ヒラメ釣りに最強ルアーは存在するのか?ぶっちゃけましょう【1000枚以上の釣果から考察】

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ヒラメ ルアー 最強

こんにちは、まるなかです。

さてさて、今回は恒例の「ヒラメが釣れない・初心者の方の基礎講座」をやっていきましょう。

 

テーマは「ヒラメが一番釣れる・最強ルアー」について。

私自身これまでヒラメ釣りに関してはかなりやりこんできており、サーフのヒラメ・マゴチに関して言えば通算で少なくても1000枚以上、おそらく1200前後釣っている経験・実績がある。

 

私のもとにはヒラメ釣りに関する質問が結構多く届くんですが、その中でもかなり多いのが「ヒラメが釣れるルアーはどれか?」という類のもの。

ヒラメ 釣果

特に初心者の方・ヒラメが思ったように釣れない方は、手っ取り早くヒラメがたくさん釣れるルアーが知りたい気持ちはよくわかる。

 

しかし、実際にはそういう方ほど迷宮入りしてしまい、逆に釣りを難しく・複雑化している傾向がみられる。

ヒラメ釣りで悩んでいる方に、私がヒラメを釣り続けてきて感じていることを少し知ってもらえたら嬉しく思う。



ヒラメ釣りに最強ルアーは存在しない

最初に結論を言ってしまうと、ヒラメが一番釣れるルアーというものは存在しないです。

これはどういうことなのか?

過去の実績や経験をもとに解説していきます。

ヒラメ・マゴチほど「よくわからない」釣りはない

私は今まで渓流釣り~船釣りまで、ありとあらゆる釣りをやってきた経験がある。

フライ

ルアーのみならず、餌釣りやフライなどもやってきている。

そのありとあらゆる釣りを比較してみても、ヒラメ・マゴチ釣りというのはいつになっても良くわからない。

 

正直言って、私の地元の静岡のサーフでなら1年中釣果を出すのはそれほど難しくはない状態だが、いくら魚を釣り続けても「ルアーによる釣果の差が明確に出ない」というのが本音だ。

例えばシーバス釣りなんかはルアーの種類はもちろん、特定のルアーでしか反応が出ない場面もよくあるし、カラーのわずかな差でさえ釣果に大きく差が出る。

 

しかし、ヒラメやマゴチ釣りは「どのルアーでも釣れるし、逆に言えばどれを使っても釣れない」というちょっと珍しい釣りだと感じている。

メタルジグオンリーで釣りが成立した

私がヒラメ釣りを本気で覚えようとした時、手にしたのは40gのメタルジグのアイマガン吉。

ヒラメ 最強ルアー 存在しない

このルアーを使って地元の静岡サーフに毎日のように釣行を繰り返したが、結果を言えば「それだけで」ヒラメはたくさん釣れた。

 

1か月間ボウズなしでヒラメは釣れたし、月に100枚以上ヒラメ・マゴチを釣ってみたり・・・・。

もしルアーによって釣果に明確な差が出るとしたら、この結果になることは考えにくい。

 

実際に友人と一緒に釣行してみても、私がメタルジグのみで友人は色んなルアーをローテーションする場面もあった。

しかし、特に釣り負けることもないし、ヒラメはずっと釣れ続けた。

状況によってはルアーの差が出ることもある

ここまでの話を聞くと、いつでも同じルアーでヒラメは同じように釣れ続くと思うかもしれない。

 

確かにこれは正解でもあるんだけど、状況によっては明確に差が出る場面にも遭遇している。

ヒラメがフレッシュな状況下では最強ルアーは存在しない

例えば、朝まずめの一番高活性な時間帯のヒラメ釣りの場合。

正直言うと、このような場面ではどのようなルアーを使ったとしても、明らかに間違ったチョイスをしていなければヒラメのバイトは引き出せる。

 

特に

  • 底潮が良い具合に通っている
  • ベイトフィッシュの気配がある
  • 海水温が適正

 

このようなヒラメの活性が整う条件がそろっているほど、ヒラメが餌を積極的に食う確率は高くなり、様々なルアーで釣れる可能性が大きくなる。

ヒラメがスレた場面でのルアーローテの有効性

一方でヒラメが釣り人のルアーにスレていたり、ミスバイトが発生したとき。

このような条件下では、ルアーの波動やカラーを変えることで「明らかにヒラメの反応が変わった」場面に遭遇した経験が何度もある。

 

特にヒラメのバイトがあってフッキングしなかったり、1瞬掛かってフックアウトしてしまった時は、同じルアーを投げても食いなおしてこないことが多い。

ヒラメ マゴチ スレ

こういう時にガラッとルアーのカラーを変えてみたり、ルアーの種類を変えて波動を変化させることにより、1投目でヒラメがヒットしてきたり。

 

なので「状況によってはルアーによる釣果の差が出ることもある」というのは、頭の隅にでも入れておいた方がいい。



自分の「ヒラメ釣り最強ルアー」を見つけるために

ヒラメ釣りにおける「自分の中での最強ルアー」を見つけるために、どんな点に注意して情報を集めたり・使い比べると良いか?

