安倍川河口・大浜海岸周辺の釣り場を紹介！【静岡の釣りポイント】

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は安倍川河口～大浜海岸周辺の釣り場紹介をやってきましょう。

安倍川河口はいわゆる静岡サーフの一部ですが、特にルアーマンに人気の釣りスポットになっています。

最近は特に釣り人が増え、情報が入ると釣り人が一列に並んでいる姿をよく見かける程になりましたね。
遠征で来られる方など、釣り場のイメージ・作戦作りの参考にしてもらえたら嬉しいですね。

※なお、安倍川河口を含めた静岡サーフの釣り場解説については【静岡サーフの釣り場を徹底解説】にポイント解説があります。
よろしければ参考にどうぞ。

2023年7月11日 ヒラメ・青物・シーバスなどの好ポイント 静岡サーフの釣り場を徹底解説！

安倍川河口の釣り場・ポイント

まずは安倍川河口の釣り場、ポイントの風景から紹介していきます。

河口西側

安倍川河口西側はテトラが入っており、テトラが入っている付近にブレイクがあります。
台風や大雨によって地形は変化しますが、全体的には若干浅めの地形ですね。

ですので、河口周辺の浅い場所はヒラメ狙いというよりも、シーバス狙いの方に人気がある印象です。

安倍川河口でシーバスが釣れているという情報が入ると、河口払い出し～テトラ帯まで釣り人が並んでいる光景をよく見かけます。

なお、テトラの上は非常に滑りやすくて危険なので要注意！

安倍川河口払い出し

安倍川の河口の形状は、台風や大雨のたびに変化します。
このように直線的に払い出している事は少なく、西か東側に曲がっている事の方が多いですね。

河口周辺にはサンドバーが形成されており、水深が一層浅くなっています。

河口のサンドバー周辺はちょっと荒れ気味だと波が立ちやすいので、地形の変化を肉眼で確認できる場合も多いですね。

サンドバー周辺にはシーバスが付くこともあるが、タイミングが重要で難易度は若干高め。
なお、このポイントはサーフィンの場所としても人気があり、荒れている時はサーファーが入ってきます。

一方で安倍川の河口内側は、流れが緩くなっている場合が多いですね。
ここにはハゼやテナガエビ・クロダイ・キビレ・シーバスなどが見える時があります。

河口東側

安倍川河口の東側は、発電用の風車が目印になります。
河口部にはテニスコートがあり、広い駐車場があるので便利ですね(絶対に迷惑を掛けないように！)

なお、安倍川河口のヒラメ釣りの人気ポイントになっており、秋のヒラメシーズンなどは釣り人で混雑していることがかなり多いです。

河口の東側はオープンエリアになっており、少し離れたところまでテトラはありません。
ですので、釣り人が一列に並んで釣りをする事になるので、混雑時は真っすぐにキャストする作業を繰り返す釣りになりやすいです。

広々釣りをしたいのであれば、久能海岸などのテトラが入っている場所の方が自分のスペースを確保して釣りがしやすくておすすめかな。
私は一列に並んで真っすぐに投げ続ける釣りは嫌いなので、シーズン中の混雑時にこのポイントに行くことは無いですね。

東側も河口に近づくほど浅い地形になるが、波の立ち方で大雑把な地形を判断することが出来ます。

また、河口からある程度離れた所でも川の影響を受け、流れが発生している場所もあります。
細かな地形や流れの変化を見つけてポイント選びをするのが、釣果を安定させるコツですね。

なお、河口から東側へ行くとテトラ帯になっています。
この辺りもヒラメ狙いの方の人気スポットですが、徐々に急深な地形になります。

さらに東へ行くと、大浜海岸へと続きます。

大浜海岸周辺の釣り場・ポイント

次に、大浜海岸周辺の釣り場を見てきましょう。

浜川河口と安倍川河口の間に位置する大浜海岸。

基本的にはテトラ帯と浜が交互に位置する、典型的な静岡サーフのポイント。
三保や河口周り釣り場と比較すると、どちらかと言えばマイナー気味なポイントになりますが、ヒラメやキスの釣り場として知られていますね。

