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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はダイワから発売されているライトゲーム用プラグ、月下美人夕凪55Fをインプレ。
夕凪は水面に浮くペンシルベイトで、魚種問わずに色々狙うライトゲーム五目釣りや、食い渋り気味のチヌなどに使いやすくなっています。
そのサイズ感を上手に活かして使うのがポイントかな。
忖度なしにインプレしていくので、ルアー選びの参考にしてくださいね！
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行しています)
- 渓流～船釣りまで、ルアー・フライ・餌と、各種の釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- 釣具店、メーカーにて私のタックルインプレッションや釣り方の掲載・利用あり
こんな感じで毎日のように釣行を重ねて生活している釣り好きで、実釣実績もそれなりに残しています。
月下美人 夕凪のスペック・ラインナップ
- 全長：55mm
- 重量：4g
- フック：#10(管理人調べ)
夕凪の全長は55mmと、ライトゲーム対応ペンシルベイトとしては若干大きめですね。
アクションレスポンスは中々良い感じで、ワイドに動きますよ！
カラーラインナップについては【ダイワ 月下美人夕凪商品紹介ページ】を参考にどうぞ。
月下美人夕凪を「サクッと」インプレ！
夕凪の特徴や使い方などを詳しくインプレする前に、私なりの印象を簡単にまとめておきます。
- 飛距離：重量の割には比較的優秀
- 浮き姿勢：垂直気味の浮き姿勢
- アクション：水を弾くのではなく、水を絡めて滑らかに動く。ワイドなスケーティングを見せる
- 使い方：ドッグウォークをメインに、シェイク・ただ巻きなどにおすすめ
- ターゲット：中型以上のメバルやメッキ・セイゴ・チヌなどに使いやすいサイズ感
ざっくりインプレするとこんな感じですね。
夕凪はライトゲーム対応プラグとしては若干ボリュームがありますが、その分ダイナミックにアクションしますね！
ヌルヌルと動くルアーなので、アクションさせるのが楽しいですな。
飛距離
重量の割に安定した飛距離
夕凪の飛距離ですが、ライトゲーム対応のペンシルベイトとしては比較的優秀ですね。
重量的には4gと、そこまで重たくはありませんが、ウェイトが後方に入っているのでキャスト時にルアーの重さをしっかりロッドに乗せやすいです。
私がPEライン0.4号を巻いたライトゲームタックルで夕凪をキャストすると、平均して30m台前半〜中盤といった感じ。
飛距離としては、4.5gクラスのポッパーと同じくらい～若干夕凪の方がよく飛びますね。
若干曲がりやすい
後方寄りのウェイトバランスで飛距離は思いのほか優秀な夕凪ですが、横風への対応力は若干劣る印象があります。
横風が吹く状況下で使用すると、リリース直後にルアーが「グインッ」と少し勢いよくカーブしてしまうことがあり、ピンスポットを攻める時に若干投げにくいと感じることがあります。
飛行姿勢自体は悪くなく、大きく乱れてグルグルと回転してしまうようなことはほとんどないんですが。
風が強い状況下で使用する時は、風の影響を少し強めに意識した方が良いでしょう。
浮き姿勢
夕凪はリア寄りの場所にウェイトが入っていて、浮き姿勢はこんな感じになります。
いわゆる垂直浮きのペンシルベイトですね。
水平気味の姿勢で浮くペンシルと比較すると、上下にルアーを動かしやすいのがメリットの1つになります。
なお、浮力自体はやや控えめで、高く浮くルアーではありません(コップの水は真水なので、海水の場合はもう少し浮力が出ますが)。
夕凪のアクションの質・使い方など
ラトルによる+αのアピール
夕凪はヘッド下部にラトルが入っています。
アクションを与えた時に軽快なラトル音が若干混じることで、+αのアピール力が生まれます。
細かいロッドアクションを与えた時にもラトルの効果はしっかり出るので、ノンラトル仕様のペンシルベイトと使い分けが可能になっていますよ！
ドッグウォーク
夕凪の使い方ですが、最も基本になるのが連続してロッドアクションを与えるドッグウォークですね。
控えめな浮力設定により、水を弾いてイレギュラーに・キレ良く動くというより、水を絡めて滑らかに左右へスライドします。
ライトゲーム対応の小型ペンシルベイトとしてはスライド幅は結構大きめで、左右へワイドなスケーティングを見せますよ！
なお、ロッドを少し下げ気味にしたり、若干強めに弾くとスケーティング中にダイビングアクションが混じるようになります。
これによって縦方向の動きによるアピールも可能になります。
ドッグウォークアクションで使用する時は
