今回はわたくしまるなかが普段から愛用しているハリス・ショックリーダーのご紹介を。
餌釣りからルアー釣りのショックリーダーとして多用している
クレハ シーガーグランドマックスFXシリーズ。
このラインはフロロカーボン製のラインですが、私がフロロカーボンラインを使う場合は殆どこのラインを使います。
それだけ使いやすくて強い!
ハリスやショックリーダーにはこれ以外も多くの商品が釣具店には並んでいると思います。
その中でどうしてこのグランドマックスFXを選ぶのか?
このアイテムと特徴などを少し詳しく解説していきますので、良いラインが見つからないという方等は少し参考にしてみてくださいね(*^^*)
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シーガー グランドマックスFXを徹底インプレッション!
さてさて、まずはこのグランドマックスFXの特徴ですね。
他のフロロカーボン製のラインと比べてどういった点が特徴なのかを見ていきましょう!
グランドマックスFXの特徴
①優れた引っ張り強度
クレハのグランドマックスシリーズの特徴でもある
ワンランク細くても同等の強さ。
根本的に使用しているフロロカーボン原糸のグレードが良いのか、細くても強度が出ます。
例えば、1号のラインを使っていても実際は1.2号ほどの強度があるのでそもそも切れにくいといった所。
ショックリーダーやハリスに使うラインは当然強いほど良いですからね!
同じ強さの糸を求めるならワンランク細いものが使えるということになりますから
潮の流れや風を受けにくくなるので、より自然にルアーや餌をなじませて誘うことができるようになります(*^^*)
餌にルアーにタイラバに。いろんな釣りで信頼して使うことのできるラインですね。
釣り道具で一番重要なのは魚に最も一番近い場所にある針とラインですから、信頼できる強度を持ったアイテムを使うことは釣果を伸ばしていくうえでも大切。
ラインが切れるかどうかギリギリのところでやり取りする際、ラインが信頼できないとせっかく掛けた大物に障害物に潜られてしまったりしてしまったり。
思い切ったやり取りができるタックルは釣果に直結する。
②しなやかで扱いやすい
フロロカーボンのラインはナイロンラインと比べると、シャキッとしていて張りがあります。
しかし、その張りによって結びづらくなってしまったり、糸癖が少しでもついてしまうと扱いが困難になったりします。
しかし、このグランドマックスFXはフロロカーボンながらも優れたしなやかさを持ち合わせているので、少し太い番手を使っても扱いやすい。
硬いフロロカーボンにはいい点もありますが、
ライントラブルを抑えて釣りに集中できるということは私がラインを選ぶうえでもかなり重要視しているポイントです!
③60m巻きで実はそこまで高価ではない
このラインの最大の欠点ともいえるのが
かなり強気な価格設定・・・・。
ラインの号数にもよって価格は違ってきますが、定価で3200円以上する。
そうなるととりあえず使ってみようかなという気にはならないかもしれない。
しかし、結構割引率が高いのがこのライン。
試しにネットで探してみると、定価のほぼ半額で買うことができるので実はそこまで高くはないんですね。
更に、このラインは良くあるルアー用のショックリーダーと違って60m巻き。
ショックリーダー用のラインは30m巻きのもの等が多いので、安いように見えて実はそこまで安くない。
グランドマックスFXは60m巻きなので、一度買えば長く使える。頻繁に買いなおす必要もなくなるので、私はこのラインばかり買っていますよ(*^^*)
シーガー グランドマックスFXのデメリット
どこにもこれといった欠点が無いようなこの優れたラインですが、多少は欠点というかあまり得意ではない部分もある。
使ってみて発見した点を少し見ていきましょう。
①硬いフロロカーボンよりも傷がつきやすい
グランドマックスのシリーズには、姉妹アイテムとして赤のグランドマックスシリーズがある。
この赤のグランドマックスはFXシリーズよりも硬いフロロカーボンなので扱いやすさという点では劣るが、その分障害物に擦れた時に傷が入りにくい。
とはいってもグランドマックスFXも弱いという程のものではないので気になることはないですが(笑)
傷が入っても粘っこくて切れないのがシーガーのフロロカーボンなので、ちょっと擦れてザラついてもすぐには切れませんがね!
このあたりは使うシチュエーションなどによって使い分けると良いかな!
