さて、今回はジャッカルから発売されているライトソルトゲーム用のジグヘッド、スイスイスイムジグヘッドの実釣インプレッションを少しやっていきたいと思います。
一応メインはアジング用ということで、アジ狙いに使用する際のスタンダードなジグヘッドという位置づけのこのアイテム。
私の住む地域では取り扱っているお店が少なくて探すのが大変でしたが、1か所だけ売っているところがあったのでササっと購入。
このジグヘッドには嬉しいことにたくさん入った徳用もある。これは個人的には結構うれしいポイント。
15本入りのタイプもあるので、気に入ったらこちらを買ってもいいんじゃないかな。その方が安いし細かく買い足す必要もないですからね(*^^*)
メインターゲットのアジだけではなく、メバリングやセイゴ・フッコなどを釣ってみてこのアイテムの特徴は段々わかってきたかなぁといった所。
今回はこのスイスイスイムジグヘッドを実際に使ってみての特徴やインプレッションを中心にお話をしていこうと思います(*^^*)
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ジャッカル スイスイスイムジグヘッド インプレッション!
まず、このスイスイスイムジグヘッドの最大の特徴はヘッド部の形状ですね!ここから順番にインプレッションの話を進めていこう。
スイスイスイムジグヘッドの特徴
①引き抵抗のあるヘッド形状
このジグヘッドは上部が切り立ったような形状をしていて、ルアーをキャストしてリトリーブする際にこの部分が水の抵抗をしっかり受けるように設計されているようですね!
実際にこのジグヘッドを使ってみると、同じ重さの一般的なジグヘッドと比較してみると確かに引き抵抗が程よく感じられます。
これは素人の私でも分かるレベルですから、少しライトソルトゲームをやったことのある方なら何となく違いに気づくかと思いますね!
この引き抵抗によって風が吹いている時などでもロッドティップにジグヘッドとワームの引き抵抗を感じつつ釣りをすることができるので、快適に釣りができましたね。
横風が少し吹いている状況下で釣りをしてみたりもしましたが、ジグヘッドの重さ以上にヘッドの受ける水流によってラインが真っすぐに保ちやすくてこれは良いなぁと思いました(*^^*)
このヘッド形状については、アジングなどのライトソルトゲーム初心者の方等にも使いやすいように感じ、好印象を受けました!
②ワームがズレ難いフック形状
このジグヘッドを買って試したかった理由の1つが
ワームがズレ難いという事。
ライトソルトゲームをやっていると、アタリは頻発するのにフッキングが難しい状況やセイゴなどを狙う際にはエラ洗いをするのでワームの消耗が激しくなりがち。
ワームキーパーを自作で取り付けて釣りをするのも良いですが、どうせならワームキーパーが無くてもワームがズレ難いものの方が良いですし、それに越したことは無いですよね。
セイゴサイズから激しく抵抗するヒラフッコなどを狙ったり。ジングにももちろん使用してみたのですが
ワームのズレ難さは他のジグヘッドよりもズレ難いのが分かりますね!
このジグヘッドには通常のワームに加え、少し脆くて消耗しやすいガルプもあわせて使用してみました。
ワームの消耗が激しいセイゴなどを狙って釣りをした場合、ワームが簡単にずれてしまうジグヘッドを使うと1匹につきワームが1本・・・。
というようなことも多いのですが、1つのワームで何匹か釣ることができました。
アジングに関しても同じく、小型のアジを相手にしてフッキングに中々持ち込めないような状況下の場合はワームがすぐにボロボロになってしまってズレ易くなることがあります。
そんな時でもこのスイスイスイムジグヘッドを使って釣りをしてみた所、今までよりもワームがズレ始めるのが遅くなったので無駄な時間も少なくなったと感じますね!
このスイスイスイムジグヘッドのフック形状がワームのキープ力を向上させているようで、独特な角のある形状のフックを採用している。
カクンと急角度で曲がるフトコロの形状なんですが、似たような形状のフックにティクトのメバスタ!があります。
このジグヘッドも比較的ワームがズレ難くて私は愛用していますが、それよりも若干角度がきつくてよりワームがズレ難い感じ。
このズレ難さは結構大きな武器になると思いますから、ワームのズレに悩んでいる方は試してみても良いかもしれませんね!
ワームをセットしてみるとこんな感じで、ワームを刺した際のシルエットの崩れもかなり小さくて良い感じですよ。
また、ジグヘッドのアイの大きさも小さすぎずでラインを通しやすくて良いですね。
寒くて手がかじかんでいる時などはラインアイが小さいとうまくラインを通すことができなかったり・・・。視界が悪いナイトゲームの時なども同様ですね!
このあたりも使いやすさにこだわって作られているのかなぁと感じます。
③若干開き気味のオープンゲイプ
このジグヘッドのフックポイントですが、極端ではない若干のオープンゲイプのフックになっています。
吸い込まれやすく、吐き出されにくいような形状になっていますがそこまで深く刺さりすぎないのでオールラウンドに使える形状ですね。
極端なオープンタイプのフックは一度掛けてしまえばバラし難いものの、フックを飲まれてしまうと外すのが難しかったりそもそも飲まれやすくなるという特徴もあります。
オールラウンドに使える基本形のジグヘッドということでこの形状を採用したということでしょうか。
この形状だと、横方向だけの使い方というより、カーブフォールなどで食わせた方が良い気もする。
このあたりについてはまた後の方で書きます。
スイスイスイムジグヘッドを使う場面・使い方
ここまではこのジグヘッドの特徴についてインプレッションをしてきました。
続いて、実際に私がこのジグヘッドを使ってみての向いているシチュエーションや使い方を紹介していきたいと思いますね!
