ロッド・リール用おすすめコーティング剤・選び方を徹底解説!

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リール コーティング 効果

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はロッドやリールに使うコーティング剤の選び方や、おすすめアイテムを紹介していきます。

コーティング剤を使うことでタックルの表面に保護膜を作り、汚れや潮によるダメージを防ぐことが可能になります。
特に、過酷な環境やタックルが汚れやすい釣りをする方にメリットが大きいですね!

今回の解説を参考に、自分に合ったコーティング剤を見つけてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

コーティング剤の価格・コスパの違い

ロッドやリールに使うコーティング剤には色々種類があります。
大容量で安価なものから、容量は少ないのに何千円するものまで様々。

価格の違いに関して言えば、価格によって使用されている成分やグレードに差があり、高級なものの方が使用感は上です。

高級なコーティング剤ほど、

  • コーティングの塗膜がより強固で傷などに強い
  • 劣化しにくく、一度施工すると長持ちする
  • 撥水作用などが強く、汚れなどから強力に釣具をガードしてくれる

こんな感じで、コーティングの効果や持続性の面で差があります。

簡易的なコーティング剤は数回程度の釣行で落ちるものもありますが、持ちが良いものは半年・1年・2年・3年など、かなり長期にわたって効果が持続するようになりますね!

コーティング剤の効果・メリット

艶出し

コーティングを施工することで、表面がツヤツヤ・ピカピカになって光沢が出せます。
特に鏡面加工のリールやロッドのブランクスなどは見た目が綺麗になりやすいですね。

防汚・撥水効果

表面にコーティングの塗膜ができることで、汚れが直接付着することを防止できます。

これにより、リールやロッドの表面に汚れが付着しにくくなりますし、たとえ汚れた場合でも簡単な水洗いで綺麗にしやすくなるメリットがあります。

ロッド コーティング 効果

実際にガラスコーティングを施したロッドに水を掛けるとこんな感じになります。
しっかりと水を弾いていて、メンテナンスが明らかに楽になりますよ!

小傷を埋める

特にガラス系のコーティング剤は、リールやロッドの表面にガラスの強固な膜を形成することが可能です。
これにより、薄い線傷などを埋めることができ、傷を目立たなくする効果があります。

ただし、岩にぶつけたような深い傷などを消すことはできませんので、あくまでも表面の薄い傷が対象です。

塩害・腐食防止

ロッドやリールのガイドなどは、海水によって多少なりとも腐食していきます。

タックルの表面にコーティングの膜を形成することで、簡単な水洗いでも金属部分の腐食を防ぎやすくなりますね!

低摩擦化

ロッドのブランクスやガイドリングなどにコーティングを施すことで、表面がツルツルになり、汚れも付着しにくくなります。

これにより、ラインがブランクスに張り付いたり、仕掛けの投入・キャストを繰り返した際のラインの劣化を防ぐ効果も期待できます。

デメリット

コーティングの劣化

コーティングの効果は永久ではなく、耐久性はアイテムによって一時的なもの~数年程度まで様々です。

安価なものや施工が楽なものは全体的に耐久性は低く、コーティングの施工頻度が高くなりやすい傾向にあります。

乾燥までの時間

コーティング剤は速乾性のものもありますし、完全乾燥まで1か月ほどを必要とするものもあります。

乾燥時間はコーティングの耐久性とリンクしている部分があり、速乾性のものの方が手軽に使えますが、コーティングの劣化も早いものが多いです。

駆動部の使用不可

コーティング剤はどこにでも使えるわけではなく、リールのベアリングなどに付着してしまうと、本来の性能が発揮できなくなるので要注意。
また、大量に塗布してリールのシャフトや内部に入り込んでしまうのもNGです。

コーティング剤の素材

フッ素・樹脂など

フッ素や樹脂系のコーティングは、比較的安価でお手軽に試せるのが大きな特徴です。

表面がツルツルになって滑りが良くなるメリットがある反面、耐久性は低いですね。
早いものでは1釣行ほどで効果が薄れてきますし、数釣行ほどで劣化がかなり目立ちます。

簡易ガラスコーティング

釣具用のガラス系のコーティング剤の大半がこれに該当します。
フッ素や樹脂系のコーティングよりも長持ちする傾向があり、1か月~半年ほど持つものが多い印象です。

フッ素・樹脂系のものよりもツルツル感は控えめですが、防汚や塩害などを防ぐ効果は強いです。

価格はやや高くなりますが、性能・使いやすさとのバランスに優れていて無難に使いやすいものになりますね!

本格ガラスコーティング

一部の高価なガラスコーティング剤では、本格仕様のガラスコートが施せます。
価格や乾燥時間などの面では不利になりますが、塗膜の硬さや耐久性は抜群で、1度の施工で3年ほど持ったりします。

ハイエンドタックルを使用する方や、釣行頻度が高い方・過酷な状況で使用するタックルにおすすめですね!

