渓流用ルアーロッド選びの長さ・チェックポイントを徹底解説!

さて、今回は渓流でルアー釣りに挑戦する際のロッド選びについて。

その中でも最も重要となってくるのが

「ロッドのレングス」

竿の長さになってくる。

渓流釣りでは草がボーボー生えていたり、大きな石がゴロゴロ転がっているポイントもあれば、開けていてロッドを自由に振り回すスペースがある場所もある。

だから釣行する釣り場の特性に合わせて使いやすい長さのロッドを選ぶこと。これが超重要になってくる。

正直言ってしまうと、1万円の竿と5万円の竿を使い比べて見ても、釣果が劇的に変わるってことは殆どない(もちろん使いやすさなどの違いはあるけど)

しかし、いくら高性能なロッドを買ったからと言って使い難いロッドを選んでしまったら・・・。それは間違いなく釣れる魚の数にも影響してくるぞ。

この機会に、渓流のルアー釣りに挑戦する際におけるロッドの長さはどんな風に選ぶのか?

その基本となる知識を紹介していきたいと思う。合わせてロッドを選ぶ際のチェックポイントや価格帯、おすすめロッドについても触れながら話を進めていくぞ。



ロッドの長さが違うとどう変わるのか?

まず、ロッドの長さが変わるとどんな点が変わってくるのか?

最も基本的な部分を簡単にまとめておく。

ロッドの長さが変わるとここが変わる!
  • ピンポイントへとキャスト性:短いロッド程ピンスポットへのキャストが行いやすい
  • 飛距離:長いロッドの方が遠心力とロッドの反発力を使いやすく、遠くにルアーを飛ばせる
  • ラインのコントロール性:ルアーから穂先までのラインの処理はロッドが長い方が容易
  • 携帯性:短いロッドや小さく分割できるパックロッドは山岳渓流などで役立つ。

簡単にまとめてしまうと、ロッドの長さが変わるとこんなところが違ってくる。トラウトのルアーフィッシングでは、基本的に川幅が狭い上流部程短いロッドを使い、広い川幅の本流を狙うのであれば長めのロッドを使う事になる。

狭い場所では、長いロッドだと穂先が岩や木などに当たってしまって使い難かったり、狙った場所にルアーを落としにくくなるからね。逆に広大な場所では、ルアーを遠投したり水の流れに流されるラインの処理をする為、長いロッドが効果を発揮するようになるぞ。

ちなみに大体3フィート台~8フィートほどのロッドが使われることが多い。

渓流ルアーロッドは大きく分けて3種類

人によっては多少分け方が変わって来るけど、わたくしまるなかの場合は渓流用ネイティブトラウトロッドは大きく3種類に分けて考えるようにしている。

そうすれば大きな失敗は無く、使いやすいロッドを選ぶことが出来るぞ。

渓流トラウトロッドの長さの分け方
  1. 源流~支流用:ルアーをキャストすれば、簡単に対岸に届いてしまうような狭い川で使う
  2. 里川用:源流や支流よりも開けたポイントで釣りをする時。落差が少なく、河原がある程度広くなってくる場所
  3. 中流~本流、湖用:いわゆる大場所、ルアーをキャストしても対岸に届かないようなポイントで使う。大型のトラウト狙い

渓流で使うルアーロッドを選ぶなら、こんな風に分けて考えてみるとシンプルで分かりやすいと思う。

なお、初めて渓流釣りに挑戦するなら支流~里川といったあまり広すぎないポイントで釣りをするのがおすすめ。

河川の中流部など水量の多い場所は流れが強かったり、釣れる魚のサイズは大きくなるが数は釣れにくいことが多いからね。まずはある程度釣りがしやすくて、釣果も出しやすいポイントから始めてみるのが良いと思うぞ。

源流~支流域で使用するトラウトロッドの長さ

まずは河川の最上流部や、ある程度規模のある河川に流れ込んでいる支流で釣りをする場合から見ていこう。

目安としては、川幅は大体広くても数メートルほど、ルアーが簡単に対岸へ届いてしまうような小場所でトラウトを狙う場合だ。

このような場所で釣りをするなら、目安となるロッドの長さは4フィート後半~5フィート。

例をあげれば、4.6フィートとか5.1フィートなんかが該当してくるね。長くても5フィート前半までに抑えておくと、大きな石や背後の草むらなんかにロッドを当てにくくて使い勝手がいい。

