【弱点あり?】テイルウォーク アウトバックパピー酷使徹底インプレ

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アウトバックパピー インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はテイルウォークから2026年に発売されたパックロッド、アウトバックパピーの特徴や使用感を詳しくインプレしていきます。

最近徐々にラインナップが増えてきているパックロッド界隈ですが、アウトバックパピーは仕舞い寸法が20cm前後と、最強クラスのコンパクトさが大きな特徴ですね。

アウトバックパピー

私が購入したのはS62ML-Tということで、一番長さ・パワーがあるモデルになります。

主に漁港の岸壁や内湾のビーチ・ちょっとした小磯周りでのルアーを使った五目狙いに使用、45cmクラスのチヌを筆頭にプラグやワームを使って魚を釣り込んできました。

忖度なしにインプレしていくので、ロッド選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

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アウトバックパピーを「サクッと」インプレ!

アウトバックパピー チヌ 釣果

まずはロッドの特徴・使用感を簡単にまとめておきます。

  • リールシート・グリップ:おしゃれで安っぽさは無し
  • ガイド:アルコナイト仕様
  • 飛距離:平均的な使用感。やや反発力は低め
  • 重量感:特に気にならない
  • 感度・調子:正直言ってそれなり。つなぎのロッドには劣る
  • パワー:スムーズに曲がるが、バットを中心にかなり粘る。チヌ程度なら余裕
  • 適合ルアー:5gクラスを中心に3g前後~10g程度までが無難
  • 気になる点:全体的なベニャベニャ感
  • 適したシチュエーション:根魚狙いの穴釣りなど近距離戦・ミノーやトップウォーターなどのプラグ類が特に使いやすい

ざっくりまとめるとこんな感じですね。

全然普通に使えるロッドではありますが、5ピースなどのつなぎ仕様のパックロッドと比べるとやや反発力が低く、使用するルアーや操作方法よっては使いにくさが気になるというのが率直なところ。

リールシート・グリップ周り

アウトバックパピーですが、グリップ周りはこんな感じのデザイン。

アウトバックパピー グリップ

フロントグリップは最小限のコルク仕様、リアグリップも小さめでEVA、エンドは集積コルクになっていますね。

セパレート式でメタルパーツや飾り巻きが入っていてかなりオシャレです。

見た目的に安っぽさは全く無く、非常に気に入っています。

アウトバックパピー バット

バットは鮮やかなイエロー、コーティングがされていますが、マットな感じでこれまた可愛らしくて良い感じ。

アウトバックパピー ブランクカラー

ブランクも塗装されていて、光が当たるとネイビーっぽく見える仕上げ。

アウトバックパピーは超コンパクトロッドになりますが、かなり外観・デザインには凝った造りになっていますね。

ガイド

アウトバックパピー ガイド

アウトバックパピーですが、ガイドはアルコナイトリング仕様。

ライン素材を問わずに使うことができ、安価なパックロッドよりもワンランク上のガイドになっていますね。

アウトバックパピー トップガイド

ガイド径はこのパワークラスのロッドとしては少し大きめで、私の場合はPE0.8号+リーダー3号を基準に使ってきましたが、特に糸抜けの悪さなどは気にならないです。

ただし、ノットを巻き込んでキャストする時、雑に投げるとトップガイドにラインが絡むことが何度かありました。

ノットを外に出すか、しっかりバットから曲げ込むことを意識すればストレスフリーで使えています。

アウトバックパピー 遊動ガイド

また、振出ロッドはどうしても遊動式のガイドを使用する機会が増えますが、アウトバックパピーシリーズの場合は1番ガイド(トップガイドの次)だけが遊動式でそれ以外は固定されています。

遊動ガイドは少ない方が使用中にガイドがズレにくいので、無駄なストレスを軽減して実釣できます。

実際にキャストを繰り返してみても、ガイドが回ってしまうようなことは全く気にならず、一度しっかりセットしてしまえば快適に使えますね!

飛距離

飛距離についてですが、私が購入したS62ML-Tの適合ウェイトは3g~10gとなっています。

私が使った限りでは、投げやすいのは3g前後~7g・8g程度まで、9gや10gクラスになってくると、少し振り抜きが重たく、ロッドが若干曲がりすぎて初速が出しにくい印象です。

全体的に胴調子寄りでバットからしなやかに曲がるので、キャストが苦手な初心者の方や、力を抜いてキャストしたい方には安定した飛距離が出しやすいと思います。

一方、強風時などコンパクトなスイングで初速を出してキャストする場合、高反発なシャキッとしたロッドの方が投げやすいです。

特段よく飛ぶロッドではありませんが、マイルドな使用感でロッドの曲がりを感じ取りやすく、気軽に使うなら十分な投げ心地ですね。

ロッドの重さ

ロッドの重さに関してですが、S62ML-Tの自重はカタログスペックで88g。

100g以下に収まっていますし、全長自体も6フィート2インチのショートロッドなので、特に重さは感じません。

激的な軽さは有りませんが、ミノーを高速トゥイッチしたり、トップウォータープラグをドッグウォークさせたり、休憩なしで釣りをしても全く問題なく使えています。

ちなみに、自重185gのレガリス2500S-XHをセットすると重心バランスはこの辺り。

アウトバックパピー 重心バランス

フロントフリップの角、グリップとブランクのつなぎ目付近でバランスが取れます。

しっかりとバランスが確保されているので、使用感は悪くないですね!

