続きまして、常夜灯の光源の種類による魚の着き方の違いについて見ていきたいと思います。
ライトについてそこまで詳しくないので良くわかりませんが、
LED以外のハロゲン?水銀?を使用した常夜灯からまずは解説していきましょう。
一般的な白~オレンジ色の常夜灯
LEDを使用した常夜灯と比較すると、比較的安定して釣果が望めるのが一般的な光源を使用した常夜灯になります。
色としてはLEDよりも黄色っぽかったり、かなりオレンジ色をしたものまで様々です。
これらの常夜灯は魚には居心地が良いのか、どの常夜灯にも比較的魚が付いていて魚の着く範囲も比較的広い傾向があります。
ですからライトの周辺の薄暗い場所~中心部の明るい場所まで、条件にもよりますが魚は割と散らばりやすい。
中でもオレンジ色の常夜灯は明暗部の境目が広範囲に広がりやすく、それによって狙うポイントも広くなりやすい傾向があるように感じます。
オレンジ色の常夜灯は釣果も安定傾向にあり、特にアジ等は期待が持ちやすいですね!
オレンジ色の常夜灯の場合は特に、パッと見ではライトの光が当たっていないように見える場所でも、船などで釣りをする際に沖からポイントを見てみると実はライトの灯りが予想より広範囲に広がっていたりすることも多くありました。
ですので狙う範囲は思ったよりも広範囲を丁寧に探るのが大切ですよ!
LEDの常夜灯
最近になって増えてきているLEDを使用した常夜灯。
アジングやメバリングをはじめ、夜釣りをする際に厄介なのがこのLEDの常夜灯。
釣り場によっては、常夜灯が古くなったり故障したことによってLEDの常夜灯に新しく切り替わることもあると思います。
私自身、今まで何か所もLEDの常夜灯に変わってきているのを目にしています。
しかし、
LEDの常夜灯に変わった場所は釣果が以前よりも落ちる傾向があるように感じます。
光の色としては、青みがかった強い光が特徴です。
光は強いが、照射範囲が狭い
LEDの常夜灯ですが、一般的にかなり強い光を発するものの照射の範囲は一般的なものと比較すると狭く、スポット的に明るく照らす傾向があります。
するとどうなるか?
魚にとって一級のポイントとなる明暗の境のぼんやりと明るい部分が非常に狭く、魚の着き方が極端になりやすい傾向があるように思えます。
今までの私の経験では、以前はアジやメバルが釣れた場所でもLEDの常夜灯に変わったら一気に釣れなくなったり、釣れる場所がかなり狭く、攻略が難しくなった場所が多いです。
LEDの常夜灯の場合、場所によって魚の好みが出るのかわかりませんが、一見すると良さそうでも全く魚の着かない常夜灯などがはっきりと出てきやすいように感じています。
また、通常の常夜灯よりも魚の着く場所がその時のコンディションによってはっきりと出やすいですね。
具体的には、ライトの真下の最も明るい場所でだけ釣れたり、逆にライトの光の届かない暗い場所に魚が集中したり・・・。
アジやメバルのライズが出ていても、食わないライズであることも多い様な。
一目見ただけではかなり強い光が海を照らしているのでかなり釣れそうに思えるのですが、意外と難しいのがこのLEDの常夜灯です。
アジング、メバリングで常夜灯を狙う際のルアーカラー
アジやメバルを常夜灯周辺で狙う際のカラーですが、正直好みの問題もあるので一概には言えないと思います。
私の場合はできるだけシンプルに考えていくスタイルですが、プラグの場合もワームの場合も
困った時はクリア系のカラーを選んでおけば外すことは非常に少ないと感じています。
また、クリアと言っても色々なクリアがありますよね。
考え方としては、程よくライトの色になじませてあげること!
