さて、先日もエギングへ行ってきました。
隣町の焼津のサーフも気になっていたのですが、水温の低下がちょっと進行していそうだったのでいつもの三保周辺のサーフへ。
天気予報では風の強い予報ではあったものの、追い風となる感じ。
夕暮れの良い時間から釣行しようとポイントへ到着したのですが、もはや強風ではなく爆風・・・・。
風向き自体は斜め後方からの風なので、釣りは出来なくはないものの下手すると風に押されて海に落ちそうになるほどです(笑)
そんな水温低下+爆風のコンディションに苦戦でしたが、どんな釣行になったのでしょうか。
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静岡エギング釣行 低水温+爆風を攻略しよう!
ここ最近はかなり強い寒波が到来してきていて朝方は氷点下の冷え込みが続いています(-_-;)
水温もかなり下がってきていて、隣町の焼津周辺は水温が13度台に入り始めるほどに・・・。
そうなってくるとエギングも渋くなってくるので、今回は三保サーフを攻めてみることにしました。
今年は駿河湾の内側の方が高水温状態になっており、静岡の三保周辺の海水温は予想では14度台中盤程の水温はありそうです。
14度台の水温があれば、まだアオリイカはショアからギリギリで狙えそうな感じですので今回も何とか釣果を出していきたいところ。
かなり爆風の中ですが、せっかく釣りに来たのでとりあえず釣りを開始します。
低活性のアオリイカに苦戦。食わない時間が続く・・・
まずはいつものように潮の状態をチェック。
そうはいっても風がかなり強く、潮の流れ方などはラインが風で煽られすぎてしまってわかりません(笑)
体感では風の強さは10m程ありそうな感じ。
本来であればエギングをするような天候ではないのですが・・・。
条件としては良くないものの、ここ最近までイカはコンスタントに釣れているので集中して探っていきます。
が、そう簡単に釣れてはくれませんね。
こうなることは予想していましたが、やはり今回もイカからのコンタクトはなかなかありません。
風が強すぎてしまって潮の流れも良くわからず、着底を取るのももはや勘だけが頼りです(-_-;)
とりあえず出来るだけ追い風になるような角度にキャストを続けてはみましたが反応は無し。
いつも通り2回~3回スローにシャクるパターンで反応が無いので、ステイの時間を多くしたり、シャクリを低くしてナチュラルに誘ったりもしてみましたが・・・。
結果はついてきませんでした。
手もかじかんできてしまって条件としては最悪。
一瞬帰ろうかとも考えたのですが、ここまで負けは無しで来ているので何とかしたい。
そこで、あのパターンを試してみることにします
シャクリで寄ってきたイカを、ただ巻きで食わせる
既に気が付けば1時間ほどの時間が経過していました。
それなりの回数キャストは繰り返してきているので、イカ自体はエギに興味を持って寄ってきているのかもしれません。
港内などでエギングをしていると、見える範囲にイカがエギに集まって来ることって結構あります。
しかし、ちょっとスレている個体などは簡単には口を使いませんよね。
水温が下がった状況下などの海では、同じようなことが目に見えない場所で起きているような気がします。
そうなると、寄ってきたイカをどうやって釣っていくかということになりますが、
先日は実はこの普段のシャクリのパターンで釣れず、シャクリをやめてただ引きで探ったところすぐに結果が出ています。
ですので、今回ももしかしたらそのパターンかもしれない・・・・。
期待しつつ、ここで探り方を大きく変えてただ引きでボトムギリギリを探ってみることにしました。
釣り方としては、エギが海底~海底50cm程の高さのレンジをエギがフワフワと前進していくイメージです。
この時、エギに取り付けられたシリコン製のパタパタが低活性のイカに聞くという狙いです。
ただ引き開始数投目、
沖にフルキャストしてすぐの地点でグニュっと何かのアタリ!
久々の生命感を感じ、素早くバシッとアワセを入れます。
すると、引きは全くないですが重さはある。
コウイカかなぁと思ったのですが、ちょっと引きが無さすぎる。
上がってきたのは手のひらサイズのタコちゃん。
もう少し大きければ料理屋さん行きなんですが、さすがに小さいのですぐにリリース。
弱まり始めた風。広角にキャストしてついに・・・!
しばらく釣りを続けていると、爆風状態が続いていたのが若干マシになってきました。
これでキャスト角度を広くして釣りができそうな状態になってきました♪
ただ巻きを中心に探りはするものの、シャクリの動作も時々入れてあげてイカを引き寄せることも忘れないようにして釣っていきます。
そしてついに、フルキャスト後の1回目のただ引きの誘い中に
グニュッ。
突然エギに重みが乗ってきたのでアワセ!!
しっかりとアワセが決まり、ロッドに重みが乗りました。
すると今度は、
グイーンっとジェット噴射が伝わってきました。
どうやら引きの感じからしても本命のアオリイカのようです。
しっかりとフッキングは入れてあるので、後はテンションを一定にして丁寧に巻き上げてくるだけです。
若干波気があり、バラさないように注意して寄せてくるとまずまずのサイズのアオリイカが浮き上がってきました。
浜まで下りてずり上げようか迷いましたが、しっかりとカンナに掛かっていたので抜き上げます。
そして無事キャッチ成功。
600g欠けるくらいかな?
まずまずなサイズのアオリイカをゲットです(*^^*)
今回もそうですが、やはりエギをシャクってしまうと乗ってこない。
スローにリールをただ巻きし、エギが海底からフワフワと漂うように引っ張ってくるとアタリが出ます。
これで今回もこのパターンでイカをヒットさせることができましたので、シャクリでイカを寄せておいてからノーアクションで食わせるというのはかなり有効なパターンになってきそうですね。
今回使用したエギは、デュエルEZ-Qダートマスター3.5号のシルエットマスターです。
エギをただ引きした際に、シリコン製の足ヒレが細かく動くことで低活性のイカを効果的に誘うのでしょうか?
このあたりはイカに聞いてみないと本当の所はわかりませんが、このエギのただ引きで連続して釣果を出せています。
今後もこのただ引きのエギングを色々と試してみて、冬の活性の低いアオリイカを攻略する効果的な方法になるかなどをあれこれ確かめていきたいと思います!