こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はブリーデンから発売されているビーバイブ30(13バイブ30)を詳しくインプレしていきます。
ビーバイブはアジやメバル狙いに使いやすいマイクロサイズのメタルバイブで、非常にコンパクトなボディながら強い波動が特徴的ですね。
漁港内をはじめ、防波堤やちょっとした小磯・テトラ帯などでの五目釣りに使いやすくなっています。
忖度なしにインプレしていくので。メタルバイブ選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
ビーバイブ30のスペック
ビーバイブのラインナップは1種類で、30mmボディに対してウェイトは4.1g。
ライトゲーム対応のメタルバイブの中でもかなり小さな分類です。
4.1gのウェイトはLクラス程度のタックルでもフルキャストしやすく、小場所~ある程度遠投が必要な場面まで対応可能ですね。
ビーバイブ30をサクッとインプレ
ビーバイブの使用感を詳しく紹介する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。
- 飛距離:よく飛ぶ
- フォール:スパイラルしにくく高い安定性
- アクション:ハイレスポンス&強波動でしっかり泳ぐ
- 使い方:スロー~中速までのただ巻き・リフトフォール・ストップアンドゴーなど何でも
- ターゲット:アジ・メバル・セイゴ・メッキ・カマス・チヌ・根魚など何でも
- 適したシチュエーションなど:しっかりと波動が手元に伝わるメタルバイブが欲しい方に。比較的スローな誘い向きか
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
魚種問わずに色々狙えるメタルバイブですが、ハイレスポンスでしっかりと泳ぎきってくれるのが大きな特徴ですよ!
飛距離
ビーバイブの飛距離ですが、30mmというコンパクトサイズのボディに4.1gのウェイトが確保されているので、遠投性能は十分ですね。
実際に私がPE0.3号+6フィート後半のライトゲームタックルで13バイブをキャストすると、無風時でだいたい40m台前半ほど。
空中での飛行姿勢も比較的安定しているので、グルグル回転して失速することは比較的少ない印象。
また、4.1gというウェイトが結構キモで、ライトゲームでよく使われるLクラス程度のタックルでもフルキャストしやすいんですよね。
5gクラスのメタルバイブの方が遠投性能は確かに優秀ですが、Lクラスほどのロッドの反発力では若干ロッドが弱く感じます。
13バイブは軽すぎず重すぎずなちょうど良い重量感になっているので、MLクラスのような少し硬めのロッドでなくても使いやすいです。
フォール
ビーバイブの良さの1つが、フォール姿勢にあります。
ヘッド形状は極端に低重心化されておらず、やや体高があってヘッド上部にもウェイトを分散しています。
一般的なメタルバイブは、テンションを少し緩めた状態でフォールさせると、スパイラルしてしまうものが多いです。
しかし、このメタルバイブはテンションを緩めても安定した姿勢をキープしやすく、「スーッ」とナチュラルに沈下。
ですので、フォール中のバイトもキャッチしやすいですし、リフトフォールのような縦方向の誘いに対するすぐれた使い勝手の良さがありますね!
ビーバイブのアクション・使い方
ただ巻き
ビーバイブは、ただ巻きでも非常にしっかりとした波動でアクションするバイブレーションになっています。
沖に向かって遠投してただ巻きしても、手元に伝わる操作感は比較的ハッキリと伝わりやすい特徴がありますね。
ですので、初心者の方や、スローな誘いで丁寧に探りたい時でもノー感じになりにくく、しっかり魚を誘えるのがメリットです。
30mmという小さなボディながら、アピール力・水押しは40mmクラスのメタルバイブに全く劣りませんね。
なお、ビーバイブには2つのアイが設置されています。
ただ巻き・リフトフォールなど、使い方問わず、まずはフロント側のアイで使ってみることをおすすめします。
リア寄りのアイにセットすると、超強波動型のメタルバイブになる感じで、非常に浮き上がりやすくなります。
デッドスローで浅いレンジをキープするには良いんですが、少し巻き速度を上げたり、払い出す潮に当てて使うと浮き上がりすぎて使いにくいと感じることがあるからです。
フロント側のアイの方がオールラウンドに使いやすい印象ですね。
リフトフォール
2つめはリフトフォールですね。
ハイレスポンスで明確な操作感+フォール中の安定した姿勢により、リフトフォールとの相性も抜群に良いです。
結構強い波動でアクションするメタルバイブなので、アクションは軽めで十分です。
また、穂先をチョンチョンと軽く揺するようなショートピッチの誘いでもしっかりアクションが立ち上がってくれるので、低活性時や根魚狙いなど、魚が積極的にルアーを追わない状況でも使いやすくなっていますね!
ロッドアクションはだいたい2~5回ほど連続で与えてリフトし、その後フォールで落とし込むようなパターンがメインです。
ストップアンドゴー
3つめはストップアンドゴーですが、ビーバイブは比較的浮き上がりが良いバイブレーションなので、使用頻度は低めですね。
水深が2mくらいまでのシャローエリアを狙ったり、水面直下をメッキやカマス・小型青物などが回遊しているような時に使うのがメインかな。
ハンドルをだいたい3~6回転ほど巻いて誘いを掛け、ピタッと止めるようなパターンを基本にしています。
沖のブイにワカシがついており、ブイの周りにビーバイブをキャストし、水面直下のストップアンドゴーで連発でしたね。
適したシチュエーションなど
ビーバイブは
- 30mmのコンパクトボディ
- 安定したフォール姿勢
- 強めのバイブレーションでハイレスポンス
このような特徴を併せ持っています。
ですので、私としては高速リトリーブで誘いを掛けるというより、スロー~中速で丁寧に探りたい時に使いやすいメタルバイブだと感じています。
ガンガンリールを巻いて誘うのであれば、もう少し潮抜けが良くて控えめな波動のものの方が軽快な使用感で快適に操作しやすいですしね。
狙うターゲットとしては、アジやメバルをはじめ・セイゴやカマス・メッキ・カサゴ・小型のハタ・チヌなど何でも釣れます。
小型のサバなどの青物にも使いやすく、特に若干活性が落ちていてフォールを混ぜて縦に誘いたい時に効果を発揮しやすいですよ!
ビーバイブのリフトフォールでショゴをキャッチしました。
岸壁沿いについていて活性が低く、シンプルな巻きでは反応しても食ってこないパターン。
こういう時、テクニカルに誘いやすいビーバイブの特性が活きますね!
▼アジやメバルといったライトゲームに使いやすい小型のメタルバイブを探している方は【アジ・メバル・ライトゲーム用メタルバイブのおすすめ・選び方解説】を参考にどうぞ。
全て実際に使い比べて魚を釣り上げ、使いやすいものを特徴とともに解説します
まとめ!
今回はブリーデンのビーバイブ(13バイブ)30のインプレをしました。
- 4gの重量は重すぎず、Lクラス程度のライトゲームタックルでもしっかり振り抜きやすくてよく飛ぶ
- フォール中にスパイラルしにくい
- 波動は強め。30mmながら明確な波動で素早くアクションが立ち上がる
- 比較的ワイドにバイブレーションするメタルバイブなので、どちらかというとスロー~中速までの誘いで使いやすい
要点をまとめるとこんな感じですね。
安定したフォール姿勢を活かし、テクニカルな細かい誘いにもしっかり追従してきてくれるメタルバイブですよ!
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