さてさて、今回は根掛かり多発ポイントや初心者の方におすすめなメタルジグを紹介。
amazonで売っている激安ジグシリーズをインプレッション!
この手のジグは何種類かあるんだけど、使い比べて見て最もベーシックで汎用性が高いものを今回は紹介。
5個入りで1000円台前半~中盤位で購入できる(重さによって多少違いあり)のジグなんだけど、果たして使用感はどんな感じなのか?
私自身前からクオリティには気になっていたので、実際に購入して使ってきた。
結論から言ってしまえば「普通に魚は釣れるし、思ったよりも悪くないクオリティ」というのが率直なインプレッションかな。
なお、このジグを実際に使用してヒラメ・マゴチ・ワカナゴ・イナダ・カンパチ・ハタなどをキャッチしているから実績は十分!
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激安ジグのフックの質について
安いルアーはフックがナマクラだったりするが、果たしてこのamazonの激安ジグはどんな感じなのか?
フックポイントは甘くない
もちろんアイテムによって多少違いはあると思うが、私が使用してきた激安ジグのフックポイントは意外と鋭い(笑)
アメリカのバス用ルアーにあるような「自分で研ぎなおして使うことを前提に作られているフック」とは違い、そのままでも普通に魚は釣れている。
フックポイントの甘さについてはそこまで気にする必要はない感じで、思ったよりも好印象。
フックがバラバラ
流石中国製といった感じで、5個入りのメタルジグを購入するとジグによってフックの形やサイズが微妙に違う(笑)
実際に見比べるとこんな感じで、片方が太軸の黒いハリ(伊勢尼系)で、もう一つは細軸のチヌ針っぽい感じだ。
どちらのフックでも許容範囲のサイズには収まっているので使用上の問題はなかったが、こういう点は安いなりって感じだね。
ちなみにアシストフックだけでなく、リアのトリプルフックも何種類か混ざって取り付けられていた。
コーティングの質
次は塗装強度・コーティングの質について。
塗装強度は値段相応
amazonの激安ジグの塗装強度についてだが、港の中のスーパーライトショアジギングで使い続けるとこんな感じになった。
このジグ1つで15匹位は魚を釣っていると思うが、特に岸壁にぶつけたりしなくても塗装は剥がれてくるね。
サーフで使用すれば簡単に塗装は剥がれそうな感じで、コーティングは非常に薄い。
しかし、実際はメタルジグの塗装は無くても魚自体は釣れるので、個人的には全く気にしていないけど(気分の問題)。
コーティングする時は要注意!
塗装強度をアップさせるためにウレタンコートなどをする場合があるが、こういう安いルアーは塗装が弱い事があるので要注意。
どういうことかというと、コーティングをした時に下のホログラムや塗料を溶かしてしまうことがあり、表面がシワシワになったり・色流れしたりする場合がある。
なので、基本的にはそのまま使う方が面倒なトラブルはなくておすすめかな。
アクション
激安ジグのアクションについて簡単に紹介。
センターバランスのヒラヒラ系ジグ
今回紹介しているジグはオーソドックスなセンターバランス(ジグ〇ラに非常に似ている)。
アクションの質は普通に使えるレベルで、ヒラヒラとした水平フォールが特徴的。
なので青物狙いからヒラメやハタ、カサゴなどの底物狙いまでオールラウンドに対応できる。
スイミングも対応
ジャークとフォールを組み合わせた縦方向の誘いだけでなく、ただ巻きでも良い感じにスイムするので巻きで食わせることも普通に出来る。
アピール力としてはちょうど中間といった感じで、程よくナチュラル・かつレスポンスが良いのでスロー~早巻きまで対応。
私の場合は魚種問わずに「ワンピッチジャーク、1/2ピッチジャーク、ただ巻き」のコンビネーションで青物~底物まで全て対応している。
基本的には大きくロッドを煽らなくても普通に動いてくれるので、穂先をチョンチョンと軽く動かしつつリーリングの緩急でジグを動かせばOK。
リアフックのフェザーは不要
激安ジグはどういうわけかフェザー付きのリアフックが装備されているものが多い。
実はこれがマイナス効果になることが多いので、使用する前にハサミでカットして使った方が遥かに使い易い。
フェザーが沢山ついていることで、
- 飛距離が落ちる
- 巻き・ジャークのレスポンスが悪くなる
- フォールの切れが悪くなる
デメリットはこんな感じで、正直言ってメリットは無いと感じる。
トリプルフックのフェザーを無くすことで余計な抵抗を減らし、ジグのアクションが引き出せるようになる。
激安ジグを使う時は「リアのフェザーは無し」を基本にするのがおすすめだ。
ショアジギング初心者の方に
釣り初心者の方や、釣りの経験がある方でもジグがボロボロになりやすい根周りなどを攻める時に激安メタルジグはかなり重宝する。
私自身、根周りにつく底物やカンパチなどを狙う時はメーカー品のジグではなく激安メタルジグをむしろメインに使っている。
場所によっては一回の釣行で自我の塗装が剥げてボロボロになってしまうのが避けられない場所もありますからね。
思った以上に普通に使えるので、気になる方は試してみてチョーだい。