②若干伸びるので、ウィードを切ったりする釣りには向かない
このグランドマックスFXですが、しなやかさゆえにフロロカーボンでありながら若干の伸びがあります。
これはメリットとしてとらえることも出来るんですが、場合によっては使いづらいと感じることがあります。
例えば、ブラックバス用のショックリーダーとして使用した時。
水草を切って釣りをするような使い方をするルアーを使う時、ショックリーダーが伸びてしまうとうまく水草を切ってルアーを跳ねさせることができなくなるんですね。
こういった際はラインのしなやかさが逆に仇になってしまうので、伸びにくい赤のグランドマックスなどを使ってあげると釣りが快適になります。
③クレハのフロロは若干白い
次にラインのカラーについてです。
クレハ製のフロロカーボンラインって、
他のメーカーのフロロカーボンラインと比べてみると若干色が白くて濁ったような色をしている。
私個人としては今まで気にしたことはないんですが、フカセ釣りなんかをやる方だとたまにこのラインの色が何となく気に気わないという意見もありますね。
今までこのラインのカラーによって魚の食いが悪くなったという印象はないんで、このあたりは気持ちの問題?
ショックリーダーとしてグランドマックスFXを使うメリット
もともと磯用のハリスとして発売されているこのグランドマックスFXですが、私の場合はどちらかというとルアー用のショックリーダーとして使用することが多いです。
PEラインをメインラインとして使う際に、このラインのしなやかさと程よく伸びる特性は釣りをするうえで都合がいいからですね。
PEラインのショック吸収性に優れている
PEラインって、直線強度は高いんですが瞬間的な衝撃に弱いんですね。
また、急激に魚の強い引き込みなどがあった場合、ロッドなどにダメージを与えることもありますし、ドラグの滑り出しが追いつかなくてラインブレイクに繋がることもあります。
ショックリーダーの長さは大抵50cm~1ヒロ程度が多く、オフショアの釣りでも3ヒロ程度までであることが殆どだと思います。
しかし、この短い長さで使用することの多いショックリーダーであってもショックの吸収性によって魚のキャッチ率やラインブレイクする確率などはかなり変わりますね。
特に伸びにくいPEラインを使った時はその変化も大きくなります。
ファイヤーラインやパワープロ、アーマードFシリーズなどの低伸度のラインを使った際、
伸びの少ないショックリーダーを使って釣りをするとラインブレイクなどの確率が明らかに上がりました。
特に足元などの至近距離で魚をヒットさせた時や、取り込み寸前で魚が一気に走った時などにその差を感じましたね。
伸びの少ないPEラインとリーダーを使うことで、魚の引きというショックをうまく吸収しきれなくなることで、今までラインブレイクすることが無かったときに切れてしまったり。
そういうこともあって、改めてこのラインのショックリーダーとしての良さを再確認できました(*^^*)
しなやかだが傷が少し入った位では切れない強度
このラインは柔らかくてしなやかなフロロカーボンライン。ですので、硬いフロロカーボンに比べたら傷自体は入りやすいです。
とはいっても、ほんのわずかな差なのでわからない方も多いと思います。
しかし傷が入ったからと言って簡単に切れることはなくて、実際に魚を釣り上げた際にラインを見たらズタボロだった・・・。
テトラ際でシーバスを掛けたり、カキガラの多いエリアでチヌなどを釣った際に
これで良く切れなかったなぁ。
と思ったことが多々あります。
しなやかで癖が付きにくいのでルアーをナチュラルに引いてくることができますし、それでいて傷が入っても切れない。
硬くて癖の付きやすいラインをショックリーダーに使った場合、太いラインで軽いルアーを使ったりすると糸の癖によってルアーが若干引っ張られてしまったりすることもありますからね。
このラインはショックリーダーにピッタリな性能だと思いますよ(*^^*)
まとめ
わたくしまるなかがかなり前から愛用しているシーガー グランドマックスFXのインプレッションをさせていただきました。
ハリスやショックリーダーとしてとても使いやすくて十分な強度を併せ持っているとても優秀なフロロカーボンラインだと思います。
しなやかで程よく伸びて、傷が入っても簡単には切れない。
この程よく伸びる性質をどう使うかによってこのラインが活躍する場合もあれば、より硬くて伸びにくいラインの方が良い場合ももちろんあります。
皆さんがお使いになるシチュエーションに合わせて、ベストなラインセレクトをしていただければ良いと思います!
それでは、良い釣りを!
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