私なりのアドバイスをしておこう。

前提:釣れると信じて使えるルアーか?

実際にヒラメ釣りをやっていると、自分が使っているルアーを信じていないように見える方が非常に多い。

良くあるのが、数投ごとにルアーをコロコロ変えてみたり、釣り自体が雑になってしまって単調になってしまっている方。

 

正直言ってこのループに陥ると本来は釣れるはずのヒラメも釣れなくなり、どんどん負のスパイラルになる。

ヒラメ釣りに限ったことではないが、何よりも重要なのは「使っていて釣れそうな気分になれる」ことなので、自分が使うルアーはヒラメが絶対に釣れると信じ、丁寧な釣りを心がけるのが最優先。

メディアの情報はネタ半分で見ればOK

最近は各メーカーがヒラメ釣りに関する様々な情報を発信している。

 

正直言って私は釣り雑誌は全く見ないし、メーカー関係者の方の釣りもほとんど知らない。

それでも実際にヒラメは釣れているし、いろんな所から最新の情報を仕入れている方に釣り負けるような感覚もない。

 

これは私自身もともとメディアにあまり興味がないというのもあるし、自分の釣りのペースや考え方を乱さないためでもある。

下手にメディアの情報を鵜呑みにすると頭でっかちになるし、選択肢が増えすぎて釣りに迷いが生じる可能性が高いんだよね。

 

基本的にメーカーの方は自社製品のプロモーションが主な仕事なので、それらに左右されすぎないようにするのが重要。

特にありがちなのが、

  • 新作の〇○の波動が~
  • この新作カラーが圧倒的に~
  • 他のルアーにしか反応しないヒラメが~

 

ヒラメ釣りでのこういった感じの解説などは「またはじまったな」くらいの意識で見るのが良いです。

 

メディアをチェックして色んなルアーを試してみるのは悪くはないですが、「自分のスタイルがまだ決まっていない」方はこれをやると迷宮入りするパターンが非常に多いので要注意。

私としては「この人は信頼できそうだな・このくらい釣れるようになりたいな」という方を見つけ、他からの情報はカットしてしまうくらいがおすすめですね。

 

特に魚釣りというものは同じ魚を釣る場合でも人によって攻略法が違うので、色んな人から情報を得すぎると頭が混乱しますので。

自分のヒラメ釣りに必要な要素で考える

ヒラメ 釣果

私自身色んなルアーを使って実際にヒラメを釣り、その特性などを紹介している。

その中で「このルアーじゃなきゃ釣れなった」というような表現は一度もしたことはない。

それは私自身このルアーが一番釣れるなんて思っていないし、読者の方にそう思ってほしくはないからですね。

 

その一方で飛距離や引き抵抗・アクションの強さなどについては掘り下げて解説している。

つまり、これらをしっかり把握したうえでルアーの特性を知り、自分に合ったものを見つけてもらいたいんです。

 

私がヒラメ釣りでルアーを選ぶとき、どんなことに注意しているかというと

「自分の通う釣り場・状況に必要な要素をどれだけ備えたルアーか?」

正直言って、意識するのはこれだけですからね。

 

ヒラメ釣り使うルアーには必要となる要素がいくつかあり、それを組み合わせて考えることで使いやすい・信じて使えるルアーが生まれる。

そうすればメタルジグでも、ワームでも、プラグでもヒラメは釣れるはず。

しかし、要素を外したルアーの場合は非常に使いにくかったり、ルアーの持つ性能を発揮できなくなることで、ヒラメが釣れにくくなる可能性があるから気を付けよう。

 

次回はヒラメ釣りに使うルアーの種類選びや必要な要素について、少し掘り下げて解説出来たらなと思います。

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4 COMMENTS

イツキ

>「この人は信頼できそうだな・このくらい釣れるようになりたいな」
完全にまるなかさんの事ですわ

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まるなか大衆鮮魚

ありがとうございます★
私の考え方を参考に、自分なりの釣りのスタイルを作ってもらえたら幸いです!

返信する
ネコノジェリー

こんにちは
不定期更新と言っていたのに
ハイペースな更新で嬉しい限りです

今回のテーマは、僕も始めたばかりの頃に
陥ったルアーがどんどん増えるヤツですね
最近はようやく”信じて使えるルアー”が
絞られてきましたが、家にはデッドストック
が未だたくさん…
まるなかさんのこの講座が早く始まっていたら
もう少し小遣いにも余裕があったかも(笑)

次回も楽しみです

返信する
まるなか大衆鮮魚

こんにちは、まるなかです。

最近の釣具業界は製品のサイクルが早すぎるので、メーカーも宣伝が大変でしょうね・・・。

特にヒラメ釣りはルアーを変えたからと言って、劇的に釣れるようになることはまず無いですね笑

信じて使えるルアーを作り、そこから自分に合ったアイテムを試していく方が釣果をあげる近道ですね!

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