さてさて、今回紹介するのはメバリングやアジングなど、ライトソルトゲーム全般に使えるシンキングペンシル
ダイワ 月下美人澪示威(レイジー)ソリッド!
一般的な中空構造のシンキングペンシルとは違い、中が詰まったソリッド構造+低比重ボディが特徴のアイテム。
久々に爆発力が合って非常に面白いライトゲーム用プラグに出会ったので、この機会に紹介したいなと!
このプラグは型にハマるとマジで強いんで、良かったら使ってみて欲しいね★
レイジーソリッドが向いているシチュエーション
低比重ボディのレイジーが向いているシチュエーションとしては、簡単に言えば魚が浮いている時。
ベイトの姿が水面付近に見えたり、それを捕食する魚の姿がライズしていたり・モジったりしている時に強い効果を発揮する。
ガルプを投げたり、ペンシルベイトなどをキャストしても魚が見切ってくるような時に
レイジーソリッドを入れると1発・・・・。
というような状況も実際に遭遇しており、水面付近を攻略する際にかなり強い味方になる。
逆に言うと、魚が沈んでいるような状況下や魚が広範囲に散っているような時は不向き。
どちらかといえば狭い範囲をネチネチ誘うのが得意なので、テンポよく釣りをする時は他のプラグに任せた方が良いかなと。
ライズしている魚がいるけど、ルアーを見切ってくるような時におすすめだ。
レイジーソリッドのサイズバリエーション
このレイジーソリッドには2種類アイテムが合って、40Sと50Sというのがある。
結構スレンダー系のボディでボリュームは抑え気味な感じなので、とりあえずメバリングなどのライトゲームに使うなら50Sで良いと思う。
港湾部でかなり小型のメバルなどをスレたポイントで狙うなら40Sも良いと思うが、ちょっと小さ目かな。
月下美人 レイジーソリッドをサクッとインプレ!
まずはこのレイジーソリッド。
どんな特徴があり、どんな使い方をするのがおすすめか?
実際に使ってみて感じたインプレッションをまとめておこう。
- 特徴:水に絡みつくような独特なアクション。レスポンスが非常に高い
- 飛距離:50Sはノンウエイトながら非常に良く飛ぶ
- レンジ:水面~水面下30cm位まで
- アクション・使い方:ただ巻き~ドリフト、トゥイッチなどオールマイティ
◎総評:低比重で滑らかな動き。超軽量ジグヘッド感覚で使え、スレた魚に非常に強い!!
レイジーソリッドの特徴
このレイジーソリッドの最大の特徴は低比重ボディ。
私がおすすめする50Sはソリッドボディ+ノンウエイト。
つまり、ボディの中にオモリが入っていないんだよね。
だから非常にスローなアクションで誘うことができ、一般的なシンキングペンシルとはアクションの質が少し違う。
言葉で言い表すのが非常に難しいんだけど、水に馴染んで絡みつくようなハイレスポンス・滑らかな角の無い動き!
アンダー1gのジグヘッドを引くようなスローリトリーブでもしっかり水を掴み、ノタノタと美味しそうなアクションでしっかり動いてくれる。
他のシンペンでは棒引きになるようなスローリトリーブでも、レイジーソリッドならアクションするんだよね。
今までライトゲームでシンキングペンシルは結構使ってきたけど、このアクションはかなり特徴的だし魅力的に感じたね!
そして何より、ガルプや他のプラグを無視するスレた魚に対し、レイジーソリッドの変えるといきなりバシバシ当たってくることが複数回有ったのは事実。
明らかにこのルアーに対して反応が良い状況にも遭遇できたので、港湾部の渋いメバリングやアジ、セイゴ(シーバス)、カマスなどを狙う釣りには戦力になると思う。
飛距離のインプレッション
低比重で持った感じは軽くて飛びそうもない、月下美人レイジーソリッド。
しかし、実際にキャストしてみると非常に飛行姿勢が良く、飛距離に関してはかなり良い感触!
