
さてさて、今回は2026年注目の新製品、シマノ26ルナミスのインプレをしていきます。
私が購入したのはS106MH、地磯でヒラスズキや青物・根魚などを広く狙うライトタックルを使った五目釣り用ですね。
2月ということで納得できる釣果を出すのが大変でしたが、部屋で触っただけ・適当にルアーを投げただけでインプレするのは全く意味がないので連日釣り場に通い続けました!
荒れ模様の日が多くて苦戦しましたが、日本記録に迫る巨大なロックフィッシュやヒラスズキ、更にはヒラマサまでキャッチ。
26ルナミスのポテンシャルをしっかり確認できる釣果に恵まれました。
今回も忖度なしにインプレしてくので、タックル選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。
動画版26ルナミス徹底インプレ
文字や画像よりも更に詳しくインプレしていきます!
巨大根魚やヒラマサとのファイトシーンもバッチリ紹介、ブログ記事よりもイメージが分かりやすいと思います。
26ルナミスを「サクッと」インプレ!

まずはロッドの特徴・使用感を簡単にまとめておきます。
- 飛距離・トラブルレス性:非常に高反発で振り抜き感抜群!文句なしの使い心地
- 重量感:番手によっては重量自体はそこまで軽くない。しかしバランスが良く超快適
- 感度・反発力:高弾性寄りなシーバスロッド。感度・反発感は優秀だが好みは分かれるか
- パワー:ピンとしたロッドで、バットに負荷が入ってからが非常に強い
- ガイド:チタンフレームSiC
- コスパ:安くはないロッドだが、確かに下位機種とは細かい部分の使い心地が違う
- 気になる点:SWリールをセットした時のナット部
- 適したシチュエーション:魚種問わずに使える。106MHは重量級ルアーを扱うフラットフィッシュやヒラスズキ・ハードロックフィッシュ・ヒラスズキ・ライトショアジギングなど
ざっくりインプレするとこんな感じ。
下位グレードのロッドよりも明らかに高反発で張り感が強いロッドです。
また、シマノらしい曲げこんでからの強さも十分、シーバスロッドとしては十分すぎるパワーもありますね。
飛距離・ライントラブル
高反発で振り抜き感抜群!
ルナミスは下位グレードのディアルーナやエンカウンターよりもブランクが明らかに高弾性寄り、かなりパリッとした仕上がりになっています。
この反発力の高さとブレの無さにより、キャストした時の振り抜き感が非常に良いですね!

スイングスピードが速くなりますし、強い反発力でルアーを押し出してくれるので、スパッと・低弾道でルアーが飛ばせます。
飛距離に関しては全く不満は無いですし、特に向かい風や横風が強い状況でもスイングスピードが落ちにくく、安定した投げ感の良さがあります。
主に外洋に面した地磯での使用ですが、メタルジグやタイラバをはじめ、高比重なジグヘッドリグ・テキサスリグの遠投も楽々!
Xガイドで完全トラブルレス
26ルナミスのバットガイドにはシマノオリジナルのXガイド搭載。

106MHはコルトスナイパーシリーズなどに使われている小口径の足高ガイド、タッチフリーチタン。
ラインの暴れが少なく、キャストした時にラインがシュルシュル~っと、滑らかに放出されるのが分かります。

ただ、私が使用した限りではヒラマサ狙いに使うガチな青物ロッドと比べると、ガイドの差によるキャスト感の違いは少し控えめに思えます。
やはりPE3号前後以上の太いものの方が、ガイドによる投げ感の差は分かりやすいですね。
それでも実釣時には気持ちよく使えますし、真冬の荒れた海でもライントラブルは一度も発生していないので、十分快適に使えています。
重さ
シマノ最軽量汎用型シーバスロッド
ロッドの重さですが、ルナミスシリーズは代々軽さを意識して作られています。
今回の26ルナミスもかなり軽量、シマノの汎用型シーバスロッドとしては非常に軽くて使いやすいですね!
ただし注意点があり、番手によってはそれほど自重は軽くありません。
10フィートクラス以上になってくると、シマノ製ロッドとしては軽いですが他社と比べると正直そこまでといった感じ。
実際に私が購入したS106MHはカタログスペックで172g、軽いロッドだと160g台などもありますからね。
スペック以上の軽さと快適性
自重自体はそこまで軽くないのがS106MHですが、実際に使ってみると非常に軽くて快適。
ここにはしっかりと理由があり、実際に重さを計ってみると、


・ロッド全体:172.9g
・バットセクション:142.9g
ティップセクション:30.1g
このようになっています。
一方、比較対象としてダイワのラテオ100MHの重量を見てみると…


・ロッド全体:154.4g
・バットセクション:119g
ティップセクション:35.4g
ラテオの方が6インチ短く、確かに自重自体も軽いんですが、注目すべきはティップセクション。
26ルナミスの方が長いにも関わらず、実測で5.3g軽いんですね。
つまり、実釣時においてはルナミスの方が重心バランスが手元に寄り、持ち重り感が少ないっていうわけです。
単純な自重で見てしまうとルナミスより軽いものもありますが、実際に使ってみるとカタログスペック以上に軽くて使いやすい、超快適なロッドになっていますね!
感度・反発力
高反発・高感度ブランク
26ルナミスですが、全体的に高弾性でパリッとした味付けのロッドになっています。
ルアーの波動や魚のアタリをキャッチする感度に関しては申し分なく、ルアーを100mほど遠投した上で水深30mほどのボトムまで沈めた際のモゾモゾッという小さな根魚のアタリも明確に分かります。
だからといって釣れる魚の数が増えるわけではありませんが、こういう細かい所も下位グレードのロッドとは少しずつ違いがありますね。
また、反発力が強いことによってバイブレーションやメタルジグなどを自在に操作しやすく、シーバスロッドにありがちなロッドアクションを与えた際のフニャフニャした感触が非常に少なくて快適。

