ショアジギングのポイント・場所選びの基本を徹底解説!狙って釣るための要素とは?

ショアジギング ポイント

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は恒例のショアジギング講座をやっていきましょう。

今回のテーマは「ショアジギングで狙うポイント選び」について、釣果を上げるための基礎・基本を徹底解説。

ここでは普段毎日のように釣行を重ねて生活している私がショアジギング釣行の際に意識していることを紹介。

主な実績としては、静岡のサーフにてカンパチ(ショゴ)狙いのショアジギングにて「2か月弱ほど連続でボウズ無し」という結果を2020年に残している。

私の場合はデイゲーム主体の短時間釣行がメインであり、適当にポイントを選んでショアジギングをやっても安定して魚をキャッチするのは難しい。

なので魚の行動パターンを読んで戦略を立てる必要があり、ポイント選びにおいても基本的な知識を知っているかどうかは非常に重要。

ここで基本的な知識を覚え、今後の釣行時の役に立ててもらえたら嬉しく思う。

コンテンツ量としては多くなるが、どこよりも詳しく解説するのでしばしお付き合いいただけたら幸いだ。

ショアジギングにおける代表的なポイント例

まずはショアジギングが楽しめる代表的なポイントについて紹介していこう。

港湾部の堤防

まずは最もお手軽でショアジギング初心者の方にもおすすめなのが、港の中の堤防になる。

港 堤防

港の中は沖からの波をブロックしやすく、風や波の影響を比較的受けにくいので釣りやすいポイントだ。

一方で外洋からの潮を遮断されやすいので、状況によっては青物の回遊が少ないこともある。

港湾部の堤防でショアジギングをする時は、

  • 沖堤防の影響を受けにくい
  • 沖に向かって伸びている堤防
  • 堤防の先端や角
  • 沖からの潮が当たりやすい

このようなスポットを中心に狙ってみると良い。

逆に奥まった船溜まりなどは、よほど条件が良くないと魚が回ってこない可能性が高くなりやすい。

港湾部のショアジギングは主に小型~中型の魚を狙うのに適しており、外洋の潮がガンガン効く場所が好きな魚種や大型魚は狙いにくい場所も多い。

外向きの堤防・防波堤

防波堤 ショアジギング ポイント

港湾部よりも風や波の影響を受けやすくはなるが、潮通しが良くて青物の回遊が活発なことも多いのが外向きの堤防や防波堤になる。

若干足場が高い場所が多くなるが、サーフや磯などと比較すれば足場が良いので比較的釣りやすい。

地域によっては沖堤防への渡船が盛んな場所もあり、こういった場所は港内の堤防よりも好釣果の期待は高まる。

潮通しが良い防波堤や沖堤防はショアジギングで非常に人気があり、数釣り大物狙いまで時期によって楽しめるおすすめポイントだ。

サーフ

ショアジギング サーフ

ショアジギングはサーフでも成立し、私の出身地である静岡では釣り禁止の堤防が多い為にサーフのショアジギングがメインである。

サーフのショアジギングは波の影響を非常に受けやすく、少し海が荒れると釣りにならないことも多い。

基本的には外洋に面した潮通しが良いサーフが青物狙いのショアジギングでは有望になる。

また、サーフの場合は青物以外にもヒラメなどが狙える場所も多く、青物が釣れそうもない時は海底付近を探ってみるのも良い。

サーフは急深な場所と、サーフィンをするような波が立ちやすい遠浅の場所がある。

急深な場所の方が釣れる魚種の豊富さや回遊の安定度に優れていることが多い。

しかし、遠浅のサーフでもベイトフィッシュの接岸次第では青物ラッシュが起こることも普通にある。

サーフのショアジギングは潮通しさえ良ければ、時期によって小型魚~大型魚まで狙うことができる。

▼【関連記事】サーフのショアジギングの基礎基本を解説!