小規模なポイントを全般的にカバーするならこの4フィート後半~5フィートクラスを1つの基準にして選べば良いが、

源流域やボサ川といって、川幅が1~2m程しかない場所や大きな石がゴロゴロしていて釣り場の落差が大きい所、草が沢山生えている場所で釣りをする専用のロッドが欲しい場合。

この時は3フィート後半から4フィートクラスを選ぶと良い。かなり短いロッドになるけど、その分ルアーをキャストするスペースが無くても簡単にルアーをポイントに入れていくことが出来るぞ。

まとめておくとこんな感じになる。

源流~支流で使うロッドの選び方のポイント
  • オールラウンドに使うなら4フィート後半~5フィートクラス
  • 落差の大きい源流域や、ボサ川を狙う時は3フィート後半~4フィートクラス

初めての渓流釣り挑戦するなら、5フィート程のロッドを購入して支流なんかでトラウトゲームに入門するのがおすすめだね!

里川で使用するトラウトロッドの長さ

次に、もう少し河川の下流側。ちょっと開けてきた渓流で釣りをする場合を見てみよう。

こんな感じの、のどかな「The 渓流」といった具合の釣り場で釣りをする時。

このような場合は、源流や支流域よりもロッドを振れるスペースが広くなり、自由に釣りがしやすい。

そうなると、目安の長さは5フィート前半~6フィートクラスまで。

代表的な長さでいうと、5.6とか511などと書かれたものが該当する。このような場所は釣り人が多く入っていることも多く、源流域などよりも魚の警戒心が高かったりする。そうなると、少し離れた場所からルアーをキャストする必要が出てくる場面も多い。

若干長いロッドの方がロングキャストが容易にはなるが、最悪5フィートクラスのロッドでも対応することは可能なことが多いかな。



中流や本流・湖で使用するトラウトロッドの長さ

そして最後に、ある程度広さのある河川の中流域などでトラウトを狙う場合のロッドのレングスについて。

大規模河川の本流よりは川幅・水量は狭いが、渓流と呼ぶには開けている場所で釣りをする際。

この場合のロッドの長さは6フィート後半~7フィート前半が目安にするといいかな。

一方で1級河川の本流や湖で大型のトラウトを狙うとなると、もう1ランク長さとパワーを兼ね揃えたロッドが好ましい。

この場合は7フィート後半~8フィートクラスを選ぶのがベター。

また、山上湖などでボートからトラウトフィッシングを楽しむのであれば、ロッドの長さは6フィート~7フィート位までのアイテムが使いやすい。7フィート中盤以降の長さになると、狭いボートの上では取り回しが悪くなって使いづらくなるからね。

渓流ルアー用ロッドのアクションを選ぼう

ロッドの長さが決まったところで、次に重要になってくるのがロッドアクション。いわゆる調子ってやつだ。

基本的には胴調子寄りのものと、先調子寄りのものがある。ちなみに、自然の渓流で使うトラウトロッドは先調子寄りに設計されたものが多く、管理釣り場で使用するものは全体的にしなやかな胴調子のものが多いから覚えておくと良い。

同じトラウトロッドてあっても、渓流用と管理釣り場用では味付けが違うのだ。なお両方の釣り場で使えるものが欲しいのであれば、自然の渓流用のネイティブトラウトロッドの方が汎用性が高い。

先調子寄りのファストテーパーが主流

最近の流れとして、渓流ルアー用のロッドは先調子で全体的に張りのあるものが多くラインナップされるようになってきている。メーカーによっては先調子(ファストテーパー)のものしか販売されていないことも多く、ある程度調子を選ぶ選択肢には限りがある。

なお、調子による違いは簡単にまとめるとこんな感じだ。

先調子と胴調子の違い
  • 先調子、ファストテーパーのロッド:ロッドアクションがつけやすく、ミノーなどを扱うのに適している。1本で何でもやるならこのタイプのロッドがおすすめ
  • 胴調子、スローテーパー寄りのロッド:スプーンやスピナーのただ巻きなどに適しており、アクションを付けるのは少し苦手。最近では若干マイナーになってきている

これから渓流釣りを始めるのであれば、1本のロッドでミノーやスプーン、スピナーなど色んなルアーを使える汎用性の高いものの方が絶対に良い。

そうなると、ある程度シャキッとしていて先調子寄りのものの方が色んなルアーに対応している。だから初めての1本を選ぶのであれば、先調子寄りのファストテーパーのロッドの方がおすすめ!

