おすすめターゲット・釣り方
アジ・サバ・イワシなどのサビキ釣り
熱海港海釣り施設では、サビキ釣りでお手軽に小型回遊魚が狙えます。
主に小アジや小サバ・イワシ類がメインで、時期によって釣れる魚は変化します。
足元から水深が確保されているので、岸壁沿いに仕掛けを落とすだけでも釣果が望めます。
根魚・底物釣り(胴付き仕掛け・ルアーなど)
海釣り公園の岸壁沿いは下が岩礁帯になっていて、カサゴやハタ・カワハギなどが狙えます。
根魚狙いの場合は身餌や小型のワーム、カワハギの場合はイソメなどでOKです。
広範囲をテンポよく釣り歩いていくのが釣果アップにつながります。
フカセ釣り
冬~春にかけての水温が低い時期はフカセ釣りが人気で、メジナをメインにクロダイも狙えます。
伊豆半島一帯がフカセ釣りの好ポイントとして非常に有名です。
暖かい時期は外道が多く、釣りにならないことも多いです。
青物・タイなど(カゴ・ショアジギング)
熱海港海釣り施設の岸壁は水深が深く、沖は航路になっていて少し掘れた地形をしています。
沖合を狙うことでブリやカンパチの幼魚が釣れたり、クロダイ・マダイなどの上物も狙えます。
その他シイラやソウダガツオなども回遊します。
熱海港海釣り施設の釣りポイント
- 海釣り施設堤防付け根
- 貸し竿エリア
- 突堤
- 堤防先端
上記のポイントを紹介していきます。
海釣り施設堤防付け根
海釣り公園として利用されている堤防の付け根、受付の裏で釣りをすることが可能です。
ここで釣りをする分には入場料は掛かりません(駐車場料金は必要です)。
取材時は真冬だったので、メジナ狙いのフカセ釣りの方が非常に多かったですね。
堤防の角付近以外は立ち入り禁止のバリケードが設置されているので、釣り座は限られています。
水深・地形
沖に向かって魚探影を行ってると、結果はこんな感じです。
岸から35mほどの地点で水深は13.5m~14mほどと深く掘れています。
沖合は差出底の場所がメインで、フラットな地形になっていますね。
少し手前にかけあがりが形成されていて、駆け上がりの斜面~岸沿いにかけては根が入っていて硬い底質になっています。
ゴツゴツした根も点在していますね。
岸壁沿いで6.5m~7mほどの水深になっています。
貸し竿ゾーン
受付を過ぎて堤防に入ると、堤防の手前側は釣り初心者の方向けの貸し竿ゾーンになっています。
道具を持ち込んで釣りをしたい方は一般コーナーで釣りをすることになります。
釣り公園には係員が常駐しているので、仕掛け選びや釣り方のアドバイスをしてもらうことができます。
釣り具やライフジャケットのレンタルが可能です。
水深・地形
魚探掛けの許可を貰い、貸し竿ゾーンかの水深・地形チェックを行いました。
岸から35mほどの地点で水深は約13.5mほど。
沖合は砂泥底になっていて、緩やかな斜面が形成されています。
斜面に入るとゴツゴツとした根が混じり、足元付近はかなりゴツゴツとした底質になっています。
投げ釣りをする場合は手前に仕掛けが寄ったら回収した方が良いですね。
この日はサビキ釣りでトウゴロウイワシがポツポツと釣れていました。
突堤周辺
貸し竿ゾーンから堤防の先端側に向かって歩いていくと、小さな突堤があります。
突堤は立ち入り禁止になっています。
この日は平日なのでガラガラでしたが、シーズン中は堤防先端~突堤付近を中心に釣り人が並びます。
根魚・底物を狙う時は突堤の脇を丁寧に狙ったり、ちょっとした変化を逃さずに釣っていきましょう。
水深・地形
貸し竿ゾーンと底質は似ていて、沖合は砂泥底、かけあがりの斜面~岸壁沿いは岩礁帯になっています。
水深はやや深くなり、岸から35mほどの地点で14.5mほどになっていますね。
堤防先端
堤防の先端はフェンスが張られていて釣りができません。
先端付近にはテトラが入っています。
テトラは沈んでいるものもあるので、海中の様子をイメージしながら釣りたいですね。
水深・地形
釣り可能エリアの先端付近から魚探掛けを行いました。
水深はかなり深くなり、岸から35mほどの地点で16.5m~17mほどに深く掘れた地形になっています。
注意点としては、根が入っている場所が堤防付け根側よりも沖に伸びているので、根掛かりやすくなっています。
かけあがりの斜面から手前にかけてはかなりゴツゴツした硬い底質になっているので、根魚やカワハギを狙うには良い地形です。
投げ釣りをする時は仕掛けを無くさないように注意が必要ですね。
堤防外向きは釣り禁止
堤防の外向きはテトラ帯が広がっていますが、完全立ち入り禁止です。
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