これを第一に考えて釣っていけば、釣果はある程度付いてくると思います。
例えば、常夜灯の色がオレンジ系ならば
ワームのカラーは若干オレンジがかっているオキアミ系を使ってみたり。
白い常夜灯の場合は、クリアシルバーラメなどを使ってみたり。
これが一番シンプルで単純、かつ釣れるカラーセレクトに感じます。
これを基礎にカラーを選んで釣りをしてみて、釣れなければピンクやグローホワイトなどの違う系統のカラーに変えてみたり。
一方、暗い場所を攻める釣りをする場合、ピンクやホワイト、チャートなどのアピール系のカラーを使うことが殆どになります。
とはいっても、暗い場所の魚はカラーにそこまでセレクティブではないので、あくまで人が見やすいカラーを基準に選ぶようにしています。
クリア系は程よいアピールとスレにくさがポイント!
クリア系のカラーって、人によっては
魚から見えないんじゃないかな?
と考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、水面下にいる魚に取って、クリア系のカラーって意外と常夜灯の灯りを反射してキラキラ光ったりして魚にアピールします。
それでも、強くシルエットが出るわけではないので強すぎないアピールをします。
だから常夜灯周辺で魚を釣る時の基準になる、程良いアピールの強さを持っているんですね。
また、クリア系のルアーって魚に見飽きられにくく長い時間釣れ続くことが多い傾向があるように思えます。
目立つ派手なカラーって、爆発力は持っていてもすぐに見飽きられやすかったり。
つい先日のアジングでも、オキアミ系のカラーとクリア/オレンジのカラーに比較的反応が良かったですよ(^^)/
まとめ
今回は常夜灯輪周りの攻め方やライト毎の特徴、ルアーカラーの選び方の基礎についてまとめてみました。
アジングやメバリングってお手軽にできる釣りですが、釣果を1匹でも伸ばそうとしたり、大きな魚を釣ろうと思ったら多少の工夫と知識は必要になってくると思います。
ほんのちょっとした工夫で釣果が一気に変わることも多いですし、知識を手に入れることで今まで狙ってなかったような場所に魚がいることが分かったり。
何か新しい発見のお役に立てればなぁと思って今回の記事は作成しましたので、皆さんの釣果アップに少しでも役に立てたら嬉しく思っています。
★まるなか大衆鮮魚では、他にもメバリングに関するタックルセレクトや釣り方、釣行記などの多数のコンテンツを用意してあります。時間のある時にでも「メバリング」のページに目を通してみると、何か役立つ情報が見つかるかもしれません。
メバリング入門に最適な、メバルの釣り方や道具選びの基本については「メバリング入門 釣り方、タックル選びの基本!」をご覧ください。
それでは、良い釣りを!
二時反射ですか!
それは知りませんでした(°∀°;
いつも勉強になります!!
最近の自分のキーワードは、常夜灯以外・沈み根・潮通しです!
そりゃーまぁお察しの通り根掛かり連発ですよ!!(´Д` )
ボトムから少し離せばいいのはわかってるハズなんですが、気がつくとついついタイトに攻めてて…w
こんにちは、まるなかです。
意外と狙い忘れているポイントって結構多いですからね!
見方を少し変えてみると、今まで釣り逃していた魚が非常に多かったことに気が付くはずですよ!(*^^*)
狙い忘れていたなんてとんでもない!
ポイントだという事を知らないんですよw
しかし、まるなかさんのおかげでだいぶ引き出しの中身が増えてきました!
でなきゃ、今日も常夜灯の真ん中で見える魚を、なかなか口使わねーなーとブツブツ言いながら釣ろうとしていたと思いますw
ほんと。ありがとうございますなのですw
こんにちは、まるなかです。
ついついわかりやすいポイントばかりに目が行ってしまいがちですからね!
常識などはいったん無視して、魚の視点に立ってシンプルに考えてみるともっと簡単に魚が釣れるようになるはずです。
難しいテクニックなどは2の次、3の次ですからね!
[…] 常夜灯周辺の攻め方を考えよう! […]
[…] なお、常夜灯周辺のメバリングについては「メバリング 常夜灯の釣り方」い詳しいものがあります(*^^*) […]