こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は今年になって全く様子を見ていなかったエリアへメッキ調査へ行ってみることにしました。
去年はそれほどメッキが釣れた思い出は無いんですが、地形的にはメッキ釣りに良さそうなので、可能性はあるはずです。
毎回同じような場所で釣りを続けても飽きてきますから、冒険もしないと!
時期的にはサイズ・数のバランスが揃いやすいメッキハイシーズンなので、まぁ何とかなるでしょう。
果たしてどんな釣行になったのか?
ボトムに沈むメッキ
状況が全く分からないので、最初は1mくらいまでのレンジをミノーで流していきます。
カウントダウンエリート55のストップアンドゴーをメインに、魚の有無をチェックしていきます。
水深が浅いスロープ周りなどをはじめ、ちょっとしたミオ筋や捨て石の周りなど、地形変化のある場所をランガン。
魚が居れば何かしらの反応があっても良さそうなものですが、チェイスすらありません。
時々ベラっぽい茶色い魚がミノーにアタックしてくるだけで、全くフッキングせず・・・。
ベイトの姿も見えないので、ここは狙い方を変える必要がありそうですね。
所々に海藻が生えていて根掛かることがあるので、ここはワームで。
デュアルビーム+デルタマジックヘビー5gの超鉄板のセッティングを使います。
浅いレンジには魚の気配が無かったので、次はボトムワインドで。
しっかりとワームを着底させたら、2~4回ほどスローに誘い上げ、テンションフォールでワームを手前に滑らせるように落とします。
このパターンでランガンを開始すると、ミオ筋の少し深くなっている場所でバイトあり!
合わせを入れるとスピーディーな突込みがあり、これは本命の感触です。
やりました、良いサイズのロウニンメッキでしたね。
ロウニンアジはメッキの中でも体高があるので、かなり強く引きます。
この魚の後ろに何匹か追尾してくる姿を確認したので、リリースしてすぐに同じ場所へキャスト。
再びボトム付近の深いレンジを探ると、数投目でまたバイト。
今度は突込み自体はそれほど強くありませんが、スピード感がある横引きです。
種類が違うメッキの予感がしましたが、上がってきたのは・・・
背中のブルーが美しい、カスミアジのメッキでした。
カスミアジはあまり釣れないので、ちょっと嬉しい。
その後はギンガメアジのメッキを数匹キャッチし、反応が無くなったので次のポイントへ移動してみます。
海藻周りのシャローエリアで五目釣り!
次にやってきたのは、最初のポイントよりも水深が浅く、砂泥底の中に海藻エリアがある小規模な漁港です。
ここは冬になるとメバルが釣れるんですが、メバルにはまだ時期が早いかなぁ。
メバルの実績場が駐車場からすぐのところにあるので、ちょっと注意深く海中を見ていくと・・・
水面から2mくらいの場所にホバリングしているメバルを2匹発見!
まだ水温が高いので、周囲には青や黄色の熱帯魚のような魚が沢山居るので、なんか不思議な光景です。
どう見てもあれはメバルなので、ちょっと狙ってみましょう。
デイゲームなのでリアクションの釣りが効きやすいはずですから、ワームはそのままデュアルビームで。
水深が浅い場所なので一旦ボトムまで沈め、プレッシャーを掛け過ぎないように、少し離れた場所から誘ってみます。
最初はワームに無反応でしたが、少しずつ距離を詰めていくと急に捕食スイッチがオンに!
最初のバイトはフッキングできませんでしたが、追い食いさせて無事ヒットです。
やりました、今シーズン初のメバルをゲットです★
今年は海水温が高くて季節の進行が遅かったので、まだメバルは釣れないと思っていました。
大したサイズではありませんが、この1匹は嬉しいですね!
すぐにりリースして次を狙いましたが、もう1匹のメバルはショートバイトに持ち込むことはできたものの、フッキングミスで釣れず。
少し奥の方に歩いていき、捨て石が入っているスポットを狙ってみます。
小さめの石が岸壁際に積まれていて、ワームをダートさせると茶色い魚が飛び出してきた!
可愛いサイズのクロホシフエダイが釣れました。
一瞬の突込みはかなり強い魚で、大きくなるとドラグがガンガン出されます。
カスミアジ・メバル・クロホシフエダイと言い、今回は普段あまり釣れない魚が色々釣れてますな。
その後反応が無くなったので、ちょっとした防波堤的な場所へ行き、沖のミオ筋を狙います。
少し沖の方に小さなイワシっぽいベイトフィッシュが集まっていて、生命感は非常にありますね。
周囲にはダツっぽい魚が浮かんでいます。
ダツはラインを切ってくるので無視し、ボトム周辺をライトワインドで探ります。
1キャストずつ移動しながら探っていくと、誘い上げで「ゴツン」というバイトが何度かあり、巻き合わせでヒット。
結構良い引きなので、これもメッキっぽいです。
引きを堪能しつつ抜き上げてキャッチすると、これは・・・
いつも釣れるメッキとは違う、レアメッキですね。
調べてみると、マルヒラアジというらしいです。
ギンガメ・ロウニン・カスミアジよりも更に体が薄っぺらい感じです。
すぐにリリースして釣りを再開すると、色んな種類のメッキが入り乱れているようで、ギンガメアジやロウニンアジも普通に釣れました。
サイズは23cm~26cm位とそこそこあり、ライトゲームでは十分楽しい大きさが揃いましたね。
既に十分な釣果が出たので、来た道を引き返しながら沖の深く掘れている場所を狙ってみると、なんか変な引きが。
引き自体は結構強いですが、これまでのメッキよりもダッシュしない感触・・・。
「何かな?」と思って寄せてみると
今度はイトヒキアジでした。
イトヒキアジが群れていたのか
もう1匹、小型のイトヒキアジを追加。
イトヒキアジもメッキ系の魚の1つになると思いますが、今日は色んなメッキがよく釣れるな。
もうこれ以上は無いだろうと思いつつ、ラストスパートで釣っていくと、これは・・・
さっき釣ったマルヒラアジに似ていますが、背中のヒレも長いレアメッキ。
どうやらテンジクアジというらしいです。
その後、テンジクアジとマルヒラアジが1匹ずつ、良型ロウニンアジがポツポツ釣れ、これにて終了することに。
毎年楽しんでいるメッキゲームですが、ここまで1釣行で色んな種類が釣れたのは初めてでしたね。
釣行時間自体は2時間チョイくらいでしたが、大満足です。
- ギンガメアジ
- ロウニンアジ
- カスミアジ
- イトヒキアジ
- マルヒラアジ
- テンジクアジ
今回は6種類のメッキを釣ることができました!
初メバルも釣れたし、あまり様子見していなかったエリアに来て良かったです。
まだケガをした指の固定が外れるまでには時間が少し掛かるので、ライトゲームメインで遊ぼうと思います。
使用タックル
日中のライトゲームで色々釣りたいなら、とりあえずはデュアルビームでライトワインドをやっておけば、何かしら釣れます。
これまで色んな魚を1000匹以上は軽く釣ったと思いますが、非常に使いやすくておすすめです。
- ロッド:ダイワ 月下美人EX 68L-T・Q
- リール:シマノ 23ヴァンキッシュC2000SHG
- ライン:ダイワ 月下美人UVF 月下美人デュラヘビー×4+1+Si2 0.3号、サンライン ブラックストリームプラズマ 1.75号
- ルアー:ラパラ カウントダウンエリート55、ダイワ 月下美人デュアルビームなど