シマノ21アルテグラのベアリング追加・カスタムの適合パーツを徹底解説!

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21アルテグラ ベアリング追加 カスタム

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はシマノ21アルテグラのベアリング追加チューン・基本となるカスタムを紹介していきましょう。

時々リールカスタムに関する適合パーツの質問などがあるので、この機会に選び方のポイントなどをまとめておきます。

ここで必要となるパーツや適合するカスタムパーツを知っていただき、参考にしてもらえたら嬉しいですね!

シマノ 21アルテグラの基本となるカスタムポイント

まずは21アルテグラをカスタムする時、カスタムしやすい基本となるポイントを紹介していこう。

最初に簡単にまとめておくと、

  • ベアリング追加:ハンドルノブに+2BB
  • ハンドルノブカスタム:シマノAタイプノブが適合
  • リールスタンド:シマノステラ・ツインパワーなどと同じものが適合

基本的にはこの3か所のカスタムをするのがおすすめ。
これらはリール分解に慣れていない初心者の方でも比較的簡単にできるので、興味があったら挑戦してみよう。

ハンドルノブのベアリング追加

アルテグラ ドラグ

21アルテグラは上位機種と比較すると、内部構造が簡略化されている。
なので追加できるベアリングの数は限られており、簡単な手順で可能なのはハンドルノブにベアリングを入れることになる(ドラグなどにベアリング追加が不可能)。

ノーマルの状態ではノブ内に2個のプラスチック製のカラー(ベアリングの代わりになるパーツ)が使用されており、これを金属製のベアリングに変えることでノブの回転を滑らかにすることが可能。

必要なベアリング

ハンドル内部に使用するベアリングだが、外形7mm・内径4mm・厚み2.5mmのベアリングが適合する。
ベアリングは海外のかなり安価なベアリングもあるが、精度が低くて異音が発生するものの確率が高い印象。

なので安く済ませたいなら国内メーカーの汎用ステンレスベアリング、こだわるなら釣り具メーカーやカスタムパーツメーカーのベアリングを使用するのがおすすめ。

私の場合はそこまでこだわることは無く、劣化したらすぐにベアリングを交換する派なので、国産の汎用ステンレスベアリングを使うことが多い。
釣り専用のものは回転が滑らかなものを選別したり、錆に対する強さをよりUPさせたものになるが、価格の面で明らかに高くなる。

今回は国産のミネベア製のステンレスベアリングを2個使用する。

オイルまたはグリス類

ベアリングを交換する時は、オイル・またはグリスを使用することで異音の発生を抑えたり、防錆性を高める必要がある。

よくわからなければ、シマノ・ダイワ製のスプレー式のものを使用すれば問題なし。

オイルの方が回転は軽くなるが、耐久性や防錆性は一歩劣る。
グリスは回転が重たくなるが、その分長持ちして錆にも強い特性がある。

なお、グリスを使用する時は、表面に塗るだけだどベアリング内部まで浸透させるのが難しい。(シールド付きベアリングの場合)
こういう時は、ベアリングの洗浄やグリスの充填に便利な工具を用意しておくと超便利!

シールド付きのベアリングにグリスを充填したり、異音が気になりだしたベアリングの洗浄をする時に私が使っているのがこのアイテム。
1つ持っておくと、リールのカスタムやメンテナンスで超役に立つよ!

まるなか

基本的にはトラウトやバスのライトリグ・ライトゲームに使うならオイルを。餌釣りや潮を被る釣りに使うならグリスがおすすめ!

工具類

必要な工具類だが、ハンドルノブキャップを開けるためのコインなどが必要な場合がある。

また、ハンドルノブを固定しているネジを回すためにマイナスドライバー・またはプラスドライバーを用意しておこう。

ハンドルノブベアリング追加のやり方

21アルテグラ ノブ ベアリング追加

まずはハンドルノブ先端についているノブキャッチを外そう。
私が使用している番手は工具は必要なく、爪を使って外すことができた。

ノブ 外す

キャップを外すと内部にネジ山が見えるので、ドライバーを使ってネジを外そう。
最初はネジがやや硬めに締められていることも多く、ネジ山をなめてしまわないように気を付ける。

アルテグラ ハンドルノブ ベアリング

分解に慣れていない方は組み立てで困らないように、パーツを外したら順番に並べておこう。
私のアルテグラのハンドルノブを分解するとこんな感じで、今回交換する白いプレスチックカラーが2つと調整用のワッシャーが1枚入っていた。

アルテグラ ベアリング追加

ここでプラスチック製のカラーからオイル・またはグリスを挿したベアリングに入れ替え、順番を間違えないように組み上げよう。

ベアリングに交換することで内部のクリアランス(隙間)の広さが変わることがあるが、まずはワッシャーをそのまま使用して回転具合を見ることが多い。
ネジを締めた状態で回転が悪い時は、セットされていたワッシャーを外すことで大抵対応できる。

これでハンドルノブのベアリング追加は終了で、慣れてしまえば全く難しいことはないかな!

