春の港湾アジング バラシを減らすには、積極的にアワセて掛けていく!

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春の港湾でアジング

今日は夕暮れから港へアジ釣りに行ってきました。

最近は気温も高くなってきて、水の中の季節も春めいてきました。

海の季節の進行は地上より遅いので、これから春本番といったところでしょうか。港についてみると、春らしい濁りが発生していました。

春になると水温が上がり、それによってプランクトンが発生します。そうなると春の濁り潮と呼ばれる濁りが発生します。

場合によってはそれが行き過ぎると赤潮になったりと、この時期の 海は魚を釣るのが実は難しかったりしますね。

年によっては水が緑色になり、魚が全く釣れなくなったこともありました。今年はそれに比べたらまだマシなようです。

前日に雨が降ったことも、水がよくなった方向につながったのかもしれません。




水質悪化が原因?低活性

早速アジを狙い、中層を探ってみますが全くアタリがありません。

時々メバルと思われる小型の魚が水面で小魚を捕食くしていますがこちらも釣れない・・・・。

釣り人に叩かれ過ぎているのか、それとも餌の小魚が小さすぎる為なのか理由ははっきりしませんがどうも反応が悪いです。

そこで、粘っていても時間がもったいないのですぐに移動します。

ちょっと濁りが入っていたので、沖からの潮が入ってきやすいポイントに移動することに決めました。移動して海をのぞいてみると、先ほどよりも水が澄んでいて如何にも釣れそうな雰囲気があります!!

シラスのような小魚も確認でき、やる気もアップです!

早速ワームを投げて沈めていると、コツコツという小さなあたり。すかさぐ合わせを入れると軽いですが鋭い引きが伝わってきます!

この引きはアジに違いないので、口がちぎれて逃さないように少し丁寧に寄せてきます。足元まで寄せると、20cmほどのアジです!!そのまま抜き上げようとしたら・・・・

まさかのポチャン・・・・・。

口先にちょこんと針が引っ掛かっていただけなので危ないなぁとは気づいていましたが、痛恨のバラシです。まぁ、狙いのアジがいることが分かったので気を取り直して釣りを再開します。

小型のアジは大抵群れているので、1匹釣れれば同じ場所で数匹ほどは釣れる可能性が高いので集中して釣りをします。

すると、次のキャストでまたアタリ!!今度はバラさないよう、素早く合わせを入れます。今度はしっかり合わせも決まり、バラさずにキャッチ成功!!
サイズは20cmほどのアベレージサイズでした。

アジの口は上下が硬く、左右が非常に柔らかくちぎれやすい構造をしています。

ですので、うまく上顎か下顎に掛けることができればバラす確立を大幅に小さくすることができます。今回は口の横に掛かっていて、案の定針が外れる寸前でした(-_-;)

少しでも上あごに掛ける確率を上げるには、アワセが肝心です。

アジはまず吸い込むように餌を捕食します。この時、コツコツとしたアタリなど、比較的小さなアタリが出ます。ここで合わせることができればよいのですが、少し遅れたりすると、アジが体を反転させます。

この時のアタリはひったくられるようなアタリだったりと、比較的大きくアタリが出ます。

このタイミングで針にかかったとしても、魚が反転しているために口の横にかかる確率が上がってしまいます。そうすると、バラシにつながりやすくなります。

ですので、アジを釣るときは気持ち早めにアワセをしっかり入れて釣りをした方が良いように思います。

といっても、状況によっては口の奥まで呑み込まれる日もあり、こうなるとアワセなくてもバラすことはほとんどないため、日によって簡単な日と気難しい日があります。




状況が好転!ライズ発生!

1匹釣れたのでひとまず安心です。しばらくすると、アジの捕食する姿がちらほらとみられるようになってきました。

アジの場合、水面で捕食するスピードが速く、ピシャッという音が聞こえます。
セイゴの場合はもっと派手にバシャバシャと捕食を繰り返すことが多く、カマスや太刀魚の場合は体が細長いためか音が静かです。

群れが残っているうちが数を稼ぐチャンスなので、テンポよくキャストをしていきます。

アジは明かりの真下よりも船の影など、暗い場所との境目でよく釣れることが多いので、どこに投げてどのように引っ張ってくれば明暗部をより長く通せるかなど、考えて釣りをするとより多くに魚を釣ることができるようになります。

また、狙ったところにきちんと一発で投げられるように練習することも重要です!!

船ギリギリにルアーを投げ込むことができると、着水してすぐにアタリが出ました。が、掛からず・・・。

アジは針にかからなくても、そのまま追いかけ続けてくることも多いので、そのまま丁寧に巻いてみます。

すると、数秒後にまたアタリ。今度はわかりやすいアタリだったのでしっかり合わせることができました。

すると、先ほどのアジとはけた違いの重さです。全く引かないので、大型のカサゴかと思い、ゆっくりと巻いてくると足元まですんなり寄ってきました。

と思った矢先、急に勢いよく突っ込まれ、糸が切れそうになりました!

何とか突っ込みを交わしてもう一度寄せてくると、30cmはありそうな良いサイズのアジです!!

見た感じ体高もあって脂が乗っていそうな居つきのアジです。口元を見ると、ワームは丸呑みされていそうなので安心して抜き上げました。

よく肥えた30cm程のアジでした!(帰宅後撮影)

やはり、船の影にうまく投げ込めたのが良かったのでしょうか。良い場所には大型の魚がやはりいます!

すぐに血抜きをして釣りを再開すると、すぐに釣れましたがサイズダウン。18cmくらいの少し小さめになってしまいました。サイズは大きくないですがよく肥えていて、よく引いて楽しめました♪

 その後も場所を移動しながら釣りをしていきましたがなんだかんだで10匹程のアジが釣れ、まだまだ釣れそうだと思った矢先、影が急に強くなってきてしまい小さなアジ用のワームでは風に煽られてしまい釣りができなくなってしまいました。

ですので、今日はここで撤退です。とりあえずアジは刺身でいただきます!!!

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