ここの所ちょっと海が荒れている感じでしたが、ようやく少しマシになってきたのでサーフへヒラメを狙って釣行です。
今回のテーマはシンキングペンシル。
シンキングペンシルの使い方などについて何度か質問が有ったので、かなり久しぶりにシンペンの釣りでフラットを攻略するプランですね!
正直言って今の私のスタイルでは、シンキングペンシルは無くても釣りは成立しています。
そうはいっても釣りは色んなルアーが有り、好きなルアーで釣りたい方も多いですよね!
私なりのシンキングペンシルを使ったヒラメの釣り方・考え方等を紹介する為にも釣果が無ければ説得力もないので。
そんな感じで、今回はシンペンを使って釣行しました!
動かない潮。シンキングペンシルが効果を発揮しやすい条件
荒れた後の状況が全く分からないので、とりあえず適当にポイントをチョイス。
ちょうど狙っていた場所の近くには、キス釣りのおじさんと青物狙いっぽいルアーマンが2人ほど。
全然ガラガラの状況なので、これならランガンスタイルでテンポよく狙って行けそうです。
波気は無くて風も弱いので、今回はテトラの上からロングキャストで狙っていきます。
先発はフラッグシャッド+45ヘッド21gでまずは潮の流れをチェック・・・・。
何となく嫌な予感はしていましたが、やっぱり潮が動いていない。
ジグヘッドがストンストン真っすぐ落ちてしまい、これはちょっと難しいコンディションかな~。
とりあえず潮のチェックが完了したところで、シンキングペンシルを投入!
最近のアイテムについて無知だったこともあり、せっかくなので新しくルアーを買いました。
結構ウェイトが有って飛びそうだったのでビーチウォーカーウェッジ95Sにしました。
まずは足元でルアーを泳がせたり、フォールさせたりしながらルアーのアクションや癖を見ていきます。
そして沖にロングキャストし、ボトムを取る。
久しぶりのシンペンなので、ボトムの着底感がいつもと違いますな。
かなりウェイトが入っていて高比重なので飛距離は抜群に飛ぶ。
普通に80mライン位は超えていく感じで、これなら沖のブレイクにも余裕で届く。
シンキングペンシルはその浮き上がりと滞空時間を活かすのが私的には良いと思っている。
2~3回ほど軽めにロッドを煽り、ルアーをボトムから持ち上げる。
そしてそのままバックスライド気味にフォールさせて食わせに入る。
この繰り返しにより、狭い範囲をネチネチ・フワフワと探っていく。
2キャストほど探りを入れたが、手前に根があるらしくて1度根掛かりしかけた(-_-;)
新品のプラグを無くすのはかなりダメージなので、ちょっとテトラの上を移動して3投目。
ウェッジをぶっ飛ばして丁寧にリフトフォール・・・・。
そろそろ手前の駆け上がりにルアーが入るかなぁと思った時、フォールでゴツンとバイト!!
合わせを入れるとマゴチのような首振りがあったが、マゴチよりはちょっと重い感じの引き。
ヒラメがマゴチかどっちか分からないが、とりあえずフラットっぽい感じなのでバラしたくない。
2回ほど追いアワセを入れてからゆっくり巻いてくると、ちょっと掛かりが浅めでバラシが怖い・・・・。
サイズはそれほど大きくはないので、タイミングを計って抜き上げてキャッチ!
アベレージサイズでしたが、久々にシンペンで釣れたヒラメだったので実はかなり嬉しい。
潮の通りが悪かったり、水深が浅くてワームやジグが使い難い時。
ある程度ルアーの扱いに慣れれば多少融通がきくようにはなるが、それができないならシンペンの使い道はあるね!
とりあえず開始早々ヒラメが釣れたので気が楽だ。
ここからはテンポを上げ、サーフをランガンで探っていきます!
ショートバイトは出るも掛けられない
1か所につき数キャストしたらどんどん移動しつつ、沖の変化などを見つけていく。
相変わらず潮が通っていないのでちょっと釣りにくいが、釣り開始地点から50mくらい離れた場所で微妙な馬の背状の地形変化を見つける。
沖合に若干浅くなった場所があり、その左右が深くなっている( ̄ー ̄)
こういう場所はフラットが付きやすい場所なので、丁寧にウェッジを入れて探りを入れる。
すると、狙い通りにバイトがすぐに出たが、一瞬掛かってバラす・・・・・。
フォール中にカツカツっとくるバイトだったが、やっぱり活性は低めなのかな??
途中で青物狙いのショアジギンガーの方と話をしたが、どうやらワカナゴとショゴが釣れたらしい。
青物がいるということは、ベイトの接岸もしているはず。
そこから釣れない時間がしばらく続いたが、かなり遠くに来たテトラ帯でベイトの反応あり!
かなり沖合に小型のベイトが居るらしく、フォールしていくシンペンにコツコツ魚のあたる感触がある。
ハンドル2~5回転程巻き上げを行い、巻きの速度を下げて巻き落とし・・・・。
それを数セット行ったところでガツンとバイト!!
バシッとアワセを入れると元気に引き込みがあるが、重さはない感じ。
ワカナゴにしてはちょっと突っ込みが鋭いし、小さめのコチかな??
足元まで寄せてくると、今度は横方向に引き出したので青物っぽい。
大きい魚ではないので、足元まで寄せたらササっと抜き上げ。
可愛いサイズのショゴ(カンパチ)をキャッチ。
先日は大き目のカンパチをバラしてしまっていたので、今シーズン初物だ。
ワカナゴが釣れ、ショゴが釣れてソウダガツオが釣れると夏本番が来たって感じになる。
それにしても今年は青物の数は多いが、サイズが小さいね(笑)
そして恒例のワカナゴ祭りに
ショゴが釣れてちょっと満足気味になったが、しばらく休憩してからランガンを再開する。
すると、今度は波打ち際~50m沖位までがざわざわ・・・・・。
あぁ、これは奴らが来たな。
ルアーを30gのドラッグメタルキャストに変え、ただ巻きメインで探りを入れる。
1投目からゴツゴツとバイトがあり、予想通りすぐに釣れる。
犯人は例のワカナゴ。
かなり大量に群れが回っているらしく、広い範囲でざわざわしている。
その後は1キャスト1ヒットでワカナゴが釣れる(笑)
ワカナゴを数匹釣って癒されたので、今回はこれにて撤収!
久しぶりにシンペンでフラットを釣ったけど、狙い通りにキャッチ出来たので嬉しかった。
ヒラメに限らず、釣りは基本さえしっかりできれば難しい事をしなくてもシンプルに釣れるようになります。
またシンペンの使い方など、別の機会にちょっと詳しく紹介しますね!
使用タックル
ロッド:ダイコー アルテサーノエヴォルティア107/09TZ
リール:シマノ18ステラ4000XG
ライン:よつあみ ガリスウルトラジグマンWX8 1号 + シマノ オシアジガーリーダー マスターフロロ6号
ルアー:デュオ ビーチウォーカーウェッジ95S、ドラッグメタルキャスト 30g