こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は雨後の渓流へトラウト狙いで釣行していきました。
2日前にまとまった雨が降り、おそらく増水気味のはず・・・・。
夏場の高水温期は雨によって水温が程よく下がり、良型がボコボコ釣れることもあります。
しかし現在は4月という事で、水温が下がってしまうと逆効果になるパターンも。
雨自体はそこまで冷たくなかったはずですが、果たしてどんな釣行に?
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増水+濁りで魚のレンジが深く
本流筋はかなりの増水で釣りにならない感じなので、支流へ入ります。
狙いのポイントを見てみると、思ったよりも増水してますね。
釣り自体はできそうなので、とりあえずやってみましょう。
先発はDコンタクト50で様子を見てみます。
やや白っぽく濁りが入っていますが、透明度はある程度残っているコンディション。
とりあえず魚のポジションを知りたいので、流心~よどみまであちこち打ってみますが、平水時よりも明らかに魚の数が少ないですね(-_-;)
流れが当る瀬に魚は出ておらず、ちょっとした岩の裏の反転流など、流速差がある場所の深い位置に魚が潜んでいる感じ。
20分ほど釣り上がったものの、魚の反応は2~3回程度で、食わせることができませんでした。
ショートリップのヘビーシンキングミノーだと探り切れない感じがしたので、ここでルアーチェンジ。
以前購入したもののこれまで出番がなかった、シルバークリークミノーダイビングカスタムを使ってみることに。
水押しが強い河川用に購入したミノーですが、今日のコンディションには良さそうです。
まずは見える範囲でアクションの質や使用感をチェックし、遡行再開。
シルバークリークミノーダイビングはかなり高比重なミノーですが、泳ぎ出しは割と早く、かなりの強波動で泳ぎます。
アップストリームで使っても操作感は分かりやすく、浮き上がりにくさは非常に優秀ですね。
浅い場所では使いにくいですが、増水時にボトムを転がしたい時に良さげですな。
ただ巻きと軽めのトゥイッチで不規則な変化を与えつつ探っていくと、すぐにファーストヒット。
やはり、レンジはどの釣りでも大切ですね。
細かなルアーの波動やカラーはある程度適当でも良いですが、食い渋った時こそレンジはかなり釣果に影響します。
渓流ルアーゲームではトラウトのチェイスが見えることも多いんですが、一番良いのはチェイスさせずに一撃で食わせること。
チェイスしている時点で魚とルアーの距離が少し離れてたり、レンジが微妙に違うわけですからね。
このアマゴは前触れもなく、一撃で食ってくる気持ち良い食い方でした★
今日のパターンとしては、表層の速い流れを避け、一枚下のレンジに魚が集中している感じ。
パターンを掴むと、そこからは数分に1匹くらいのペースでポンポン釣れ始めました。
このポイントの最後に荒瀬があり、沈み岩の影にミノーをステイさせてネチネチとドリフトで探っていると、尺クラスのアマゴがドカンと食ってきました。
かなり流れが強い場所でドラグが出たんですが、おそらく口切れしてバラしてしまいましたね。
次はもう少し水量が少ないポイントの様子を見てみることに。
ポイント移動後はシャッドで
次は普段ほとんど水が無いような支流を狙ってみます。
ポイントに到着すると、結構増水していて雰囲気は悪くない。
かなり落差がある場所でイワナも時々釣れるんですが、どうかな?
落ち込みのスポットを打って行くような釣りになるんですが、やや増水しているので水深は深め。
ここはシルバークリークシャッド50Sを投入してみます。
先日お店で発見したルアーですが、やや軽めの比重。
引き抵抗がそれほど大きくなさそうな感じだったので、お試しで購入。
スポット狙いでは着水直後にしっかり潜行するルアーが使いやすいんですが、ヘビーシンキングミノーだとレスポンスが少し悪くて使いにくいことがあるんですよね。
アクションチェックをして何となくの使い方をイメージし、落ち込みの泡の脇や岩の隙間など、ピンスポットをトゥイッチ&ポーズで釣っていきます。
シャッドプラグはリップが水圧を受けるので、移動距離を抑えて誘いやすいのもメリット。
絶対釣れそうな場所は静かに上流側に回り込み、ダウンで丁寧に。
入渓した場所は魚の反応がありませんでしたが、10分ほど釣り上がっていくと魚の気配が急に出てきましたね。
このポイントでのファーストフィッシュは可愛いサイズでしたが、ガツンと良いアタリでしたね。
増水の影響で流心付近に魚はほとんどおらず、少し流れが緩む場所・ヨレている場所の水深1m~1.5mくらいの深さの場所に魚が溜まっている様子。
着水後は穂先を下げてグリグリとリールを巻いて一気に潜行させたり、工夫しながら釣っていくことで釣果が伸びました。
結局、このポイントで10本ほどアマゴをキャッチできました。
その後、帰り道に違うポイントのチェックをしてみましたが、こちらは若干の増水で釣りやすかったですね。
少し強めのアピール力が欲しかったのでジャクソンの奏を使って釣り上がりましたが、30分ほどで7~8匹くらい釣れたでしょうか。
サイズは20cmそこそこまででしたが、良いスポットではもれなく反応があったので、釣れ方としては良かったです。
もう渓流ルアーゲームはハイシーズンに突入した感じで、状況さえ良ければ20~30本以上釣れるような季節になりましたね★
渓流釣りは敷居が高いように感じるかもしれませんが、正直言ってキャストができて流れを読むことさえできれば、上流域の釣りはリアクションの釣りだけでもある程度釣れるので、下手な管理釣り場よりも簡単に釣れると思います。
渓流ゲームでは22ステラと19ヴァンキッシュの両方を使ってみましたが、個人的にはヴァンキッシュの方が使いやすいと感じています。
中・本流の釣りならステラでも良いですが、渓流ゲームのような巻き・ストップを繰り返す時はステラのような重厚感は私には不要なんですよね。
ヴァンキッシュやイグジストの方がピタッと止まるので、快適に使いやすいと感じます。
ショートレンジの釣りには密巻き機能の必要性もそれほど感じないですし。
使用タックル
- ロッド:シマノ カーディフNXS48UL-4
- リール:シマノ 19ヴァンキッシュC2000SHG
- ライン:DUEL アーマードF+Pro 0.4号+サンライン ブラックストリームプラズマ1.75号
- ルアー:ダイワ シルバークリークミノーダイビングカスタム50FS、シルバークリークシャッド50S、ジャクソン奏50など
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