コーティング剤の種類

スプレー・液体

最も無難で使いやすいのが、スプレータイプのものや液体のコーティング剤ですね。
薄く延ばして使うことができるので、無駄に消耗することも少ないです。

ムース

ムースタイプのコーティング剤は泡になって出てくるので、スプレー・液体のものよりも施工箇所が目で見て分かりやすいです。
ロッドのガイド周りなど、狭い場所を丁寧にコーティングしやすいですね。

一方で液体タイプと比較すると、伸びがやや悪い傾向にありますし、コスパの面では少し劣りやすいかな。

不織布含浸

ウェットシートのような感じで、布にコーティング剤を浸したタイプもあります。
お手軽に使用できる反面、使い捨てになるのでコスパは悪く、私としてはあまりおすすめしません。

ロッド・リール対応おすすめコーティング剤

AZ(エーゼット) CCT-001

AZのCCT-01は、もともとは自動車用のガラスコーティング剤ですが、金属・樹脂パーツ問わずに使用することができ、ロッドやリールのコーティングにも対応します。

なんといってもコスパが良く、ガラスコーティングをとりあえず試してみたい方におすすめです。

簡易的なガラスコーティングになるので、耐久性はそれなりで1か月前後が平均です。
しかし、お手頃価格な上に容量が非常に多いため、気兼ねなくガンガン使うことが可能ですね!

インクスレーベル タックルエリクサー

インクスレーベルのタックルエリクサーは、タックルの洗浄・簡易ガラスコーティングが同時にできる優れもの。
ロッド・リール・ルアーなど、基本的には何にでも使えます。

価格も平均的で、汚れたタックルを綺麗にメンテナンスしつつガラスコートができ、使いやすさ抜群ですね!

ゼウスクリア シラザン50 ロッド/リール用

ハイエンドタックルを使う方や、過酷な状況でタックルを酷使する方におすすめなのが、ゼウスクリアのシラザン50ですね。
本格的なハイエンドガラスコーティング剤になり、私も使用しているおすすめアイテム。

ロッド・リール・PEラインなどに使用でき、平均3年の耐久性を持つ最強のガラスコートが作れます。
他社の一般的なガラスコートとは素材に違いがあり、塗膜の強度はトップクラス。

価格はかなり高いですが、持ちの良さやコーティング剤の伸びの良さはかなり優れているので、見た目以上にコスパは良いと思います。

使用可能まで1日、完全乾燥までは1か月掛かりますが、どうせ使うなら良いコーティング剤が欲しいという方にイチオシですね。

▼詳しい使用感解説は【ゼウスクリア シラザン50ロッド/リール用徹底インプレ】を参考にどうぞ

SHIELD AquaShield 釣具用

AquaSieldはコスパに優れた一般的なガラスコーティング剤になります。

200ml入りで気兼ねなく使いやすく、フッ素や樹脂系のコーティングでは少し物足りないけど、他社のガラス系コーティング剤は少し高くていきなり手を出すのはちょっとな・・・。
という方におすすめですね!

MTCW インフィニティ

リールのカスタムパーツ・メンテナンスオイルなどを扱っているMTCWのinfinityは、簡易的なガラスコーティング。
やや高級なコーティングになりますが、特に鏡面仕上げのリールとの相性が良く、かなりツヤツヤ・ピカピカになりますよ!

耐久性は平均6か月です。

ボナンザ ワンタッチ50

ボナンザのコーティング剤は、フッ素系のものになります。
施工後はカラ拭きしてから使用します。

ワンタッチ50は乳液タイプのコーティング剤で、1000円前後で購入できてコスパも良好ですね!

耐久性は高くありませんが、頻繁にロッドの手入れをする方や、それほど使用頻度が高くない方には使いやすい超定番アイテムです。

ボナンザ セレクト50

ボナンザセレクト50は、液体ミストタイプのフッ素コーティング剤。
乳液タイプと同様、薄く塗布した後はカラ拭きしてから使用します。

乳液タイプとは好みになりますが、ミストタイプの方がより薄くのばしやすいかな。

ボナンザ スプレーPRO-100

ボナンザのスプレーPRO-100は、ムースタイプのフッ素コーティング剤。
これもカラ拭きしてから使用します。

価格は1000円台中盤~後半ほどで、ムースタイプが好きな方にはおすすめですが、特にこだわりが無ければどちらかというと乳液・ミストタイプの方がコスパも良くて使いやすいかな。

ボナンザ ロッドメンテ100

ボナンザのロッドメンテ100は、これまで紹介したボナンザシリーズとは違い、カラ拭き不要の簡易型フッ素コーティング剤。
その名の通りロッドに使用します。

耐久性は落ちますが、速乾タイプなのでお手軽にフッ素コーティングができてツルツルになります。

ダイワ ロッドガードⅡ

ダイワのロッドガードⅡは、ロッド専用の樹脂系コーティング剤ですね。
ワックス成分をしっかり含んでいる為、撥水効果を重視したコーティングになります。

ラインのブランクスへのベタ付きを抑えたい方に特におすすめです。

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