今日は風が強く吹きそうな予報が出ていました。
天気も徐々に下り坂ということだったので朝の一発勝負に行ってきました。
風が吹くと釣りにならないポイントも多いので、今日は風に強い場所を選んで釣行してきました。
予報通り、明け方はまだマシだったものの徐々に風が吹いてきて、帰宅後は爆風と弱い雨が降っていました。
釣況は相変わらずパッとしない状況が続いていますが、一回まとまった雨が降ったり台風などが接近すれば状況は変わりそうです。
今後どうなるのかが読めないですね・・・。
来週は中頃に雨マークが出ているので、そこで状況が変わってきてくれれば面白くなりそうですね!
サーフヒラメ関係の釣り方や釣行期はコチラにて随時更新しています!
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海水温上昇で感じる変化
今日は予報があまり良くないので、短時間の勝負になりそうなので集中して釣りを開始します。
あまり人の来ないポイントなので、薄明るくなってくる時間に到着しました。
すでにいつ釣れてもおかしくない時間なので準備もササッと済ませてすぐに潮をチェックします。
期待とは裏腹に、潮はあまり動いていない様子です。
2枚潮などはないのでジグのコントロールはしやすいですが、ジグが素直に動きすぎると何となく釣れない気がしてしまいます(笑)
こういう状況になってしまうと狙って魚を釣っていくのは難しいので、素直に朝マズメという時間の力を借りるのが手っ取り早く確実なので、明け方だけに集中して釣りをします。
潮が行っていればその後にもチャンスタイムがあったりするのですが、潮が動かないとなると修行の釣りになることも多いです。
個人的にただ永遠と投げ続けるとそのうち釣れるというような釣りは苦手なので、釣れるタイミングを見計らって狙って釣るのが自分のスタイルです。
カラーは何となくアピールの強いブラックを選択し、ボトムをとりながら派手に動かしすぎないように誘ってきます。
これといった反応もなく、今日は厳しいのかと思って油断していると着底寸前にコツンというアタリ!
よそ見していたので反応が遅れましたが、魚は無事掛かりました!!
しかし、そこそこ引きはあるものの軽い・・・・。
本命でないことはわかりましたが、エソかイシモチかなぁと予想しながら巻いてくると、
見ていてかわいいショウサイフグでした。
以前は港でも浜でもクサフグが多かったのですが、ここ何年かでショウサイフグが相当増えてきました。
詳しい理由はわかりませんが、海水温の影響なのか海流などの変化によるものなのか・・・・。
釣れるときは30cm以上の大型も混ざって一度の釣行で5匹以上釣れたこともあります(笑)
このフグは刺身はもちろん、空揚げやてんぷらなどにしても非常に美味しいので、免許を持っているか、周りに免許を持っている友人がいればうれしいお土産になります。
正直、ヒラメやマゴチよりもおいしいので個人的には釣れると非常にうれしかったりします。
フグもきちんとジグを追いかけてきてしっかり捕食してくるのでジグを扱う練習にはうってつけなんですよね。
ジグをうまく誘って食わせるタイミングを与えることができるようになると小さなフグでもスレ掛かりで釣れることはほとんどなく、しっかり針を口の中に吸い込ませて釣れるようになります。
フグがしっかり釣れるようになればヒラメやマゴチなどを食わせるのは正直簡単です!
遊泳力も捕食する能力もフグより上になりますからね。
外道の活性と本命の活性はリンクする
また、フグやイシモチ、エソなどの外道の活性が上がるときはヒラメやマゴチなどの本命の活性が上がるチャンスです。
やはり同じ魚どおし、基本的には捕食するタイミングは共通していることが多いです。
しかし、潮が速い時やベイトの種類などによってはチャンスタイムの時間が魚種によってズレてくることもあるので注意です。
とはいっても、基本的には近い時間に時合いがやってくるので目安にはなります。
フグが釣れたのでとりあえずボウズ逃れに成功したので気持ちの面でも余裕ができました。
沖合70m付近の駆け上がりの周辺を投げ込む角度を変えながら探っていきます。
アタリがなければ誘いのピッチや高さを変えてみたり、フォールの時のテンションを張り気味にしたりテンションを弱めてみたり。少し変えていくだけでも様々なバリエーションができます。
メタルジグの釣りはシャカシャカとジグをしゃくるだけで苦手だという方も多いですが、それはジグを動かしすぎなだけであってワームと同じような使い方で釣ることもできますし、ミノーのように泳がせて釣ることもできるので実は使い方が非常に多彩でどんな状況でも魚を引っ張ることのできるルアーだと考えています!
誘い方を少しづつ変えながらキャストを続けていると、ボトムに着底してからの1回目の誘いでゴツンとアタリが!!
アワセを入れると久々の強い首振り!どうやら本命のようなのでバラさないように注意しながら寄せてきます。
時々元気よく突っ込みますがフックはしっかりと掛かっている感触だったので余裕をもってキャッチできました。
レギュラーサイズのマゴチをゲットしました!
予想通り、しっかりアシストフックが掛かっていたのでこれなら安心です。リアフックが皮一枚で掛かっていると、口周りの硬いヒラメやマゴチはバラす確立が大幅に上がってしまうので注意が必要です。
とりあえずフグとマゴチが釣れたので、今日の釣りは終了です。仕事で疲れがたまっていたので、家に帰って2度寝しました(笑)
メタルジグのアシストフックに掛かる確率を上げるには
メタルジグを使ってヒラメやマゴチを狙う際、アタリが有ってすぐに合わせる習慣のある方だとリアフックに掛かりやすくなるので気を付けないといけません。
アタリが有ってすぐにアワセができるということは即アワセを入れる癖がついているということで悪いことではないんですが、釣りによってはそれが裏目に出ることもあります。
マゴチやヒラメは捕食があまり上手ではないうえ、水を吸い込んで捕食する魚ではありません。
こういった魚に対し、メタルジグでアプローチしてアタリが有ったとします。特にアタリが出やすいのはフォール絡みの時だと思います。
この時にすぐアワセを入れると、アシストフックはジグよりも比重が軽いので水面付近の方にあります。
ですので、アシストフックは魚の口に入ることなくルアーがスライドしていきリアフックが口の中であったり口の周りに掛かるんですね。
こうなるとバラシが増えてしまいます。
しかし、実際釣りをしてみるとマゴチやヒラメはバイトがあっても何事もなかったかのように誘い続けているとそのまま追い食いしてくるんです。
この習性を利用すると、バラシをかなり減らすことができるようになります。
具体的には、アタリが有ってもそのまま誘い続けてジグの周りにアシストフックをまとわりつかせるんですね。
そして、この状態になって食いついてきたときに初めてアワセを入れます。
正直、今までの経験上アワセはワンテンポ遅れても十分掛かるので焦らなくてOKです。
このようにしてアタリをとっていくと、アシストフックを口の中に吸い込ませることのできる確率が大幅にアップするので練習して試してみてくださいね!