Rサーディン 釣果サーフのショアジギング入門!タックル選び・攻略方法を基礎から解説

テトラ帯・磯

ショアジギング 磯 テトラ帯

磯やテトラ帯は潮通しが良い場所が多く、どちらかといえば数釣りよりも良型狙いの釣り場として有望なことが多い。

足場が悪くて危険な事と、ヒットした魚の適切なコントロールができないと魚の取り込みができない可能性が高い。

なのでショアジギング初心者の方にはおすすめせず、主に中級者~上級者向きのポイントだ。

特に磯のショアジギングは大型のカンパチやブリ・場所によってはマグロなども狙えるので最近人気が高くなっている。

渡船で沖磯に行けば潮通しが抜群な一級ポイントを攻めることができるが、ヘビータックルを使用した釣り方がメインになりやすい。

ショアジギングにおけるポイント選びに必要な基礎知識

次に、ショアジギングにおいてポイント選びの際に覚えておくと役立つ「基本となる知識」から解説していこう。

潮通しを考える

青物は基本的には回遊魚になり、ある程度の範囲を自由に泳ぎ回って行動している。

ショアジギングでは狙えるのが岸近くのポイントに限られており、広い海の中では極わずかなエリアに限定される。

青物 ショアジギング 潮通し

なぜ青物が岸近くに回遊してくるかというと、基本としては「餌を捕食するため」であり、水深が浅くなりやすい沿岸部は落ち着いて生活するにはあまり適していないことが多い。

