さて、今回はテナガエビ釣りに使用する
仕掛けの種類とその特徴、使い分けについて!
誰でも簡単に釣れて美味しく食べることのできるテナガエビ。自分の釣り方やレベルにあった使いやすい仕掛けの選び方を覚えることで、間違いなく釣果は変わって来るぞ。
ここではそういった仕掛けそれぞれが持つ特徴やメリットなどを、少し掘り下げて紹介していく。
この機会にテナガエビ釣りマスターを目指していただけたら嬉しいね(*^^*)
それでは前置きはこれくらいにして置き、本題へと話を進めていこう!
テナガエビ狙いに使用する仕掛けの種類とは
まずはテナガエビを釣る際、どのような仕掛けを使うのか?
簡単に仕掛けの種類をまとめてみる。
基本的に良く使われる仕掛けは2種類!そこにちょっとマイナー気味な仕掛けが1種類入ってくる感じだ。
- ウキ仕掛け:最も基本的なタイプ。初心者でも使いやすい
- シモリ仕掛け:小さなシモリ玉を複数個使う。小さなアタリが取りやすい
- 両天秤仕掛け:若干マイナーな存在。餌を2つ付けることができ、ダブルヒットが狙える。
主に使用する仕掛けは大体この3つになる。それぞれには違った特徴があるから、それをしっかり理解することでより釣りが快適にできるようになるはず(*^^*)
★なお、仕掛け以外の釣り場選び等、テナガエビ釣り全般の説明については別に詳しい紹介があるから参考にしてみてくれ。
◎テナガエビ釣りに必要な知識をまとめたページ
仕掛け毎の特徴・メリット
ウキ仕掛けの特徴
まずは最もベーシックで使いやすい、ウキ仕掛けについて。テナガエビ釣りでは小型の玉ウキや、細長い棒ウキを使うことが多いかな。
ウキ仕掛けはこんなやつだ。
特徴をまとめてみるとこんな感じ。
- シモリ仕掛けよりもオモリ調整が容易
- 少し重いオモリを使っても沈みにくく、流れのある場所でも使いやすい
- 小さなアタリではウキが動きにくく、アタリが取り難い
なお、玉ウキと棒ウキでも特徴が違いっていて
- 玉ウキの方が風が吹いているような時でも流されにくく、その代わりアタリが出にくい。
- 棒ウキは風などが吹いた際にその影響を受けやすいが、小さなアタリでもウキに反応が出やすい。
こんな特徴があるので覚えておくと良い。
ウキ仕掛けは最もシンプルで使いやすい特徴があるので
初心者の方がテナガエビ釣りに挑戦する際、まずはウキ釣りからチャレンジしてみるのがおすすめだね(*^^*)
◎ウキ釣りでテナガエビを釣るためのちょっとしたテクニック
シモリ仕掛けの特徴
ウキ仕掛けに続き、テナガエビ釣りで多用されるのがシモリ仕掛け!
ウキ釣りとは少し違い、小さなシモリ玉と呼ばれる浮力体を数個付け、これをウキの様に使って釣る釣り方になる。
完成品だと、こういうやつね。竿の長さに合わせて仕掛けは選ぶようにしよう。
私の場合シモリ玉は基本5個付けるようにしていて、下から2つ~3つのシモリが沈むくらいのオモリ調整で釣りをしているぞ!
シモリ玉を使って釣りをすると、こんな感じになる。上から2つが水面に出ていて、下の3つは水中に沈んでいるのが分かるかな?
この仕掛けの特徴をまとめてみる。
- ウキが沈まないような微妙なアタリもキャッチしやすい
- オモリが底に付くとシモリの沈み具合が変わり、タナ取りが容易
- オモリの調節が若干シビア
といった事があげられる。テナガエビはサイズが小さかったり、イマイチ食い気が無いような時は
ウキに変化が出ないような、微妙なアタリが多発することが有る。また風が吹いている場合、風でウキが動いているのかエビの反応なのかが分かりにくい事もあるのだ(-_-;)
こういった時にシモリ仕掛けはメリットがある。
水中に沈んだ部分のシモリの動きを見ることで、ウキ釣りでは見逃していまうようなアタリがわかりやすいという事だね(*^^*)
実際にシモリを使って釣りをしてみると、そのメリットを感じることができると思う。
水面に浮かんだシモリには変化が無くても水中に沈んだ部分が左右にブレたり、1つのシモリだけが変な動きを見せたりするのでアタリが取りやすくなるぞ。
ウキ仕掛けでテナガエビ釣りに挑戦してみて、もっとたくさんエビが釣りたくなったらシモリ仕掛けも使ってみると良いんじゃないかな。
オモリの調節が若干難しくなることが有るから、カットして微調整が出来る板オモリや小型のカミツブシオモリなどを用意しておくと便利。
◎テナガエビのシモリウキ仕掛けは自作できる!
両天秤の特徴
最後に私まるなかは普段使わないが、愛用者も結構いる仕掛けが両天秤になる。
このような仕掛けの事で、左右の2か所に餌を付けることができるタイプになる。若干見た目が変わった仕掛けになるが、開けた場所でテナガエビを狙うのであれば数釣りに強いタイプだね!
- 1本にエビが食った際、もう片方の餌が動くので誘いになって追い食いさせやすい
- 一か所に固まったエビを効率よく釣ることができる
- 狭い穴などは狙いにくい
両天秤にはこんな特徴がある。何と言ってもその魅力は手返しの良さ!
テナガエビは結構群れていたり1か所で固まっていることが多い。そういった際、1本針の仕掛けだとエビが餌を取りあってしまったりすることもある。両天秤の餌が2本ついた仕掛けを使うことで、ヒットさせることのできる確率は単純に2倍になるってわけだ( ̄ー ̄)
ただし、日中に狭い石の隙間などに仕掛けを落とし込んでいくような時、テンビンが邪魔になってしまって使い難いことが有る。私の場合は狭いポイントを釣っていくのが好きなので、このタイプの仕掛けは使わないってわけ。
仕掛けは適切に使い分けをしてナンボってこと!
テナガエビ釣りの仕掛けの種類まとめ・関連記事!
今回はテナガエビ釣りに使用することの多い仕掛けの種類とその特徴を紹介してみた。
まずは初心者におすすめなのはウキ釣り仕掛け!シンプルで使いやすい仕掛けでテナガエビ釣りの楽しさを覚えて、次はより細かいアタリの取りやすいシモリウキ仕掛けなどにチャレンジしてみるのが良いんじゃないかな!
簡単に釣れるテナガエビ釣りだけど、数を釣ろうと思ったら結構腕の差が出たりして奥が深いぞ(*^^*)
◎これからテナガエビ釣りに挑戦したい方へ
では、今回はこの辺で。
また明日会いましょう!