さてさて、12月に入りハゼ釣りも終盤戦・・・。
こうなると海へと落ちていく落ちハゼ釣りの時期が来ますが、今年は全体としてハゼの数は各地少なめな感じ。
それでも場所さえ合わせることが出来れば型くらいは見られるだろうと、港へハゼ釣りへ。
ハゼをメインに狙いつつ、釣れる魚を適当に狙う釣りになったんですが果たして結果は・・・?
ヘダイ・キビレの猛攻に苦戦
まずは塩分濃度が薄い内湾をチョイス。
水深は大体3~5m位、落ちハゼが溜まりやすい条件は揃っている場所。
所々に根があり、天秤を使った仕掛けでは根掛かりの危険大。ここは胴付き仕掛けを使い、沖に仕掛けを遠投してサーチして反応を見る。
適当に釣り座を選び、赤イソメを少し大きめに付けて様子見・・・・。
すると、すぐにガツガツっと大きなアタリ♪
ハゼだったらランカークラス間違いなしだが、ドラグがチリチリ出るのでさすがに引きが強すぎるな・・・・。
20cm弱位のヘダイをキャッチ。
ヘダイは群れていることが多いので、嫌な予感がするなぁ・・・。
すると、予想は的中してヘダイとキビレ、クロサギのオンパレードで釣りにならない(-_-;)
大きいものは25cm位あり、ヒットするとドラグが出て楽しいんだけど狙いはこれじゃないのだ。
なんだかんだで10匹位へダイやらをキャッチし、外道を避けられそうもないので移動。
浅い場所に差して来る落ちハゼ狙い
次にやってきたのは水深が1m前後のシャローエリア。内湾のポイントなんだけど、所々湧き水のようなものが出ていて塩分濃度が低いスポット。
ここも根掛かりがあるので、胴付き仕掛けをちょい投げして底をトントン叩いて探る。
すると、足元付近でゴツッっというアタリ( ̄ー ̄)
バシッと合わせると子気味良い引きが伝わってくる。
狙いのサイズには遠いが、本命のハゼをキャッチ。やっぱりハゼのアタリと引きは気持ちいいね♪
干潮間際で水位が低く、海底が若干見えるので目を凝らして様子を見る。
すると、ハゼの群れが微妙に見える( ̄ー ̄)
見えているハゼの目の前に仕掛けを落とし、チョコチョコと餌を動かすと・・・・
ちょっとサイズアップに成功する。
良いサイズのハゼは縄張りを持っているので、沈み根の周辺などギリギリの場所に餌を落とすと食ってくるようだ。
デカいとまでは言えないが、まずまずの型のハゼが釣れてきた。どうやらまだ12月上旬という事で、深い場所まではハゼが落ちていないらしい。
このポイントで飽きない程度にハゼは釣れたので、様子を見るためにポイントを移動することに。
急斜面の駆け上がり狙い
次にやってきたのは、河川の流入と急な駆け上がりが絡む港内のポイント。
ここはキスやハゼ、メゴチなどが狙える小場所だ。
まずは手前の浅い場所から順に探りを掛けるとすぐにゴツっとアタリ♪
ハゼにしてはアタリが大きすぎるが、合わせを入れるとドラグが一気に滑って制御不能に(笑)
めんどくさいの来ちゃったな~と思いつつ寄せてくると、結構いいサイズのクロダイ。
駆け上がりがあり、ラインがスレてしまうと一発でラインブレイクするので少し強引にやり取り・・・・。
が、残念ながらプチっとラインが切れた。
根ズレした感覚は無かったので、針が飲まれていたかな?
針を付けなおし、再び仕掛けをキャストすると今度はちょっと鋭い感じのアタリが!!
合わせを入れると、ハゼにしては良く引くけど下品な感じはしない。
何だろうな~と思いつつ寄せてくると・・・・
ピンギスをキャッチ。これはこれで結構楽しい。
どうやらキスの群れが浅い場所に入っているらしく、餌を落とすとすぐにキスがヒットする展開に。
意外と良いサイズのキスも混じり、予想外のシロギス釣りになってしまった。
1回仕掛けを投げれば1回はアタリが出るので十分楽しく、ギンダベラやベラ、クロサギなどの外道も混じっていろんな魚が釣れた。
流石に港内の浅い場所なので大きいキスは釣れないんだけど、15cm位までのシロギスが20匹弱くらい釣れた。
で、肝心のハゼは全く気配がないという展開だ。
結局12月の落ちハゼ釣りはこんな感じで、今年はちょっと魚影が薄くてハゼだけ狙って釣るのは難しい感じかな。
それでもまだ浅い場所にハゼが残っているし、シロギスやヘダイなどの外道がそれなりに釣れるのでアタリは十分楽しめたかな★
暖かい年は2月位までハゼが釣れたりするので、また時間を見つけて落ちハゼ釣りにも出かけたいね!
お手軽な港でちょい投げ釣りはやっぱり楽しい。