こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は地磯へヒラマサ狙いで行ってきました。
予報では風速14m前後とかなり荒れるようですが、狙いたいスポットは追い風になる感じ。
これまでの経験上、良型ヒラマサが釣れる可能性は高いはずですが、果たしてどんな展開になったのか?
強い横風+潮が緩い展開
険しい山道や草むらを越えてポイントへ入ったんですが、かなり風が強い為、風が巻いていて本来追い風のベタ凪になるはずですが、横風が想定以上に強いです・・・。
横風が7~9mほど吹き付けていて、釣りにくい状況ですね。
しかし、魚にとっては活性が上がる条件が揃っているので、うまくやれば絶対に釣れるはず。
状況的に、ルアーのコントロールが非常に難しいことが明らかなので、安定感を重視してラフライドヒラマサチューン160Fをチョイス。
ラフライドヒラマサチューンはアクションがやや控えめな分、悪条件下でも動きが破綻しにくいのがメリットで気に入っています。
まずは、いつも流れのヨレができるスポットから狙っていきますが、若干向かい風気味になっている場所なので、波はザバザバ。
いつも釣りをする釣り座に降りることができず、高い位置からしか釣りができません。
潮の状態からチェックしていきますが、いつもなら潮が利くタイミングのはずですが、微妙に流れている程度・・・。
最近よくあるパターンで、なぜが中潮や大潮周りでも全然潮が動かない日が多いです。
潮さえ動けば怪物クラスのヒラマサがやってくる可能性も十分なポイントですが、これはちょっと苦戦しそうかな?
波しぶきを被りながら釣りをしますが、20分ほど釣りをしてノーバイト。
今日のような状況では、10投以内に反応が出ることも普通なので、やはり少し気難しいパターンかもしれないですね。
時間が少し経つと、波が強くなってきてしまったので、隣接している別の釣り座に移動することにしました。
潮が緩い中でブリ・ワラサ連発モード!
若干波を避けられるスポットに移動しましたが、沖の方に鳥が飛んでいて、何かしらのベイトフィッシュは居るようです。
しかし、潮は相変わらずあまり動かず、ベストな状態には遠い感じです。
しかし、風波である程度活性が上がるのは間違いないので、丁寧に釣りをします。
沖に伸びた馬の背周辺を重点的に狙っていくと、しばらくしてバイトが!
1発目のバイトはフッキングできませんでしたが、どうやら魚は入ってきたようです。
横風が強くてキャストできる範囲が限られていますが、高実績な馬の背周辺がちょうど狙えるので、可能性はありそうですね。
最初のバイトからしばらくすると、再び馬の背の上でチェイス。
今度はしっかり巻き合わせでフッキングに成功しましたが、一回でも反転されるとラインブレイクされてしまいます。
ショートポンピングで強引に引き寄せますが、引きの感じからしてヒラマサではないですね。
しかし、重量感は結構あり、悪くないサイズのはず。
波のタイミングを計り、ズリ上げて無事キャッチしました。
結構な重量感の通り、釣れたのはブリでした。
8kg中盤~後半ほど、長さはジャスト1mくらいでしょうか。
ブリとはいえ、このサイズになると重量感が結構出てくるので、やり取りが楽しかったですね!
すぐにリリースし、ヒラマサを狙います。
その後も潮はあまり動かず、ヒラマサ狙いには少し流れが弱い状況が続きます。
しかし、ブリ系青物はヒラマサよりも潮が緩くても活性が上がりやすいので、ワラサ・ブリ狙いには悪くないコンディション。
連発の予感は的中し、その後はワラサが連発しました。
馬の背にベイトフィッシュがついているようで、スポットに入ると数匹でチェイスしてきて何度も追い食いしてきたり。
沖の方にはずっと海鳥も飛んでいたし、中層~ボトム付近に小魚が居るんでしょう。
ワラサは飽きないペースでポコポコ釣れたんですが、本命のヒラマサが釣れずに時間が過ぎていきました。
若干潮が動き出して・・・
ワラサを釣って時間が経ち、若干潮が流れてきました。
本来の状況よりも流れは全然弱いですが、釣り開始時よりも良いはず・・・。
これまではワラサの反応ばかりですが、私の見立てが正しければ、絶対にこの馬の背のピンスポットにヒラマサが来るはず。
ルアーはローテーションせず、ラフライドヒラマサチューン160Fを投げ続けます。
途中で反応が無くなる時間がありましたが、またしばらくするとバイトがあり、これまた良い重量感です。
ドラグはほとんど出ませんが、重たい感じでズンズン引きますね。
最初に釣れたメータークラスのブリより少し小さいですが、8kgあるなしの結構肥えたワラサ~ブリサイズを追加しました。
数的には十分釣れて満足ですが、ヒラマサが1本欲しいです。
ここまでブリ系青物ばかりだと、ヒラマサが来ないんじゃないかと思い始めてしまいますが、これまでの自分の経験と勘を信じ、移動は一切しません。
すると、さらに潮の動きが明確になってきて、ヒラマサが釣れる可能性が高くなってきました・・・!
その後もしばらくこのスポットを狙い続けていると、沖の方でチェイス!
2~3回ほどバイトが出たもののフッキングせず、少し細かく誘って変化を出すと本気食い。
巻き合わせでフッキングを入れると、これまでのブリ系青物よりもパワーのある突込み!
これは本命の感触ですが、馬の背+シャローエリアなので、ショートポンピングで一気に勝負。
できるだけ水面を滑らせるようにファイトして寄せることに成功しましたが、見えてきたのは平べったい魚体。
やったりました。
最後に良く肥えたグッドコンディションなジャストメータークラスのヒラマサをキャッチ。
8.5kg前後ですね。
横風が強くて非常に釣りにくい状況で狙える場所が狭かったですが、自分の勘を信じてキャストを続けて良かったです。
この1本はサイズ以上に嬉しかったですね!
ラストに良型ヒラマサを釣ることができたし、これにて撤収することにしました。
今回の釣行では、固定カメラを含めた2台で撮影しているので、険しい根周りでの良型青物とのガチンコファイトの様子もしっかり収めることができて良かったです。
使用タックル
荒れたコンディションでは、ラフライドヒラマサチューンがやっぱり頼りになりますね!
最後に良いサイズのヒラマサに出会えてホッとしました。
- ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/4
- リール:シマノ 21ツインパワーSW10000HG
- ライン
- メインライン:よつあみ エックスブレイド フルドラグ 5号
- スペーサー:バリバス キャスティングPE SMP 10号
- リーダー:サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 100LB
- ルアー:ダイワ ラフライド ヒラマサチューン160F