ハンドルノブを交換する

21アルテグラはハンドルノブそのものを交換することも可能。

シマノAタイプノブが適合

シマノ製の交換可能なハンドルノブにはAタイプノブとBタイプノブがあるが、アルテグラにはAタイプが適合する。

Aタイプノブは今回のアルテグラを含め、ステラやツインパワーなど、主に小型リールで使われている規格になる。
一方でBタイプノブは船釣り用のリールなど、強い負荷が掛かる中型~大型リールに使用されていることが多い。

ノブを購入する時は間違ってBタイプノブを買わないようにしよう。

ハンドルノブはシマノ・ダイワ製のをはじめ、海外製のものまで色んなものがある。
正直言ってどれを使うかは予算によるが、実釣に必要な性能に関しては安価な海外製でも十分。

安いハンドルノブにはベアリングが付属のものもあるが、付属のものは海外製のベアリングの可能性が高い。
回転性能や製品ムラに関しては国産ベアリングにはやはり敵わない。

安くて人気のハンドルノブにゴメクサスハンドルがあるが、この場合はシマノAタイプ・ダイワSノブ兼用のものを使用する。(ゴメクサスハンドルノブ一覧はこちら)

ノブ交換のやり方

ハンドルノブ 交換

手順に関してはベアリング追加のやり方と基本は同じ。

ノブキャップを外してネジを緩めて外し、順番にパーツを並べていく。
ゴメクサスノブの場合はベアリングが付属しているので、プラスチック製のカラーをベアリングに入れ替えて組み上げる。(付属のベアリングは回転性能がやや劣ることが多い)

今回はワッシャーを使用すると回転が悪くなったので、ワッシャーは使用せずに対応した。(個体差アリ)
逆にノブがガタつく場合は、ワッシャーを追加して様子を見る。

21アルテグラ ハンドルノブ

後は順番に組み上げていけば、ハンドルノブの交換が完了する。
金属製のノブに変更したことで、ドレスアップとともに力を込めてリールを巻きやすくなった。

まるなか

ハンドルノブの形を変えることで、ルアーの操作感や力の入れやすさが大きく変わるよ!

リールスタンドを取り付ける

21アルテグラ スタンド

リールを置いて仕掛けやルアーを交換したり、魚と一緒に写真を撮る時に便利なリールスタンド。
最近は定番のカスタムになってきているね!

シマノ ステラ・ツインパワー・ヴァンキッシュなど汎用のものが適合

21アルテグラに適合しているのは、シマノのステラやツインパワー・ヴァンキッシュなどに使用できるリールスタンドになる。
ダイワのイグジストやセルテートなども同じ規格になるので、購入する時はシマノ・ダイワ汎用のアイテムを購入すれば問題ない。

※ねじ込み式ハンドル対応のものや、ダイワのカルディアなどに適合するものは取り付けできないので要注意!

今回はハンドルノブと同じく、安くて使い勝手がいいゴメクサス製のリールスタンドを使用した。(リールスタンド一覧はこちら)

取り付け手順

リールスタンド

リールスタンド装着手順は超簡単で、ハンドルとは逆側についているキャップを外し、リールスタンドをネジのように回して取り付けるだけ!

※ゴメクサス製のリールスタンドの場合、付属のラバーリングを装着してから取り付けを行う。

21アルテグラ リールスタンド

ガタが無く、しっかり取り付けが出来ればOK。

まるなか

リールスタンドを付けておくと、リールを地面に置いた時に傷をつけずに済むよ!

これでベアリング追加チューン・カスタムの基本作業はおしまい。
リールのカスタムは愛着も湧くし、使い方にマッチした使用感に調整することもできる。

やってみれば難しいことはないので、興味があったら挑戦してみてね!

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