①強風時やライトソルトゲーム初心者の方に
アジングやメバリングなど、軽量なリグを多用することの多いライトソルトゲーム。
そうなると、厄介なのが何をしているのかが良くわからないという引き抵抗の無さ。
風が弱くて波もほとんどないという状況下では、糸フケも発生しにくいので比較的このような状況には陥りにくいと思います。
しかし、実際には横風が吹いていたり少し波気がある条件下での釣行もあると思います。
こういった際にはルアーの引き抵抗が分かりにくくなったり、糸フケが発生しやすくなるので魚のアタリを察知するのが難しくなったりしますね(-_-;)
特に、釣りに慣れていない初心者の方等はこういう状況になりやすいと思います。
このジグヘッドは適度な引き抵抗があり、それによって糸をまっすぐに保つのが比較的容易にできます。
風が強いと釣りは難しくなる時が多いですが、実は魚の活性が上がりやすくてうまく釣りをすれば好釣果に繋がることも多いのが事実。
悪条件に強い、使いやすいルアーを使って釣りをするのは釣果アップにも繋がっていくはず。
また、スイスイスイムジグヘッドのヘッド形状はラウンドタイプのジグヘッドを横から押しつぶしたような形をしています。
ですのでキャストした際の飛距離もかなり安定していて綺麗な姿勢で真っすぐ飛ばすことができる。飛距離の面でも十分使いやすいジグヘッドだと思いますね!
②リトリーブの中にフォールの食わせを入れて使う
このジグヘッドはヘッド上部に水を受ける形状をしていて、一定層をリトリーブしたりするのに向いているような先入観がありました。
しかし、実際に使用してみると思った以上に浮き上がるような印象。
ですので、一定層をひたすら巻くというよりは
巻きながらレンジを少しづつ上に上げてきて、テンションフォールを交えたりする方が使いやすいと思います。
これはあくまで私の場合ですが、一定層をリトリーブして使うには砲弾型の長細いジグヘッドの方がやりやすいなぁと感じています。
ですので、横の動きの中にも縦方向の誘いやフォールを少し混ぜたりする使い方がこのジグヘッドには合っているという印象ですね!
浮き上がらせたりすることなく、ただ引きで誘いたいという際はティクトメバスタ!の方がレンンキープ力には優れていて、より後方からのバイトに対応しやすい細長いフック形状なのでおすすめかな。
ティクト メバスタ!を実釣インプレッション。レンジキープ力抜群のジグヘッド!
スイスイスイムジグヘッドの気になるところ
①ショートシャンクのフック
全体としてみれば基本性能を重視したオールラウンドに使いやすいジグヘッドだという印象がありますね(*^^*)
唯一気になる点とすれば、フック形状かな。
ダメだとか欠点とまではいかないんですが、気になるといえば気になるという感じ。
ズレ難い角ばった形状のフックはとてもいいんですが、ただ巻きやカーブフォールを推奨するジグヘッドにしてはシャンクがやや短い気がする。
横方向に誘いを掛けた場合、アジングに限らずメバルなども含めて
ワームの後方からついばむようにバイトしてくるパターンが増えるように思います。
となると、もう少しフックの形状は細長くしてくれたらもっと良かったかなぁと感じますね!
実際にアジングに使ってみて
ベイトフィッシュが小さい時やアジのサイズが小さい時、ただ巻きで探っていてアタリが出た時に間髪入れずにアワセを入れると少し掛かりが悪い時がありました。
その時はわざとアワセのタイミングをずらして、1~2回コツコツと追い食いさせてからアワセを入れてフッキングが良くなったんですが、状況によってはそこまでしつこく食ってくることばかりではないと思います。
もう少しフックポイントをワームの後方に、細長いフックにしてくれたらこのあたりのフッキング率はもっと良くなるのかなぁと思いましたね!
②ウエイトバリエーション
このスイスイスイムジグヘッドですが、発売されているラインナップは
0.4g~2.1gになっている。
港湾の足場の安定しているフィールドや、極細のラインなんかを使って繊細なアジングを楽しむには良いのでしょうが、私の場合は重たいジグヘッドを沖に遠投してしっかり沈めて釣るスタイル。
となると、1.8gか2.1gが基準になるので2.5gや3gくらいのウエイトのジグヘッドも絶対に欲しい。
これは自分のアジングのスタイルが一般的からズレるから仕方ないのかもしれませんが(笑)、最低でも2.5gくらいの重さは作ってほしいかなぁ。
風が強い時や潮の流れが早い時、足場の高いフィールドではそのくらいのウエイトのジグヘッドは絶対必要だと思うので。
今後追加で重たい所が発売になってくれたら嬉しいかな!
まとめ
今回はジャッカル スイスイスイムジグヘッドのインプレッションをさせていただきました。
使ってみた感想としては、引き抵抗とズレ難いフック形状が最大の特徴かな。買い得な15本入りのパッケージがあるのも好ポイント!
初心者の方等にも使いやすく、オールラウンドに使えるジグヘッドだと思うのでアジング入門の方等にもおすすめできるアイテムだと思います。
使い方としては、ただ巻きの中にフォールを交えたりして使う方がおすすめかな。
砲弾型のジグヘッドと比べると浮き上がりやすいのこのあたりは使いたい水深や巻くスピードによっては使い分けてみると良いと思う。
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