
こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はメジャークラフトから発売されているロックフィッシュ用ロッド、ロックライバー1Gを詳しくインプレしていきます。
私が購入したのはB852H、いわゆるハードロックフィッシュ用ロッドとしてスタンダードなスペックのベイトモデル。
地磯でアカハタ・オオモンハタ・キジハタを狙うために酷使してきました!
実売価格で1万円台中盤~後半ほど、非常にコスパに優れた初心者の方にもピッタリなロッドですね。
50cmオーバーのランカーサイズのオオモンハタを筆頭にしっかり魚を釣り込んで使用感をチェック。
忖度なしにインプレしていくので、ロッド選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞め、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。
関連動画
文字や画像では伝わらない所まで!
ルアーの重さごとの使用感やランカーサイズとのファイトシーン・実際に負荷を掛けた時にロッドがどういう風に曲がるのか?
どこよりも詳しく・徹底的にロックライバー1Gをインプレします。
ロックライバー1Gを「サクッと」インプレ

まずはロッドの特徴・使用感を簡単に紹介しておきます。
- リールシート・グリップ:オーソドックスな仕様で無難に使いやすい
- ガイド:ガイドは小さめ。Oリング仕様
- 飛距離・トラブルレス性:最大飛距離はそれなりだが、悪条件下や初心者の方でも楽にキャスト出来て使いやすい
- 重量感:平均
- 感度・調子:やや反発力を落とした設計で上級グレードとは差がある。基本性能としては十分
- パワー:反発力が低い分、バットのタメは効きにくいが50cm台程度のロックフィッシュなら問題ない
- 適合ルアー:10g~30g程度のシンカーにマッチしている。ハードロックフィッシュ用として高い汎用性
- 気になる点:とにかく感度を求める方にはややマイルドな使用感
- 適したシチュエーション:地磯やテトラ帯・堤防など、大型狙いのハードロックフィッシュゲームに広く使える
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
ロックフィッシュゲーム初心者の方にも買いやすい価格帯のロッドですが、想像以上に使いやすくて非常に気に入って使っています。
リールシート・グリップ

リールシートはfuji工業のECSグリップ、オーソドックスなセパレート式を採用しています。

グリップ形状や長さともに目立つものはありませんが、キャスト・アクション・魚とのやり取りは特に問題なく行うことができています。
コスパに優れたロッドにはなりますが、特に安っぽさなども無くて十分な使い心地ですね!
ガイド
Oリング仕様
ガイドはアルコナイトやSiCではなく、コスパ重視のOリングになります。

グレード的には下になりますが、そこまで過酷な状況で使わることが少ないロックフィッシュ程度であれば、実釣時に直接的な支障が出ることはありません。
あえて言うなら、硬度が下がるので地面などに軽くぶつけた時に傷が入りやすいことでしょうか。
特にトップガイドに気づかないうちに傷が入っていたりすると、ラインが切れたりすることがあります。
小径ガイド
ロックライバー1Gですが、ハードロックフィッシュ用ロッドとしては少しガイドが小さめになっています。
ロッドの持ち重り感軽減や感度の面では有利になるかもしれませんが、ここは好みが分かれてくるところだと思います。
私の場合は50cmオーバーのアカハタ・オオモンハタ・キジハタを狙うことが多く、ラインはPE2号~2.5号にリーダーは8~10号が基本セッティング。
ある程度太めのラインシステムですが、FGノットで結束する分にはキャスト時の糸抜けに関して問題はなく、ノットを巻き込んでキャストしても使いにくさは有りません。
ただし、ルアーを回収してノットを巻き込んだ時にガツガツする感触は少し強めに出ますね。
また、バットガイドまでの距離が少し遠めに設計されているのもちょっとした特徴です。
これは普通に使う分には問題ありませんが、急な角度でかなり強くロッドを曲げ込んだ時、ラインがブランクに干渉しやすくはなります。