沖合の駆け上がりの向こう側や、常夜灯の暗い側のライズにもルアーを入れやすく、多少向かい風が吹いていても普通に使える。
飛距離のインプレッションとしては普通に合格点だ。
レンジ
低比重なレイジーソリッド。
使用レンジとしては、水面~水面直下20cm位までが美味しいゾーンという印象。
少しカウントダウンを長めに取り、トゥイッチ&フォールで探っても30cm位までのレンジを探るのが現実的かな。
なので、基本的には水深が浅いシャローエリアや、表層にベイトフィッシュが見えている時、魚がライズしたりしている時に使い易いはず。
他のシンペンよりも軽い為、より表層攻略に特化したシンキングペンシルだと考えて使ってもらえたら良いと思う。
レイジーソリッドの使い方・アクション
低比重+ノンウエイトという特性を活かすのが、レイジーソリッドの力を引き出すうえでキーポイントになると思う。
ただ巻き
基本的には着水後すぐ、またはカウントダウンをしてただ巻きというのがベーシックな使い方。
レイジーソリッドは非常に浮き上がりが良く、レスポンスが良いので予想以上に遅いスピードでリールを巻いてもなまめかしくテールをフリフリするはず。
一定速度で表層を流しても反応しない時は、ハンドルを何回か一定速度で巻き、その後1瞬ハンドルをギュンっと加速させて巻いてみると良い。
すると、レイジーソリッドは一瞬ワープするかのように鋭く切れのあるヒラウチでアピールするはず。
このアクションがリアクションバイトを拾う時に結構効く感じがあり、上手くただ巻きと組み合わせると攻略の幅が間違いなく広がるね!
トゥイッチング
レイジーソリッドの独特なアクションはただ巻きだけでなく、トゥイッチングさせても非常に良い感じのなまめかしいアクションが出る。
リップ付きのミノーのようなピタッと止まるような動きでもないし、ウエイト入りのシンキングペンシルの流れるようなアクションともちょっと違う。
程よく上下左右にダートしつつ、良い感じでダラっと流れるように動くのがかなり効果的だと実感している。
強めにトゥイッチさせても良いし、シェイクするように弱めのロッドアクションでもしっかり反応してくれるから使い易いんだよね♪
私の場合、2~3回連続でトゥイッチしたらフォールさせたり、ただ巻きとトゥイッチを交互に混ぜたりして探るパターンが多いかな!
そうするとガツンという手ごたえが伝わってきたり、ラインがビーンと急に走って魚がヒットした感触が伝わってくる。
ガルプで釣れない魚もレイジーソリッドには結構食ってくるので、使い方を覚えるとめっちゃ楽しいライトゲームが展開できる。
ドリフト
風が吹いていて、なおかつベイトフィッシュが浮いているような時はドリフトも良く釣れる。
魚の付いているポジションが分かっているなら、レイジーソリッドを風上側にキャストして風でルアーを流しつつ水面直下を引いてくると良い。
風で流されるだけでもルアーが泳ぐ位なので、リールはスローに巻くだけ・・・・。
そうすると、弛んでいたラインがいきなりピンと張るんで巻きアワセを入れて掛けていく感じかな。
ただ巻きでの直線的な動きに食って来ない個体もこれで反応させることが出来る場合がるんで、風が吹いている場合は風を上手く利用して探ってみてね。
レイジーソリッドのおすすめカラー
ルアーのカラーについては人それぞれ好みがあるけど、基本的に表層系のルアーになるので見やすい色で釣りをすると感覚が掴みやすいと思う。
私のおすすめはこのパールボディーにチャートバック。
非常に視認性が良く、なおかつ常夜灯の灯りにパールボディーが馴染む感じ。
シンキングペンシルは慣れていない方にとっては引き抵抗が少なく、何をやっているのか分かり難い場面があると思う。
そういう時にチャートバックのカラーが非常に見やすく、どの位置にルアーが有ってどんな風に動いているのかが分かりやすいね♪
慣れている方はナチュラル系のカラーでももちろんOKなので、最終的にはお好みで良いかな。
結構久々に強い手ごたえを感じるシンペンを発見できたので、これからは渋い時のエースとして活躍してもらおうと思う。
強く型にハマったのはチアユ・ハクについているセイゴ~フッコでしたが、アジやメバルも普通に釣れるのでライトゲーム全般で使える。
表層攻略に苦戦している方の1手として、良かったら使ってみてくださいね★
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