餌を捕食するために青物が沖合から差してきやすい代表的なポイントとしては、沖からの潮が当たる場所(潮通しが良い場所)というのが挙げられる。

潮通しが良い場所は沖からのフレッシュな潮が当たりやすく、餌となるベイトフィッシュが接岸する可能性も高く・それを追って青物も回遊しやすい。

潮通しを考えるうえでまずベースとなる考え方は「周りよりも突き出た場所・角になった場所」を選ぶと良い。

例えば、これは私の出身地である静岡の地形と代表的なショアジギングポイントである。

ショアジギング 潮通し

細かくいうとポイントはもっとたくさんあるが、典型的で分かりやすい釣り場をピックアップしてみた。

良く知られていて実績も高いポイントの地形を見てみると、半島状・岬状に突き出ているような場所が多いよね。

これは偶然ではなく、沖の潮がぶつかったり・潮が良く動く外洋に面したポイントの方が青物の回遊・供給量が多いことが影響している。

海流の流れ

潮通しが良いとされる沖に突き出たポイントはショアジギングでは有望だが、ここにプラスすると良いのが海流の流れになる。

海流、特に暖流の当たり方は魚の接岸に大きな影響を与え、魚影の濃さにも大きく影響している。

日本には黒潮(太平洋側)と対馬海流(東シナ海・日本海側)という2つの暖流が流れており、潮流がぶつかりやすい場所ほどショアジギングの好ポイントであることが多い。

青物 潮流 ポイント

特に大型の青物は海流が強く当たる場所の方が釣れやすいことも多く、静岡を例に挙げると特に伊豆半島の南側や御前崎周辺は毎年大型の青物が上がる。

また、暖流と寒流がぶつかる周辺も釣り場のポテンシャルとしては非常に高く、宮城~千葉周辺も好漁場として非常に有名。

こんな感じで、ショアジギングのポイント選びや釣り場開拓をする時は「潮通しが良くて海流がぶつかる場所」を優先的に選ぶのが基本になる。

釣り場・ポイントの水深と地形

何となく有望そうなポイントが選べて来たら、次はもう少し具体的に釣り場の地形を見ていく作業に入る。

これによって狭いスポットだったり、より有望な釣り場を見つけることが可能になる。

水深と青物の回遊

釣り場の水深については、青物の回遊にとってかなり重要な要素になる。

ショアジギング 水深 ポイント

基本的には水深が深くて急深な釣り場は

  • 魚の回遊の安定度が高い
  • 爆発力としてはやや低め
  • 朝夕以外の日中でも比較的釣りやすい

このような傾向があるように感じている。

水深が深い場所の方が水温・水質が安定しており、魚にとっては比較的快適に・安心しやすい環境なのかもしれない。

一方で水深が浅くて遠浅のポイントの場合は

  • 魚が居る時と居ない時の差が大きい
  • 魚が入ってきさえすれば比較的釣りやすい
  • 主に短時間にまとまって釣果が出やすい

このような傾向があるように思える。

遠浅の場所は餌を追い込んで捕食するには都合が良いが、逆に言うと落ち着いて生活するには向いていないのかもしれない。

安定してショアジギングで釣果を上げたいのであれば、浅い釣り場よりも水深が周囲より深い場所を優先的に選ぶ方がおすすめ。

適正水温と釣り場の水深

魚には適正水温というものがあり、これによって釣り場の水深を選び分けた方が釣果は必ずアップする。

青物というと夏を中心に釣れやすいイメージがあるかもしれないが、水温が必要以上に高くなると活性が落ちる魚種はかなり多い。

基本としては、水温は浅い場所の方が気温などの外部の影響を受けやすく、深い場所の方が一年を通じて水温が安定しやすいことを覚えておこう。

これによって青物の接岸・回遊状況というのはかなり影響を受けることになる。

例えば、イナダ・ハマチを狙おうと思ったら春~初夏・秋~初冬くらいの時期に海水温(海面付近の浅い場所の水温)が最適になることが多い。

青物 水温

つまり、春や秋になると岸近くの浅い場所に回遊しやすくなるが、夏は水温が上がりすぎるので沖の深場に落ちやすい。

一方で冬の場合も海面付近の水温が適正温度よりも低くなってしまい、沖の深場に回遊場所を移しやすい。

青物に限らず魚には生活しやすい水温があり、その範囲に入っている時は岸近くのかなり浅い場所でも釣果を上げやすい。

一方で真夏の高水温期に魚を釣ろうと思ったら、できるだけ水深が深くて水温が安定しそうなポイントを選んだ方が良いってことになる。

こういった水深と水温の関係について理解しておくと、魚の釣れ方の変化や季節の進み方によって「今後有望になりそうな釣り場」を予想しての釣行が可能になる。

魚種による習性

海水温によって釣果を上げやすい釣り場の水深が変わるのは紹介した通りだ。

これに加え、魚種によっても釣り場の水深による回遊の有望度には差があると感じている。

私の印象としては、サバ(中型以上)やシイラは他の青物と比較すると、水深が浅い場所では釣れにくい印象がある。

ショアジギング 魚種 水深

特にサバは水深が深い港湾部や急深サーフを中心に釣果が出やすく、遠浅なポイントでは回遊量が少なくなるように感じている。

一方でブリやカンパチ・サワラなどは水深が浅くても海水温が適正であり、ベイトフィッシュが接岸していれば遠浅なポイントでも十分狙えると考えている。