手元負荷で4kgほどの強さでロッドを大きく曲げ込むとこんな感じで、ラインがブランクの下側に回り込んで干渉した状態になりやすいです。
正直、50cm台くらいまでのロックフィッシュを相手にしてここまで強い負荷を掛けることはほとんどありませんので、心配する必要はないとは思いますが。
飛距離・ライントラブル
安定した飛距離が出しやすい
ロックライバー1Gですが、上級グレードのロッドと比べると、若干反発力を落とした中弾性カーボンメインの構成になっていると思われます。
シャキッと・ピンとした張りは感じにくいですが、その分簡単にバットまでロッドを曲げてキャストしやすくなっています。
最大飛距離としてはそれほどではないものの、キャストに慣れていない方や足場が悪くてロッドが自由に振れない場面など、キャストが難しい状況でもルアーの飛行姿勢を安定させやすく、バックラッシュのリスクも減らして投げやすいのはメリット。
特に私の場合は足場がかなり悪い磯での使用がメインで、高弾性ロッドだとキャストが難しいことも良くあります。
これが嫌で普段から少し反発力を落としたロッドを使うことが多いんですが、個人的にロックライバー1Gのマイルドな使用感は非常に好みですね!
ベイトタックルの扱いに慣れていない方でも扱いやすくなっています。
ガイド絡みなどは無し
一方でライントラブルの有無ですが、横風風速9~10mほどの状況まで使用しましたが特に問題は無いですね。
ロッドが曲げやすい分バックラッシュもしにくいですし、ストレスフリーで扱えています。
ロッドの重さ・バランス
ロックライバー1G B852Hですが、カタログスペックの自重は142g。
実際に計ってみると142.5gと、ほぼスペック通りでした。

そしてもう少し細かく分解してみてみると、バット側は115.2g・ティップ側は27.3g。
ここで同じくメジャークラフトのロックフィッシュロッド、ハイエンドモデルのロックライバー7G B832Hと比較してみます。
- ロックライバー1G:総重量142.5g。バット側→115.2g・ティップ側→27.3g
- ロックライバー7G:総重量144.6g。バット側→122.9g・ティップ側→21.5g
比べてみるとこんな感じで、若干短いロックライバー7Gの方が、実はロッドの自重的には1Gより少し重たいんですね。
しかし、細かく見ると7Gの方がバット側に重量が集中していて、ティップ側はかなり軽くなっています。
これにより、重量バランス的にはやはり高級なロックライバー7Gの方が上手で、実際に使ってみた時に感じる重量感としても、7Gの方が軽く感じます。
こういう所にグレードによる差がどうしても出てしまっているわけですが、正直言って1Gでもロッドが重たくて使いにくいとかそういったことはありません。
私が使った限りではロックライバー1Gでも十分な使い心地の良さはありますし、真夏の炎天下でキャストを続けても疲れるような感覚もなく、1万円台という価格を考えたら十分な使用感かと。
感度・調子
ややマイルドなモチっとした使用感

ロッドの感度・調子に関してですが、先ほど軽く紹介したように高弾性なパリッとしたロッドではありません。
ですので、金属的な感度や操作感は無く、少しモチモチしていてマイルドな感じになります。
少しでも軽いシンカーを使って繊細に釣りをしたい方や、激流エリアのピンスポットを攻めたいのであれば、もう少し予算を足して上級グレードのロッドを購入することをおすすめします。
一方で、そこまでシビアな使い方をしない方・ある程度重量のあるリグで遠投性能などを重視して探るのであれば、ロックライバーー1Gでも全く問題なく使えると思います。
実際に私の場合は外洋に面した大場所狙いの方が多いんですが、このロッドで全く不満を感じることはありませんし、ハイエンドロッドと比べて釣果が落ちるような感覚も全く無し。
この辺りはどういった使い方をするのか?ロッドに何を求めるのか?
これによって好みは分かれてくるでしょう。
レギュラー寄りの調子
全体的にそこまで高反発なロッドではなく、ロッドの曲がり自体も少しレギュラー寄りの調子になっています。
高級なロッドの方が、よりバットを中心にかなり強い反発力があり、曲げ込んだ時にバットが強く残る感覚があります。
ロックライバー1Gの方が負荷に応じてスムーズにバットまで曲がり込み、ロッド全体の曲がりで衝撃を吸収してくれるイメージ。
これはどちらが良い・悪いではなく好みの部分が大きいですね。
パワー
私が購入したのはハードロックフィッシュ用として汎用性が高いB852H。
50cmオーバーのランカーサイズを筆頭にドラグは全く使わないやり取りを繰り返してきていますが、正直言って50cm台くらいのロックフィッシュであれば、ロッドが負けてしまうようなことはありません。