- 穂先を2回～6回ほど連続で動かしてドッグウォークさせる
- カウント1～3ほどポーズを入れる
基本はこんな感じの使い方をすることが多いですね。
トリッキーな動きを足したい時は、ダイビングアクションを多めに入れたり、動かし方を少し工夫すると良いですよ！
なお、ヘッド下部はフラットな形状になっていて、アクションを与えた時に軽く水を押すようになっています。
程よい波紋・飛沫を出して魚にアピールします。
まるなか
シェイク
2つめはロッドを細かく揺するシェイクですね。
垂直浮きで浮力が控えめなペンシルベイトなので、シェイクするとヘッドを上下にピョコピョコ動かして細かな波紋+ラトルサウンドで誘うことが可能。
浮き上がりがやや遅めなので、若干スローなテンポでシェイクした方が使いやすいです。
活性が低くてドッグウォークアクションでは魚が追いきれない時や、ピンスポットから魚を引き出したい時におすすめ。
シェイクで使う時もひたすらルアーを動かし続けるのではなく、誘いとポーズをセットにするのが基本になります。
ただ巻き
ラストはただ巻きですね。
ペンシルベイトはただ巻きで使うとこれといったアクションを発生させませんが、そのシンプルなI字引きがスレた魚によく効くパターンが存在します。
ルアーを動かすと警戒してしまって逃げてしまうメバルやチヌ・セイゴなどを狙う時、特に効果を発揮しやすい印象ですね。
一方で小型の回遊魚を狙う時は動きに変化を出した方が良く釣れることが多いので、使用頻度は少なくなります。
ルアーが水面で引き波を立てるように、ゆっくりと巻くだけ。
ベタ凪の時など、特にプレッシャーが掛かりやすい時はラインをピンと張りすぎず、若干弛むくらいの状態をキープするのがおすすめ。
そうすることで、わずかな波風や潮流でルアーが微妙にフラついたり、自然な形で絶妙に誘いを掛けることが可能になってバイトチャンスを与えられます。
なお、ただ巻きはドッグウォークやシェイク・少し長めのポーズとコンビネーションさせるのもかなりおすすめ。
ワンキャストの中でアクションを変化させることで、ルアーに反応するものの食わない魚に口を使わせることができることもありますからね！
ちょっとした河川の河口部の橋脚の下でライズしているヒラセイゴを夕凪のただ巻きでキャッチ。
ドッグウォークで誘いを掛けた後のただ巻きで「バシャッ」とバイトしてきましたね！
適したシチュエーションなど
メバル・メッキ・セイゴなどの五目釣りに
夕凪55Fは、ライトゲーム用ペンシルベイトとしては若干大きめなサイズ感。
10cm台～20cmくらいまでのターゲットを狙う場合、状況によってはルアーが少し大きいと感じることがあります。
ですので、基本としては20cm前後以上の魚を狙う時に使いやすく、個人的には漁港内のスレた小型のメバル狙いなどよりもメッキやセイゴ・小型青物などを狙う時に使いやすいペンシルだと考えていますね！
そこそこ遠投性能があるので、内湾のビーチや小磯・小~中規模河川の河口周りなどを攻める際におすすめ。
まるなか
マズメの時間など、魚が浮きやすい時間のシャロー狙いで特に高実績！
チヌゲーム
一方で絶妙に小さいサイズ感はチヌのトップウォーターゲームにも対応できます。
夕凪でスロープ周りを狙い、40cm後半の大型のキビレをキャッチ。
コンディション抜群でかなり良く引きましたね！
チヌ用のペンシルベイトはだいたい70mm前後を使用することが多く、夕凪はそれらと比較すると小さめになります。
しかし、警戒心が上がっていて大きめのルアーを投げるとチヌが逃げてしまう状況などもあり、そんな時は夕凪が使いやすいですね。
小型のポッパーやペンシルベイトにローテーションすると、警戒することなく一撃でしっかりバイトしてくることもありますよ！
30cm前後の小型のチヌが多い状況下でもフッキングを決めやすくなりますから、手堅く魚をキャッチしたい時にもおすすめ。
まるなか
夕凪のサイズ感は小さすぎずでちょうどいい感じ！
気になる点
夕凪の気になる点ですが、比較的ワイドなスケーティングを見せる反面、強く動かしすぎたり・ラインを緩めすぎると、フロントフックがリーダーを拾いやすくなりますね。
特に水面が風波でザバザバしている時にしっかり動かそうとすると、ライン絡みが発生しやすい印象です。
まとめ！
今回はダイワの月下美人夕凪の使用感や使い方を詳しくインプレしました。
- ライトゲーム専用プラグとしては若干大きめ
- 重量の割にはよく飛ぶ
- 浮力は控えめ
- ロッドアクションでワイドなスケーティングを見せる
- ダイビングを混ぜたシェイクやただ巻きにも対応
- メバルやメッキ・セイゴなどのライトゲーム五目の他、チヌ狙いにも対応
要点をまとめるとこんな感じですね。
程よく小粒で五目釣りに対応するペンシルベイトになってますよ！
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