今日は夕方から港へ行ってきました。今年は雨が少なく、それによってか水質がずっと濁っています。
それでもだいぶマシにはなってきており魚の反応も徐々に増えては来ていますが、プランクトンによる濁りはどうも釣りをするテンションが下がってしまいますよね。
今日は短時間の釣行と決めて、まずはメバルを狙いにポイントへと入りました。
メバルは潮通しの良い複合ポイントに良型がいる
メバルを釣るときの傾向として、ポイントによって釣れる大きさが大体決まっているということがあります。
- 潮通しが良いところ
- 水深のあるところ
- 沈み根など海底に変化のあるところ
こういった場所に大型が潜んでいることが多いです。
潮通しが良いところとは?
一番の重要な要素が潮通しです。
わかりやすいのが堤防などの先端ですが、残念ながら釣り禁止の場所も多く、地元の港では良いポイントではことごとく釣りができません・・・。
ですが、潮通しの良いところは堤防の先端だけでなく、例えば急激な駆け上がりのある場所であったり、堤防が折れ曲がるところであったりと探してみると意外多く存在しています。
潮通し+その他の条件=釣れる確率大幅UP!
基本的に簡単にメバルを釣りたければシャローに上がってきている魚を釣るのが手っ取り早いです
しかし、シャローの魚は大抵小型が多く、また釣り人も多いので魚の姿は見えていても釣れないとこもあります。
そこで、私の場合は潮通しが良く水深5~10m以上の場所で駆け上がりや沈み根などが絡んでくる場所を狙うことが多いです。
こういった場所を発見するのは正直簡単ではありませんが、昼間にテキサスリグなどを持って行って底をズル引きすると地形をつかむことができるのでお勧めです。
一度ポイントを発見してしまえば、時期さえ来れば毎年大体同じような釣れ方で同じようなサイズが釣れます。
ですので、大型が集まってくる場所を見つけてしまえばもうこちらのものというわけです。
また、こういった場所は探ってくる水深や誘い方を変えることで、メバルのほかにカサゴ、チヌ、ヒラメ、マゴチなども同時に狙うことができるのでお勧めです。
ベイトの回遊によっては40cm以上のカマスやシーバスなども狙えます。
満ち潮の差してくるタイミングでメバル!
今日はまずはメバル狙いでエントリー。ワームで釣りたい気分だったので2gのジグヘッドを選択。
まずは水深4m程の駆け上がりが絡むポイントへキャストを開始します。
2投目で20cm程のカサゴがすぐに食いついてきました。魚の活性は悪くないようです。すぐにリリースして釣りを再開。
アタリが有った付近をスローに探ってくると再びカサゴと思われるアタリが有りましたが掛からず。メバルよりもモソーッとしたアタリなので区別がつきます。
その後もキャストをしますがメバルらしき反応がありません。
そこで、もう少し水深のあるポイントへ。
若干イワシかと思われる小魚の姿が見えます。
ポイントは暗いので良くは見えませんが水面に波紋が見えました。
しばらく様子を見ますがライズは見られません。
ジグヘッドを2gから3gに交換して深い場所を探ってみます。
沖に遠投すると砂底なのですが、手前15mアタリから沈み根が隆起しているポイントです。
その沈み根に差し掛かったところでググンとアタリ。
アワセを入れるとまずまずな感触。どうやらメバルのようです
!すぐに引きはなくなり重さだけになりましたが、足元で再びよく引きました。
27cmくらいでしょうか?悪くないサイズです!
この時期のメバルは産卵も終わっていてスマートな個体が多いですが、その分元気に走り回るので良く引きます。
リリースして次を狙います。
やはり、沈み根の周辺に魚はいるようなので、
沈み根に対して角度を変えながらアプローチしていきます。
同じ魚でも、アプローチする角度によって反応が変わるので奥が深いです。
狙い通り、数投目にガツンと気持ちよくアタリました!今度は先ほどまでの重量感はありませんでしたが、綺麗なメバルでした。
2匹釣れたので、少し気になっているチヌを狙いに少し移動。
チヌを狙う時は、私はメバル用のジグヘッドでワームもメバル用のものをそのまま使います。
一般的には底をズル引いてくる釣り方が主流ですが、実際は底を引かなくても底付近を巻いてこられれば十分釣りは成立します。
個人的に、大潮の満潮など→水深1m以下のシャロー。干潮時など→水深のある場所
を狙うようにしています。大潮以外では半分干上がってしまう場所はカニなどの餌が豊富なためか、釣れるタイミングは限られている分爆発力がある気がしています。
ですので、普段は狙わないようなシャローもチヌを狙う際は十分ポイントになります。
今回は水深5m程の場所を2gのジグヘッドで丁寧に底ギリギリを巻いてみました。
底に根が駆らないように注意しながら巻いてくると、いきなりガツン!
狙い通りのキビレをキャッチ。
道具がライトなので、クロダイやキビレが掛かると非常に楽しめます!
チヌ系は群れていることがあるので、すぐにリリースして同じ場所に投げ込むと、2投目のフォールでいきなりまた引っ手繰られました!
勝手に飲み込まれるのでフッキングも良くバラすことが少ないのがこの釣り方の特徴です。
また、フックが絶妙に細いためか歯と歯の間にうまく入り込むので針が折れたりすることも少ないんです。
中途半端に太い針を使うと針が変形したり潰されたりするので注意です。
何度もドラグを出されましたが、余裕をもってキャッチ成功
サイズはダウンしましたがかなり引きました!
しかし、その後群れは去ってしまったようでアタリがなくなったので終了です。
私が使ってきた中で一番使いやすくてよかったのがJazzさんの尺ヘッドです。
フックが強くて刺さりも申し分なし。そして何より安いので使い勝手がいいですね。メバル、チヌ、アジ等なんにでも伸びたりすることなく対応できます。
ただし、キーパーが付いていないので、以前紹介したように自分でワームキーパーを作成すればより使いやすくパワーアップします!