感度・調子

やや反発力抑えめ

アウトバックパピーS62ML-Tですが、全体的に反発力は控えめ、良くも悪くもしなやかに・バットから簡単に曲がり込むロッドです。

無負荷の状態でロッドをヒュンヒュンと振るだけでも、結構大きく・しっかりと曲がりを感じます。

この点においては振出しの小継竿特有の感触があり、5ピースなどのつなぎ仕様のパックロッドと比べると全体的に柔らかく、ルアーロッド感は少し控えめ。

ちょい投げなどに使うパックロッドのような感じがやや強めで、ぶっちゃけ好みは分かれるでしょう。

シャキッとした高反発なロッドが好きという方には、少し使いにくさが気になりやすいかも。

アウトバックパピー ソリッドティップ

ティップはムク構造のソリッドティップ仕様。

反発力は控えめで、こんな風にかなりスムーズに曲がり込みます。

ボトム系ルアーの操作感がやや劣る

アウトバックパピー 根魚 釣果

全体的にマイルドでしなやかな調子になっているので、カサゴや小型のハタなどを狙うライトロックフィッシュゲームに使うと、操作感が少しぼやけやすいですね。

アクションさせた時のロッドが少し大きく曲がりやすく、入力した動きをロッドが吸収してしまってダイレクトな操作感がありません。

また、ワームが海底の障害物に触れる感触だったり小さなアタリもちょっとぼやけたような感じになるので、遠投して広範囲の海底付近を探るとなると、正直言って使いやすいとは思えませんでした。

開けたオープンエリアを探ったり、穴釣りのように仕掛けを遠投せずに縦に落とし込む使い方をするのであれば、このしなやかさが食い込みの良さにつながるので、武器になると思います。

一方、ミノーやトップウォータープラグの操作感は非常に良い感じで、ルアーが柔らかく動いてくれますし、ペンシルベイトやポッパーはアクションエラーが起こりにくく、しっかりと潮を掴んでくれますね!

この辺りは得意・不得意が結構分かれやすい印象。

ボトム系ルアーを使ったチヌやロックフィッシュゲームに使うなら、振出式のパックロッドよりもアブのソルティーフィールドなど、5ピースなどのロッドの方がおすすめかな。

ソルティーフィールドのパックロッドモデルは私が非常に愛用しているロッドで実売1万円以下。
少し持ち重り感はありますが、より高反発でシャキッとしている使用感です(ソルティーフィールドのインプレはこちら)。

パワー

全体的にしなやかに曲がり込む・やや反発力を落としたロッドという印象ですが、曲がり方のいびつさなどは気になりませんし、バットを中心にしっかりとタメが効いてくれます。

アウトバックパピー チヌ 釣果

45cm前後のチヌを障害物が多い岩礁帯で狙ったりしましたが、特に不安なくやり取りできますね!

しっかりと魚の引きを吸収してくれるので、手元に伝わる衝撃はかなり少なく、強く突っ込まれてもラインブレイクも起こりにくく、釣り人側も疲れにくいです。

また、軽い負荷でもロッドがしっかり曲がるので、10cm台後半や20cm前後といった小型の魚でもしっかり引きが味わえます。

アウトバックパピー メッキ 釣果

トップウォータープラグを使ったメッキ狙いも満喫しましたが、プラグルアーの操作はかなり快適ですし、魚が掛かってからも楽しいロッドですね!

適合ルアー・使い方など

アウトバックパピー ライトゲーム 釣果

これまで紹介してきたように、アウトバックパピーS62ML-Tは一般的なこのクラスのルアーロッドと比較するとやや反発力が低めで全体的に大きく曲がり込む仕上がりになっています。

この特性を知ったうえで購入しないと、買ってみたら思っていたのとちょっと違うという結果になるかもしれません。

アウトバックパピー 釣果

ミノーやシンキングペンシル・ポッパー・ペンシルベイトなど、プラグ系ルアーをただ巻きしたりロッドアクションを入れて操作するのは結構得意で、これといった使いにくさは感じません。

引き抵抗が大きいロングリップのミノーなどでなければ、上限付近の9g・10gクラスまで普通に使うことができます。

一方注意したいのがワームですね。

私の好きなダート釣法・ライトワインドで使ってみた印象としては、ジグヘッドの重さは2g・3g~5gクラスまでといったところで、7gなどになるとロッドが大きく曲がりすぎてしまい、ダートさせるのが難しいです。

また、チヌやカサゴなどをボトムゲームで狙う場合ですが、すでに紹介しているとおりダイレクトな操作感や感度・障害物に引っ掛かった時の外しやすさなどが劣るので、シンカーは5g程度まで、ちょっと我慢して7gクラスまでかなといった具合。

7gクラスになると操作時のムニュムニュ感が結構強くなってくるので、特に遠投して沖合を探ったり、深場狙いだと使いにくさが気になってきます。

岸壁沿いを落とし込んだり、穴釣り的な感じで至近距離を狙うのであれば、このしなやかさはそれほどデメリットにはならないと思います。

こんな感じのロッドになりますが、堤防周りのルアーを使ったライトな五目狙いのほか、バス釣り・5号・6号前後までのオモリを使ったちょい投げ釣りなどにちょうど使いやすい印象ですね。

まとめ!

アウトバックパピー チヌ 釣果

今回はテイルウォークのアウトバックパピーS62ML-Tのインプレをしました。

仕舞い寸法20cm前後の超コンパクトなパックロッドで、非常にオシャレで可愛らしいデザインが良い感じのロッドです。

ピンピンの感度・操作性を求める方には正直言ってあまりおすすめしませんが、しなやかに曲がり込むロッドの特性を活かして使うことができれば、十分な実釣性能があります。

魚を掛けてからの安心感・やり取りにおいては非常に楽しめるロッドになっているので、旅先でちょこっと釣りを楽しみたい方には良いロッドだと思います。

興味がある方はぜひお試しあれ。

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