潮が全く動かない厳しい状況、超スローにタイラバを巻いて1.7kg・46cm~47cmほどのキジハタをキャッチ!
前アタリからしっかりと把握、食い込むまでずっと巻き続けてフッキングに持ち込めましたね。
専用ロッドとの違い
26ルナミスはブレが無くピンと・パリッとした使用感のロッドなので、良くも悪くも遊びがあまりありません。
高比重系のルアーを使ったり、感度を重視する方には非常に使い勝手が良いですが、例えばミノーやシンペンなどを潮に乗せてドリフトさせたり、穂先の曲がりを感じながらルアーを操作するのが好きな方には、高弾性で使いにくいと感じる可能性があります。
汎用ロッドなので仕方ない部分はありますが、私の場合はシーバスやヒラスズキ狙いではドリフトを多用するので、こういう所はあえて反発力を落とした専用ロッドの使用感には敵いません。
ロッドのパワー
今までのルナミスというと、どちらかというと軽さと感度を重視したロッドで強さに関してはディアルーナの方が安心感があるような、そんな印象も持っていました。
しかし、技術の進化で軽さ・快適さだけでなく強さも両立されるようになってきていて、S106MHは思った以上に強いです。
バットに負荷が入ってからの反発力の出方はすさまじく、ランカーサイズの根魚や荒れた海でのヒラスズキ、そして想定外のヒラマサが相手でもロッドが負けてしまうような感覚は一切ありません。

一般的なシーバスロッドに掛ける強さを越えた負荷を与えても、しっかりバットで受け止めて止まってくれます。
この反発感とタメが利く強さは大型魚を掛けてブチ曲げてみれば分かるはず。
一昔前によく見られた、軽いけど脆いロッドとは全然違いますね!
基本的にドラグは2kg前後~2kg+α程度を目安に、ちょうど使いやすいパワー感になっています。

日本記録に迫る2.3kg、52cm~53cmクラスの巨大アカハタをキャッチ。
本来オフシーズンの真冬に釣れた人生2番目に大きいアカハタ、思い出に残る1本ですね。
このサイズが相手でもドラグは一切出さずにバットパワーには余裕がありましたね。

更に寒ブリ狙いでまさかのヒラマサまでキャッチ!
大きさは5.8kgで80cm台前半ほど、これはちょっと想定外すぎる大物でした。
さすがにドラグは少し出されたものの、このサイズの難敵でも制御不能になることもなく、キッチリとやり取りできましたね。
ガイド

ガイドはトップ~バットまで軽量で錆びに強いチタンフレームを採用。
塩分濃度が高い外洋で使っても簡単には錆びないのが個人的には嬉しいところ。
すでに紹介したように、バットガイドはオリジナルのXガイドタッチフリーチタンです。
コスパ
26ルナミスですが、実売価格は番手によって3万円台中盤~4万円台中盤ほど。
正直言って、実釣に必要となる基本性能についてはエンカウンタークラスでも十分なものはあります。
しかし、細かい部分の使用感・快適性は下位機種と比べると確かに違うものがありますし、大型魚を掛けた時の反発力の強さなどを考えると、コスパ自体はそこまで悪くないと思います。
こだわったタックルを長く使いたい方には、決して高すぎるものではないですし。
気になる点
実釣性能に関しては特に不満は感じませんが、フットが大きめなSWリールをセットした時にナットの締め付けが浅くなり、隙間が少し広くできるのが何となく嫌ですね。

リールがガタついたりすることは今まで発生してはいませんが、Fujiの汎用リールシートの方がリールサイズに関わらずガッチリ固定できます。
タックルバランス
私が購入したS106MHのタックルバランスですが、リールは4000番または5000番が無難ですね。
基本的には小型汎用機種で十分ですが、磯でPE2号クラスを使って高負荷なやり取りをするなら、SWリールでも全く問題はありません。
SWリールをセットしてもロッドの軽さ自体は活きますし、重心自体は手元側に寄るので十分快適性は確保できています。
特に最近のSWリールは全体的に軽くなってきているので、3kg前後以上の魚がアベレージでドラグを出さないやり取りをするならSWリールを合わせてもOK。

ラインは基本的にPE1.2号以上、ロッドの強さを引き出すなら1.5号や2号がおすすめです。
適したルアー・シチュエーション

26ルナミスS106MHですが、適合ルアーがプラグ:10g~45g、メタルジグ:MAX56gとなっています。
使用感としてはプラグの場合は30gクラスを中心に10g台後半・20g前後~40gクラス。
ジグの場合は40gを中心に30g~50g程度までが快適に扱いやすい印象ですね。
比較的高比重な・重量級ルアーを中心に使うサーフのヒラメやマゴチの他、青物狙いのライトショアジギング・磯のヒラスズキ・ハードロックフィッシュなど、癖がない調子で万能に使えるロッドになっています。
それぞれの使い方に特化したロッドではないですが、1本で色んな釣りに使いたい方には非常におすすめできます。
まとめ!
今回はシマノの26ルナミスS106MHのインプレをしました。
最初は軽さ・軽快な使用感に期待を込めて購入したロッドなんですが、実際に使ってみたら快適性はもちろん、想像を超えるバットの反発力・強さがありましたね!
怪獣クラスのランカーサイズのハタやヒラスズキ・ヒラマサが相手でもしっかり魚を寄せてキャッチできてしまう、凄いロッドになっています。
忖度なしにこれは期待以上の使い心地、良いロッドです!!!
興味がある方はぜひお試しあれ。


