先日は日が沈んでから港へメバリングへ。
かなり寒さも厳しい1月下旬となってきましたが、相変わらず今年の海の状態はよくはない状態がずっと続いていますね(-_-;)
アジを釣りに行っても小型がポロポロっと何とかかんとか釣れるだけですし、メバルも今年は少し小型が多くて尺に絡んでくる良型が少し少ない印象がありますね。
サーフのヒラメに行っても良いですが、低気圧が頑張ってくれているせいで荒れ気味だし、そもそもヒラメ自体も今シーズンは少なくて釣り人の方が多いくらいだし・・・。
あまり期待はせずに、魚に遊んでもらえたらいいかな~くらいの気持ちでのメバリング釣行となりました。
はじめに言っておきますが、相変わらず渋い状態ですよ(笑)
以上!!
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静岡メバリング釣行 極寒の小型ベイトを攻略しよう!
日が暮れてしばらくしてポイントへ到着しましたが、
釣り人はだーれもおらず、ここ最近のしょぼさを物語っているようです(笑)
その分他人を気にせずに自由に釣りたい場所で釣りができるのは良いんですが、こうも人がいないとちょっと寂しかったりもする。
例年であればキビナゴを付けてカマスを狙ったりしている人がいても良いものなんですが、カマスの気配もないのかな?
とりあえず狙うのは常夜灯周りではなく、沈み根に付いている良型のみ!
暗闇に起こる静かな食わないライズ
まずはここ最近気に入って使っているジャッカル アミアミをチョイスしてジグヘッドにセット。
カラーは真っ暗でワームの位置が見えないと若干不便なので、先発はグローをチョイス。
ジグヘッドはこれもいつも通りのメバスタ!2g。
フックは安定のMサイズですね!
Lサイズのフックはちょっとフックが大きすぎるので、個人的には使わないかな。
メバスタは浮き上がりが非常に少なく、一定のレンジを引きやすいので誰にでも使いやすいですしフックも強い。
これでまずは表層から順にサーチしていきます。
早速釣りを開始してしばらくすると、沖合の離れた所で静かな波紋・・・・。
カマスかなぁと思ったのですが、カマスが普段釣れるような場所ではないので違う可能性が高い。
暗くてよく見えないし、距離も離れているので魚種は不明ですがボラなどではなさそうな気配です。
とりあえず波紋が広がった周辺を重点的にキャストして探ってみます。
真っ暗な場所のライズの場合、メバルがスレていたりルアーを見切ってくるということは殆どないので、魚の目の前にさえルアーをしっかり通せば食わせるのは簡単なはず。
そう、簡単なはず・・・・・。
あれ、オカシイナ。
波紋の正体がフィッシュイーターではなかったのかわかりませんが、アタリすらない。
そうなれば徐々にレンジを下げながら探ってみる作戦!
カウントダウンの秒数を変えてみたり、リトリーブとカーブフォールを組み合わせて探っていきながら広いレンジを探ってみます。
そして、ボトムギリギリを丁寧に探ってくると
モゾモゾッと!
少しそのまま巻き込んできてからアワセを入れると無事ヒット!
掛かった瞬間の突っ込みは悪くなかったのでまずまずのメバルかな~と思ったのですが、途中から重い。
ただひたすらに重いだけ・・・。
まずまずなサイズのカサゴでした。24cm位かな?
とりあえずボウズは逃れたので1安心ですが、波紋の正体はこの子じゃないはずなんですがね~。
その後、しばらく適当に広範囲に散らしながらキャストを繰り返すもののメバルの反応は無い。
結局釣れるのはカサゴのみで、ここまでカサゴ2匹という展開。
すると、また先程波紋が出た周辺でライズ!
