海のライトゲーム五目釣り用に購入した20ルビアス。
しばらく前になるんですが、釣行時にラインローラー付近からシャラシャラと異音が。
釣行回数は多いものの、まだ購入して間もないリール。症状的にメンテナンスが必要だと判断し、ラインローラーの分解をして洗浄・メンテナンスしました。
20ルビアスはマグシールド搭載のラインローラーではない為、分解してメンテナンスが可能です。
不具合の症状やメンテナンスの結果などについて少し紹介しておくので、ルビアス購入検討中の方や同じ症状が出た時の参考にどうぞ。
ダイワ20ルビアスLTを実釣インプレ。大幅進化を遂げたリールの率直な使用感とは?
20ルビアスのラインローラーから異音が発生
主に港湾部のライトゲームで20ルビアスを使用してきたんですが、魚を掛けた時に違和感を察知。
症状としては、
- ルアーを引くときは特に不具合無し
- ルアーを高速回収したり、魚をヒットさせて負荷を掛けるとシャリ音・微妙なカサつきアリ
こんな感じ。
なお、使用後は毎回リールを水洗いしており、そもそも潮を被るような釣りをやっていない。
今回の症状から判断すると、
- ラインローラー部のオイル切れ
- ベアリングの微妙な潮ガミ
この辺りが影響していると思われる。
なお、ラインローラー自体は回転しており、完全に固着しているような状態ではない。
洗浄・メンテナンス後の状態
メーカーに出してメンテナンスしてもらうのもアレなので、自分でラインローラー部のメンテナンスを行いました。
結果としては不具合は完全に治り、全く異音が出ない状態に回復。
耐久性のあるオイルに交換して使用しているが、その後は使用・水洗いを繰り返しても異音は完全に消えた状態をキープ。
完全に潮ガミしてベアリングがダメになる前の状態でメンテナンスすれば、かなり高い確率で復活するはず。なので何となく異音がするなぁと思ったら、早めにラインローラーのメンテナンスはやった方が良いかと。
20ルビアスのラインローラーメンテナンスに必要なアイテムなど
メンテナンス後は非常に良好な使用感になり、快適な状態をキープしている20ルビアス。
ラインローラーのメンテナンスに使うオイルなどを紹介しておくので、良かったら参考にどうぞ。
若干粘度が高いオイル・またはグリスが無難か
今回私が使用したのは、ちょっと高級なMT-04というオイル。
このオイルを使うメリット・特徴としては
- 若干粘性のあるオイルで被膜が長持ちしやすい
- ラインローラーに使うと異音が発生しにくい
- 超軽量リグを使うアジングやエリアトラウト以外の釣りでオールラウンドに使える(サーフ・磯・船などを除く)
こんな感じかな。
MT-04は非常にしっとりとしたオイルで、ラインローラーにも使い易い特性を持っている。
その他メーカー純正のスプレー式のオイルもあるが、粘度が少し低いのでメンテナンスの頻度の増加・今回のような微妙な異音の発生の可能性が高まりやすい感じがする。
他のおすすめ候補としては、
- 純正のスプレー式のグリス:オイルよりも粘度が高く、回転性能は若干劣るが持ちは良好
- シマノの特殊撥水グリス:海水への耐久性重視。サーフや磯・船釣りなどに
この辺りを好みによって使い分けるのが良いかな。
洗浄・注油して組み上げればOK
20ルビアスのラインローラーの構造だが、細かいパッキンなどが組み合わさっているので要注意(分解写真撮るの忘れた)。
外したパーツを順番に並べたらベアリングの洗浄を行い、注油することになる。
ベアリングの汚れや内部に残った古い油を取り除くため、ホームセンターなどで手に入る「パーツクリーナー」を持っておくとかなり役立つ。
もっと大きくて安いパーツクリーナーもあるが、大きすぎると邪魔なので私の場合はこのサイズを使用している。
洗浄の手順としては
- ベアリングの劣化が酷くない場合:パーツクリーナーで脱脂・洗浄→オイル・グリスを注油
- 潮ガミが酷そうな時:ぬるま湯につけてベアリングを回して潮抜き→脱脂・洗浄→注油
こんな感じかな。
潮抜きしてから脱脂・洗浄→注油してもシャリシャリ音がラインローラーから消えない時は、ベアリングの交換が必要になる。
※脱脂した状態でベアリングを回転させた時、多少の回転音がする程度なら注油でカバーできる場合も多い。
ザックリと紹介するとこんな感じで、20ルビアスのラインローラー部の不具合について紹介しました。
私の場合は毎回水洗いメンテナンスをしっかり行った状態でも異音が発生(オイル切れの可能性も高い)したので、同じような症状が出た時の参考にしてもらえたら嬉しく思う。
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私の20ルビアスも同じ症状でした。
分解し、DAIWA純正グリスを挿し直したのですが
それでもシャリシャリ音が軽減されることがなかったので購入した釣具店に持ち込み、保証でメーカー修理となりました。
後日メーカーからの返答が来たのですが、
「一度ラインローラー部を開けた形跡があるので保証対象外です。ラインローラー2個交換の自己負担修理で5500円です。」とのことでした。
まだ手元に戻ってきてないので確認が出来てないのですが
一定数のラインローラー部の不良があるかも知れませんね…。
こんにちは、まるなかです。
ラインローラー程度でしたら、自分でベアリングを購入して交換する方がいいですね!
そうすれば500円程度で交換できますし、不具合が起きたことは今まで一度もないので。
最近の釣具はメンテナンスフリー化してますが、逆に不便に思います。
私のも異音が出てきてしまいましてとても参考になります、ベアリングのサイズを教えていただけないでしょうか?
私の2000番は630ベアリングですが、稀に番手によって違うことがあります。
ですので自身で分解して確認した方が確実かと思います。