私がサバ狙いのショアジギングを行う時は、フルキャストした地点の水深が最低でも10mくらい。

出来れば15mや20mといった深場に届く場所を優先的に狙うようにしているぞ。

海図・海底図を探してみよう

ショアジギングのポイント探しの際、かなり強力な武器になるのが水深変化を示した海図になる。

「○〇(地域名)+海図」などのキーワードでネット検索をしてみると、運がいいと細かな海図が手に入ることがある(有料のものもある)。

海図を見れば釣り場付近の地形だったり、沖合の水深もチェックすることが可能だ。

これが分かれば、沖から魚がどうやって回遊してくるのかが何となくイメージ出来たり、魚が溜まりそうな場所の候補地がある程度絞れてくる。

ショアジギング 海図

私の場合はショアジギングに限らず、湖などで釣りをする時も可能な限り水深図を探し出し、これを目安に新規開拓をすることが多いぞ。

海底の変化の有無

ショアジギングに限ったことではないが、海底に変化がある場所の方が有望ポイントである可能性は高くなる。

また、変化のある場所は魚が釣れやすいスポットになり、重点的に狙う目安にもなる。

駆け上がりを見つけよう

最も海底の変化でベーシックなのが駆け上がりと呼ばれる地形変化。

駆け上がりは水深が急に浅くなったり深くなったりする段差・斜面のようなもの。

ショアジギング ポイント 駆け上がり

ショアジギングでターゲットとなる青物や底物自体もこういった変化に着く可能性も高いが、餌となるイワシなどの小魚も駆け上がり周辺に群れやすい。

駆け上がりの斜面は魚が回遊するルートになったり、斜面に身をひそめることもできる。

船に乗って魚群探知機を掛けてみると、駆け上がりの斜面に沿ってイワシが群れていたりする様子は非常に良く見られる。

釣り場に到着したら、まずは釣り場の水深や駆け上がりの有無などを見つけてみよう。

駆け上がりを見つける時は、ジグを海底まで落とし込んだら一定回数ハンドルを回したり・ジグをジャークさせてみる。

その後ジグを海底までフォールさせ、着底するまでのカウント(秒数)を数える。

この作業を沖合から岸際まで続けてみると、着底までのカウントが急に変わる場所があったりする。

こういう場所は水深が一気に変化する駆け上がりになっている可能性が高く、その周辺は丁寧に探る価値があるってこと。

根掛かりしそうな場所の地形を調査する場合は、フックを外した使い古しのジグやオモリ・根掛かりにくいワームなどを使ってみるのもおすすめだ。

ボトムマテリアル(底質)の変化

駆け上がりとともに有望なのが、ボトムマテリアルの変化だ。

堤防からのショアジギングであっても、岸近くは砂地であっても沖に根があったり、砂~石に変わっている場所があったりする。

こういう底質の変化している場所も魚が着く場所としては非常に有効なので、何も変化が無い場所よりは釣果が出やすいポイントになる可能性は高い。

魚種による習性

こういう海底の変化はない場所よりもある場所の方が有望なのは間違いない。

また、魚種によって海底の変化に対する執着度には違いがある。

例えば、ブリやサバなどは海底に変化が少ない場所であっても比較的釣果を出しやすい傾向がある。

カンパチ ショアジギング 釣果

一方でカンパチやヒラマサなどの青物や、ハタやヒラメなどの底物は海底の変化の有無にかなり敏感になる。

このような魚種を狙う時は、その変化している地点を集中的に・丁寧に探ることで釣果に大きな差が出やすい。

カンパチやヒラマサのショアジギングでは、青物狙いといっても適当にメタルジグを投げるのではなく、駆け上がりや根の斜面ギリギリを通してみたり。

経験を積んで上達してくると、狙った距離・誘いのタイミングで魚に食わせることも可能になる。

青物狙いのショアジギングは運で釣果が分かれると考える方もいるが、細かなことに気を使えるようになると釣れる魚の数は一気に増える。

ショアジギングのポイント選びのまとめ

ショアジギング 釣果 青物

ショアジギングにおける釣り場・ポイント選びの基本的なテクニックはこんな感じになる。

簡単に手順を紹介しておくと、

  1. 地図などを見て潮通しが良く・潮流がぶつかりやすそうな場所を見つける
  2. 釣り場の中でもより沖からの潮が入ってきそうな場所を優先的に選ぶ
  3. 釣り場の地形をチェックし・水深や駆け上がり・底質などの変化を探る(海図もうまく使うと良い)
  4. 釣れない時はベイトフィッシュの有無だけではなく、海水温の変化などを調べてみる

こんな感じで、広いポイントから徐々に狭いスポットを絞り込んでいくのが私の基本パターンになる。

同じ釣り場の中でも、ちょっとした潮のぶつかり方や水深の変化により、魚が集まりやすい場所とそうでない場所がハッキリわかれていることもある。

こういう時はより細かく釣り場の情報を把握し、魚が集まりそうな場所を絞り込んでピンスポットを狙っていく必要がある。

徐々に経験を積んで慣れてくると、今まで行ったことが無い釣り場であっても、何となく釣れそうな場所がスムーズに絞り込めるようになってくる。

そうなると運任せではなくキッチリ狙って魚が釣れるようになり、ショアジギングがますます楽しくなるはずだ。

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