さてさて、今回はエギングやライトソルトゲームなどに使用されるショックリーダーを紹介。
バリバスから発売されている「Ti-Fショックリーダーシリーズ」
このショックリーダーはフロロカーボン製のリーダーなんだけど、表面にチタンコーティングが施されているというもの。
ちょっと気になったので1.75号と2号を購入し、エギングやライトソルトゲーム、ネイティブのトラウトゲームなどで釣行を繰り返してみた。
率直な感想として「根ズレした際にラインに傷がつき難い」という感じがして良い感じ。
釣り物によってはある程度の根ズレは避けられないものもあるので、そういった時の1つの選択肢としてチタンコートショックリーダーもおすすめかな!
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Ti-Fショックリーダーの特徴!
このチタンコートされた「Ti-Fショックリーダーシリーズ」。
実際の使用感としてどんな特徴があるのか、紹介していこう。
- チタンコートの感触:表面が非常にツルッツル!
- しなやかさ:しなやかなフロロカーボンリーダーと比べると張りは強め
- 引張強度:単純な引張強度、結束強度は平均クラス
- 根ズレに対する強さ:多少岩などのスレても傷自体が入り難い
簡単にインプレッションするとこんな感じで、使ってみて感じだ最大の特徴は「傷が入り難い」という事かな!
チタンコートの感触・質感
パッケージからTi-Fショックリーダーを取り出してすぐに気づくのが
表面がツルツルで摩擦が発生しにくい事。
簡単に言うならラインコート剤を吹きかけたような感じで、ツルッとしていて非常に滑りが良い。
ラインが根ズレしやすい岩場のポイントでトラウトを狙ったり、サーフエギングで使ってみたり・・・・。
多少ラインが擦れてもその摩擦の低さでライン表面が傷になるのを防いでいるのか、予想以上に好感触。
ただし、ショックリーダーを結ぶ時はちょっと注意が必要に思える。
特に摩擦系のノットを組む時、チタンコートで滑りが良い為、締め込みの際は他のショックリーダーよりもちょっと滑りやすい感じがした。
滑りやすい時は、編み込みの回数を少し増やしたりするなどして工夫した方が良いかな。
しなやかさ
チタンコートの傷のつき難さを活かすためか、このショックリーダーは最近のしなやか系のフロロカーボンリーダーよりもちょっと硬めの印象がある(エギングショックリーダーの場合)。
ラインはしなやかな物よりも、表面が硬いものの方がより傷が入り難いと言われているからね。
だからと言って癖が付きやすいという感じはなく、スプールから引き出した状態での直進性も悪くはない。
このあたりは耐摩耗性を重視した結果なのかもしれない。
Ti-Fショックリーダーの引張強度
実際の引張強度はどうなのか?
実際にTi-Fショックリーダーを結束し、その結束強度を測定してみた。
すると、引っ張り強度自体は平均的なフロロカーボンラインと同等レベルで、強いとされるグランドマックスシリーズなどよりは低い数値だった。
チタンコートの効果はあくまでのスレに対する強さであり、引っ張った時の強さは期待しない方が良いかな。
単純に引っ張り合いをするのであれば、やはりグランドマックスシリーズが強いね!
耐摩耗性
チョロっと紹介して来たとおり、このTi-Fショックリーダーの最大の良さは傷の入り難さ!
根ズレが発生しやすい釣りに使ってみると、傷の入り難さは一般的なフロロカーボンよりも明らかに優れている感じ♪
引張強度としては一般的なフロロカーボンラインレベルだが、傷に強いということで使い分けが出来ると思う。
ボトムを攻めるエギングや根周りを釣っていくロックフィッシュゲーム、ネイティブのトラウトゲーム等ではチタンコートのメリットは活きてくると感じる。
このチタンコートショックリーダーのツルツル感は個人的に結構いい感じなので、気になる方は使ってみてね。