今度は若干パシャっというような音も聞こえたので、間違いなく何かを捕食する反応のはず。
ライズが頻発してくれていれば場所もパターンも絞りやすいんですが、ライズが起こるのが10分に1度くらいのかなり長い間隔です。
どうして釣れないのかな~と思いつつ、海面を少し観察しているとなにやら微妙な引き波が出ている。
ベイトフィッシュの姿を確認できそうなので、ヘッドライトを照射してみると
小さい・・。
ヘッドライトに照らされたのは5mm位?のカスのような超小型の何かの稚魚。
今年の静岡はシラスが大不漁で、沿岸部にシラスが非常に少ない状態。
これが影響しているのかわかりませんが、アジやサバが殆ど獲れない状態がしばらく続いている。
シラスよりも小さな餌がベイトフィッシュになってしまっているのか・・・・。
そうなるとアミパターンなどに強いジャッカルのアミアミでも厳しいのかな~。
とりあえず手持ちのワームで良さそうなのを探してみた所、波動の弱そうなのはチビキャロスワンプ。
前回のアジングでも反応が良かったワームなのでこいつに賭けてみる。
カラーはUV発光のピンク。
カラーは適当ですが、初めグローを投げたのでちょっと変化を出してみます。
チビキャロスワンプは余計な波動が出ないタイプの吸い込みの良いワームなので、小型のアジを釣ったりするときに良いんですがメバリングにももちろん良く効きますね!
基本的にロッドアクションは与えず、ただ巻きや緩いストップアンドゴーなどでナチュラルに食わせる感じ。
ジグヘッドはそのままの2gで沖に遠投して、中層をまずはただ引き・・・。
これを数投したところでコツンとアタリ!
が、すぐに放されてしまって掛けられず・・・・・。
それでもあたりがあったしカサゴのような感じではなかったのですぐに投げなおして同じところを引いてくる。
と、今度はググンと重みが乗ってきました~!
バシッとアワセを入れて、根に潜られないように強めにリールを巻いて水面目で一気に魚を浮上させます。
どうやらカサゴではなく本命のようで、最後までよく引きますね(*^^*)
そこまで大きくはなさそうですが、まずまず引いたので楽しめました!
22~23cm位かな?
結構引いたのでもう少し大きいかと思いましたが、釣れてきたのはこのサイズ。
最近釣れるのはどの個体も産卵が終わっているものが多いですね。
産卵を終えて身軽になったメバルはよく走るのでヒットすると楽しいですね。
抱卵中の個体は重量感こそありますが、全く引きませんからね。
微波動パターンでメバル追加!
どうやら出来るだけシンプルで弱い波動のワームが良いのかわかりませんが、とりあえずチビキャロスワンプでアタリが出たのでこのまま釣り続けます。
ここでジグヘッドをメバスタからダイアモンドヘッドにチェンジ。
ダイアモンドヘッドの方が飛距離が安定して出るのと、フックの強度を見たいからですね。
重さは同じく2gです。
沖に遠投して駆け上がりとなっている沈み根周辺を丁寧に探ります。
時々リールを巻くスピードを変えたりして食わせのタイミングを与えるのがワンポイントかな。
ただ単にただ巻きしても良いんですが、ほんの少しの変化を与えるだけでも魚の反応が変わってきます。
しばらく探っていると
そろそろピックアップしようかという距離でアタリ!
バシッとアワセを入れたのですが、近距離だったのですぐに抜き上げ。
ちょっと小さくなったかな~。
20cmちょいといったサイズですかね。
まだ季節的には少し先取りをした場所で釣りをしてはいるので、これから本格化するはずですがそれでも1周り以上例年より魚が小さいかなぁ。
今まではアベレージで25cm位のが釣れていて、そこに尺に絡んでくるサイズも混ざってくることが多かったんだけど・・・・。
結局その後は20cm届かないちょっと小さめのメバルを1匹追加したところで終了としました。
ここ最近の小さいベイトフィッシュを食っているアジやメバルはちょっと厄介ですね(-_-;)
魚が居ても普段より食いにくくなってますし、今年は魚のサイズも小さいからなおさら難易度が少し上がっているような印象があります。
大きい魚は多少ルアーが大きくても活性さえ良ければイージーに食わせることが出来るんですが、小さい魚は吸い込みも弱いのでフッキングが難しくなりますしね。
チアユやシラスウナギが入ってきてくれれば、もう少し楽なパターンで釣れそうなものですがね~。