なお、河口からある程度距離があるため、いわゆる急深な静岡サーフらしい地形です。

テトラによって釣り場が分断されるので、釣り人同士はある程度の距離を保って釣りをしやすいメリットがありますね。

ですので、安倍川のようにズラッと人が並んで釣りをするのはどうも苦手だという方には、大浜海岸の方が良いかもしれません。

一見変化に乏しい地形に見えますが、ボトムマテリアルの変化や微妙な駆け上がりなど、目に見えない変化を見つけて行くとヒラメやキスは釣れやすいですね。

空いている時はランガン気味に釣り歩き、海底の変化を探して釣っていくのがおすすめです。

以前は秋になるとメッキアジが回遊したり、投げサビキで良型のアジが釣れたりしましたが、近年はちょっと低調気味かなぁ。
全体的に、安倍川河口よりも爆発力は小さめな印象がありますね。

安倍川河口・大浜海岸で釣れる魚

春

• キス
• ニベ・イシモチ
• クロダイ
• シーバス
• タチウオ
• ヒラメ
• マゴチ
• ブリ
• サワラ

夏

• キス
• ニベ・イシモチ
• クロダイ
• シーバス
• タチウオ
• マゴチ
• ブリ
• カンパチ

秋

• キス
• ニベ・イシモチ
• クロダイ
• シーバス
• タチウオ
• ヒラメ
• マゴチ
• ブリ
• カンパチ
• サワラ

冬

• クロダイ
• シーバス
• タチウオ
• ヒラメ
• マゴチ
• ブリ
• サワラ

おすすめターゲット

安倍川河口～大浜海岸周辺で狙えるターゲットを簡単に紹介していきましょう。

ヒラメ・マゴチ

安倍川河口周辺で最も人気がある釣りは、ヒラメ・マゴチを狙うフラットフィッシュゲームですね。

• 難易度：中級
• 時期：1年中狙えるが、ベストシーズンは秋～初冬
• 釣り方・ルアー釣り、泳がせ釣り

安倍川河口周辺はベイトフィッシュがまとまって接岸することがあり、タイミングが合うと爆発力のある釣り場となっていて、かなり人気が高いです。

キス

キスは投げ釣りの人気ターゲットですが、安倍川～大浜海岸は投げ釣りを楽しむ方も昔から多いです。

• 難易度：初級～中級(遠投が必要な時は難しめ)
• 時期：春～秋、初冬
• 釣り方：投げ釣り

以前は夜の投げ釣りでイシモチを狙う方も結構見かけたものですが、最近はちょっと少なくなってきている気がしますね。

シーバス

フラットフィッシュゲームが流行る以前、安倍川河口のルアー釣りと言ったらシーバスゲームでしたね。

• 難易度：中～上級
• 時期：1年中釣れるが、ベストは秋と春
• 釣り方：ルアー釣り、泳がせ釣りなど

安倍川河口のシーバスゲームは、数狙いというよりも「型狙い」の釣りになることが多いです。

川の流れ方やサンドバーの位置などを把握し、タイミングもしっかり狙って行かないと、安定して釣るのは難しいポイントです。
ですので、同じくルアーで狙うヒラメやマゴチに比べると、難易度としては高くなる印象があります。

青物

安倍川河口～大浜海岸周辺は、ベイトの接岸次第で青物の回遊も見られます。

• 主なターゲット：ブリ系(ワラサ～)、サワラ等
• 難易度：中級
• 時期：秋～冬(秋はイワシ、小型のニベ。冬場はコノシロがメインベイトになりやすい)
• 釣り方：ルアー釣り

以前は青物と言えば三保といったイメージがありましたが、安倍川河口周辺も大型青物が回遊してくることもあります。

駐車場・トイレ

• 安倍川河口西側：小規模な駐車スペース。24時間利用可能。トイレ無し
• 安倍川河口東側：多目的広場駐車場。6:00～19:00。トイレあり
• 大浜公園駐車場：6:00～19:00。トイレあり

釣具店

フィッシング遊 静岡池田店

• 住所：〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田808−1
• 電話番号：054-655-1120
• 営業時間：10:00～21:00
• URL：https://fishing-you.com/cat_blog/shopblog/shizuoka/shizuokaikeda

タックルベリー 静岡SBS通り店

• 住所：〒422-8027 静岡県静岡市駿河区豊田3丁目9−10
• 電話番号：054-288-0757
• 営業時間：10:30～21:00
• URL：https://www.tackleberry.co.jp/shop-detail/32024451/

近隣の釣り場

浜川河口

浜川は安倍川の東を流れる河川。
河口はサーフになっていて、ヒラメやマゴチ・青物狙いの釣り場として非常に人気がありますね！

用宗漁港

用宗漁港は安倍川河口の西側の釣りポイント。
岸壁釣りを楽しむことができ、投げ釣りや浮き釣り・サビキ釣り・ルアー釣りなど、季節に応じて様々な魚が狙える中規模な漁港ですね。

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