50cmオーバーのオオモンハタを掛けた場面ですが、綺麗にロッドが曲がってくれて魚の引きを吸収してくれます。
高反発なロッドよりも曲がりが大きく、バットのタメは少し効きにくいですが、その分手元に伝わる衝撃は少ないので楽にやり取りできます。
大型のロックフィッシュとのやり取りに慣れていない方でも、かなり扱いやすくなっていますね!

手元負荷で約4kgの負荷を掛けた時の曲がりです。
おそらくここまで強い負荷を掛けて曲げ込むことはほとんどないと思いますが、フロントグリップ周辺から曲がり始める状態になります。
それでもロッドが負けることはありませんので、2kg・50cm前後のランカーサイズでも全然余裕があります。

50cmオーバーのランカーサイズをキャッチ!
コスパに優れたロッドですが、大物が相手でもしっかり負荷を掛けてやり取りできますね。
適合ルアー
スペック的には適合ルアーウェイトが7g~50gとなっていますが、私が使った限りでは10g前後~30gクラスまでのシンカーがマッチしている印象ですね。
14g・21gクラスといった、ハードロックフィッシュゲームで使用頻度高い重さがちょうど扱いやすく、オールラウンドに使えると思います。
ただ巻きメインであれば40gクラスのジグヘッドリグやブレードジグ・タイラバなども扱えます。

ロッド自体がやや反発力を落としたマイルドな設計になっている分、このような巻き物系のルアーとの相性は結構いいです。
気になる点
実売1万円台中盤~後半ほどでこれだけの使い心地があれば、正直私個人としては特に不満などは無く、むしろ大満足で使えています。
ただし、瀬戸内のアコウなどピンスポットを狙うような感度・操作性を重視したい方にとっては、少し反発力が低くて使いにくいと感じることがあるかもしれません。
その場合はもう少しグレードを上げてロックライバー5Gもしくは7Gを購入した方が、実釣時の快適性は向上すると思います。
私のように大場所狙いがメインであれば、そこまでの感度や操作性は必要としないことも多いので、最終的には使い方次第ですね。
適したシチュエーション

ロックライバー1G B852Hですが、だいたい30cm台中盤・後半以上の魚を狙うハードロックフィッシュゲームにおいて、状況問わずに使いやすいモデルになっていると思います。
フィールド問わすに対応できるオールラウンドモデルを探しているという方で、ベイトタックルを使いたい方におすすめです。
オフセットフックを使ったボトムゲームメインに、ジグヘッドリグやブレードジグなどの巻きの釣りにもある程度は対応できるので、イサキやマダイ・青物など他の魚が釣れるチャンスがある時にも結構対応できます。
お試しでベイトタックルを使ってみたい方にも、コスパが良くて手に取りやすいロッドですね!
まとめ!

今回はメジャークラフトのロックライバー1G B852Hのインプレをしました。
1万円台のロックフィッシュゲーム入門・初心者の方にも使いやすいロッドですが、想像以上に使いやすくて基本性能は十分、これまでシーバスロッド等他のロッドを流用していた方にもこれはおすすめできますね。
興味がある方はぜひお試しあれ!
関連動画
動画版ロックライバー1G徹底インプレ
文字や画像よりも更に詳しく・徹底的にロックライバー1Gをインプレしていきます。
実際の曲がりやファイトシーンなど、動画だからこそ伝わる部分も非常に多いので、よりロッドについて知りたい時の参考に活用ください。