逆にスプーンやスピナー用の胴調子寄りのロッドは若干ダルさがあり、ヘビーウエイトのミノーなどを使うとアクションを付けるのが大変だ(-_-;)

ロッドの価格帯・グレードを選ぼう

最後に、ロッドの価格帯を選ぶ際のポイントを紹介しておく。

基本的には価格の安いものほどロッドの自重が重く、ちょっとダルさがあるものが多い。高価になるほど軽くて操作性が良く、魚が掛かればしっかり曲がるのにシャキッとした反発力を備えたものが増えてくるぞ。

おすすめは1万円台中盤~2万円クラス

下は数千円から、ハイエンドモデルでは6万・7万円するモデルもあるトラウトロッド。長く使えて価格と性能のバランスが良いと感じるのは、大体1万円中盤~2万円クラスだ。

このクラスは近年性能の向上が著しく、価格はそこそこでも普通に使える性能を持っている。だから釣りがうまくなっていってからでも長く使えるし、高級ロッドを使っている釣り人にも釣果で大きな差が出ることは殆どないぞ。

トラウトロッド

私の場合、メインではハイエンドと呼ばれるロッド(今は無きUFMウエダ製)を使っているが、サブでは1万円台中盤で購入できるロッドを使っている。それでも実際に使う際の不便さは殆どなく、この位の価格帯であっても十分実践で使える性能を持ったアイテムが増えてきている(*^^*)

ガイド素材にはこだわろう

ロッドを選ぶ際にチェックしたおきたいのがガイドの素材。最低でもアルコナイトガイド位は欲しいが、長く使うならラインにやさしくライン素材を問わずに使えるSicかトルザイトが良い。

最近はトラウトゲームでもPEラインの使用機会が増えてきていて、ガイド素材によってはPEラインに適合しないものもあるからだ。

大体1万円中盤以上のものを選んでおけばSicリングを搭載したモデルが多いぞ。

渓流ルアー釣り おすすめロッド

これから渓流のトラウトゲームに挑戦したい方へ、価格と性能のバランスが良いものを紹介しておく。

メジャークラフト ファインテール

実際に私がサブタックルとして使用しているロッド。

1万円台中盤~後半で購入できるが、薄型のS-Sicガイドを搭載しており高スペックなロッドになっている。メインタックルではハイエンドロッドを使っているけど、正直言ってこのロッドでも明らかに釣果が変わるという事は無い位。確かに細かい部分の曲げ心地などは価格が何倍もするロッドとは変わって来るけど、実用性能は十分備えているぞ!

ナイロンライン~PEラインまで対応しており、汎用性も高くてかなりおすすめ!

ジャクソン カワセミラプソディ

ファインテールよりはほんの少し高めになるが、このロッドも価格と性能のバランスが非常に良くて魅力的なロッドになっている。以前使わせてもらったことがあるけど、曲がり方やガイドセッティングも使いやすくて非常に好印象。

UFMウエダ サーフェイストゥイッチャー

トラウトロッド

かれこれずっと前から使い続けてきたUFMウエダのロッド。残念ながら材料調達の問題から解散してしまったので、新品で入手することはできない。独特の曲がり込みと反発力、ルアーにまとわりつくようなアクションがやみつきになる愛用者の多いロッド。柔らかいんだけど硬さがある、不思議な感覚を持ったミノー向きのロッドだ。

今はM&Nコーポレーションというメーカーから、ストリームスペチアーレとトゥイッチンアンドスペチアーレというシリーズで後継機種が発売されている。

お値段はびっくり価格だけど、本当に良いものが欲しいならば止めることはしない。もしサーフェイストゥイッチャーが折れてしまったりしたら、後継機種に買いなおすんだろうな。

渓流用トラウトロッドの選び方まとめ!

ネイティブトラウトロッドの長さの決め方の基本については、大体こんな風に選んでおけばOKかな!

ロッドが短すぎたり、逆に長すぎたりすると釣行時のストレスになったりする。しっかり選び方を覚え、釣具店で適切なアイテムを選ぶようにしよう。

初めはちょっと敷居が高くて難しい印象を持ちがちな渓流のルアー釣り。実際にやってみるとそこまで難しいものではなく、しっかり釣り方の基本を身に付けていけば釣果は誰にでも出せるようになる。

この機会にネイティブのトラウトゲームに挑戦してみてはいかが?

それでは、今回はこの辺で。

また明日会いましょう!

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