12月13日更新分 爆風の地磯でヒラマサ連発!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は地磯へヒラマサ狙いで出撃しました。

先日のヒラスズキ釣行は撃沈してしまったので、今回はしっかり本命をキャッチしたいところ。
予報では横寄りの風が11mほど吹き付ける厳しいコンディションになりそうですが、風自体は魚の活性を上げるので、うまく利用したいですね。

果たして悪天候が予想される地磯釣行はどんな展開に?

到着直後に時合い発生!

今回は朝マズメの終わり頃が一番潮が効いて良い条件になりそうだったので、少し早起きをして出撃です。

予報通り風はかなり強く、8m~11mくらいの横寄りの風・・・。

帽子を飛ばされないように注意しつつ、準備をして釣り開始。

今日の先発は、パームスのラッシュダイブ160ですね。
風は強いですが、波はそこまで高くないので、釣り自体は可能です。

ラッシュダイブはそこそこの安定性がありつつ、トリッキーなイレギュラーアクションが楽に出せるので、ダイワのダイブスターなどと並んでお気に入りです。

潮は良い具合に流れていて、釣れそうな気配はありますね。

この状況であれば、魚が居れば割と早い段階でアタリが出る気がします。

横風をうまく使いながらドリフト気味に探ったもののアタリが無いので、少し角度を変えて向かい気味に風が当る角度でキャスト。

手前にかけあがりがあるので、足元までしっかりと丁寧に探る・・・。

すると、角度を変えた1投目、足元でいきなりバイト!

しっかりとフッキングに持ち込み、斜面に擦れないように高速のやり取りで制御してキャッチ。

ヒラマサ

3kg弱くらいの小型でしたが、見立て通り釣り開始数分でヒラマサをキャッチできました。
ショアプラッギングの釣りの精度もかなり高くなり、何となく狙って釣れる状態になってきています。

すぐにリリースして釣りを再開します。

潮が緩くなり、反応が薄い

釣り開始時はそこそこ潮が流れていて釣れそうな気配が濃厚だったんですが、期待に反して徐々に潮が緩くなってしまいました。

このポイントはもともと潮の流れが少し読みにくい傾向があり、潮汐通りに動かないパターンに当たることがあるんですが、今回はまさにそんな感じですね・・・。

本来なら潮がもっと効くはずなんですが、微妙に流れている程度です。

とはいっても風は吹いていて海面はバチャバチャしているので、可能性が無くなったわけではありません。

しばらくラッシュダイブで釣りをしていたんですが、風波でコントロールしにくくなってきたので、ここでルアーローテーション。

今度はバレットダイブの170を使います。

ラッシュダイブよりもイレギュラーアクションが少し控えめで動きがマイルド、アクションの安定性が優れています。

バレットダイブの替えたことで遠投性能も高まり、釣りはしやすくなりました。

遠投性能を活かし、向かい寄りの風に当てるような使い方をしたり、工夫して釣っていきます。

ベイトフィッシュの気配があまりなく、海鳥も全く居ないし、ダツなどの他の捕食者も全く居ません。
こうなってしまうと、青物が群れでやってくる可能性はかなり低くなるので、単独行動の居着きの魚を拾うしかありませんね。

単独で岸近くの地形変化をフラフラしている魚に当てるため、休憩はせずにルアーを投げ続けます。
人によっては集中できなくて嫌になる釣り方かもしれませんが、個人的にはいつ釣れるか分からなくてワクワクするので、ボイルが出ているような状況よりも楽しかったりします。

バレットダイブに替えて30分以上が過ぎたでしょうか。

ややドリフト気味に横風に当てながら優しくルアーを操作していると、水面が「ボシュッ」と炸裂!
巻き合わせを入れて無事ヒットです。

横に走られると結構嫌な立ち位置でしたが、最近使い始めているリールはツインパワーSW1000HG。
これまではメインで使っていたのが14000番のエクストラハイギアだったので、わざとギア比を落としました。

これにより、険しいポイントでのやり取りに余裕が生まれ、ショートポンピングの安定感がかなり向上。

一切主導権は与えず、水面直下を滑らせるような感じで寄せて素早く・確実にキャッチ。

地磯ヒラマサ

3kg台のヒラマサでしたが、良いコンディションでしたね!

その後は更に風が強くなってきてしまい、バレットダイブでも少し釣りにくい状況になりました。
そこで、ルアーを更に安定感のあるものにローテーションして対応します。

次に使うのは、ラフライドヒラマサチューン160Fですね。

バレットダイブよりもダイビングする性質が強めで、波気立つ状況下でも非常に安定したスイミングを見せてくれます。
操作感も軽いので、波を受けても軽快に使えるのが大きなメリット。

ラフライドヒラマサチューンに替えたことで安定感が増し、十分釣りがしやすい状態を確保することができるようになりました。

相変わらず潮は止まる寸前ですが、もう1匹くらい釣っておきたいです。

これといった時合いが無い中、寒さに耐えながら釣りを続けていると、忘れたことに待望のバイト!

合わせを入れると元気な突込みがあり、これもヒラマサで確定ですね。
先ほどの個体よりも大きそうですが、そこまでの強さはありません。

しかし、足元に非常に大きな岩がゴロゴロ転がっているので、反転されるとブレイクします。

油断せずに一気に寄せて魚に外の空気を吸わせ、抜き上げ体制へ。

ヒョイっと抜けそうなサイズに思えましたが、いざ抜こうとすると結構重たいです。
少し気合を入れ、強めにリフトして無事キャッチ。

ヒラマサ

釣れたのは超美形の極太ヒラマサでした。
長さは70cm台中盤~後半くらいですが、明らかに5kgは越えてますね。

今年釣り上げたヒラマサの中でも一番のコンディション。
非常に綺麗で真ん丸でした。

これは完全に美味しそうなので、持って帰って食べてみようか迷いましたが、山道を越えるのが大変なので結局リリース。

ラストの満足の綺麗なヒラマサが釣れたので、今回はこれにて撤収することにしました。

横風爆風のコンディションでしたが、ダイビングペンシルのローテーションで対応できたので良かったです。
1匹くらい大型が釣れるかと思ったんですが、そう簡単にはいきませんでしたね。

また、使い始めたツインパワーSW10000HGの110cm前後の巻き取り量は私にとってまさにピッタリ。
抜群の使い心地の良さでやり取りの安定感も大幅アップ、心強い武器になりそうです!

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/4
  • リール:シマノ 21ツインパワーSW10000HG
  • ライン
    • メインライン:よつあみ エックスブレイド フルドラグ 5号
    • スペーサー:バリバス キャスティングPE SMP 10号
    • リーダー:サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 100LB
  • ルアー:パームス ラッシュダイブ160、DUEL バレットダイブ170、ダイワ ラフライドヒラマサチューン160F

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