テナガエビ釣り 簡単!シモリウキ仕掛けの作り方と調整のコツ

記事内に広告を含みます

さてさて、今回はテナガエビ釣りの際に使用する

シモリウキ仕掛けの自作方法と、その調整方法について。

玉ウキ仕掛けと比較すると、シモリウキを使った仕掛けは小さなアタリがより繊細にキャッチできる特徴があり、

テナガエビ釣りでは釣果アップに大きく役立つこと間違いなし!

釣り人によってその仕掛けの細かい点はそれぞれ違ったこだわりがあるけど、

今回紹介するのは最もベーシックで簡単に作ることができる、シンプルで基本的なシモリ仕掛け。

これをまずは自作してみて、そこから色々手を加えていったら良いんじゃないかと思う。

それでは早速本題へと進んでいくぞ!



テナガエビ釣り用シモリウキ仕掛けの自作に必要な道具

まずは仕掛けを作る際に必要となるアイテムを紹介する。

なお、今回は割ビシというタイプのオモリを使っているが、オモリ調整に慣れていない方は板オモリの方がおすすめだ。その方が微調整がしやすい特性があるからね。

今回使用するのはこんな感じ!

シモリウキ仕掛けの自作に必要なアイテム
  • 道糸:ナイロン製の物。大体1号前後を基準に!
  • シモリ玉:発泡製で浮力があるもの。今回は楕円形のものを使うが、丸型でも可。小型のもの
  • 自動ハリス止め:極小サイズで細いハリスをしっかり固定出来るもの
  • 針:エビ針かタナゴ針。糸付きの完成品でも全く問題ない
  • オモリ:今回は割ビシを使うが、板オモリの方が微調整が出来ておすすめ
  • 輪ゴム:シモリの固定に使用する。ストッパー内蔵のシモリであれば輪ゴムは不要
  • ハサミ:細い仕掛けでも良く切れるものを!

ざっとまぁこれだけ揃えておけば、シモリウキ仕掛けは自作することができるぞ。慣れてしまえば結構簡単だから、この機会に一緒に作ってみよう。

関連記事

◎今まで実際に使ってみて、切れ味抜群な釣り用のハサミをまとめたぞ

シモリ玉の選び方

テナガエビのシモリウキ仕掛けに使うシモリ玉だが、今回使用するものはラグビーボールのような細長い形をしたタイプ。

サイズは写真のように、大体長さが1cm位。この位の大きさを目安にしてみれば良いかな!

丸型の物であれば、浮力が強くなるのでワンランク小さいものでもいい。

使用する個数については、大体4個~多くて7個・8個位までかな。そこまで多くする必要もないので、まるなかの場合は5個で仕掛けを作っているぞ。

シモリ仕掛けの作り方!

それじゃあ実際にシモリウキ仕掛けを作ってみよう。

道糸にシモリ玉をセットする

道糸を竿の長さと同じくらいの長さでカットし、先端からシモリ玉を取り付けていくぞ!

まずはシモリ玉に釣り糸を2つ折りにしたものを通し、このような状態にする(道糸に使ったラインを使えばOK)。

そして、輪ゴムにハサミを入れてひも状にしたものと道糸の末端を輪の中に通す。

そして2つ折りにした釣り糸を引っ張っていくと、輪ゴムと道糸がシモリの中に通る。

ちょっと硬いかもしれないが、力を少し込めてグイッと通してしまおう。

するとこんな感じになって、輪ゴムがストッパーの役割をするシモリが出来る。

はみ出ている輪ゴムはカットすると、綺麗にシモリ玉がセットされるぞ。

これをシモリの個数分繰り返すと、シモリウキ仕掛けは殆ど完成したようなものだ。

これで5個のシモリがセット完了!

シモリ同士の距離に関してだが、まるなかの場合は大体2.5~3cm位が好みかな。この辺りは個人個人の好みで問題ない。

自動ハリス止めを付ける

道糸の末端に自動ハリス止めを取り付ける。結び方は個人個人好みのもので良いが、まるなかの場合はダブルクリンチノットで結ぶことが多いかな。

輪になっている方に道糸を結び、尖っている方にハリス(針)が来るから逆にしないように注意しよう。

ハリスを結ぶ

後はハリスを短くカットして、自動ハリス止めに取り付けるだけ!

ハリスの長さは5cm~8cm位あれば十分かな。ハリス止めに1度通しても少し固定力が弱い時は、2回通すとしっかり固定できる。

これで仕掛け自体は完成。あとは超重要なオモリの調整だ。

シモリ仕掛けのオモリの調整

テナガエビのシモリウキ仕掛けで重要なのが、オモリの調節!

シモリ玉はウキと比べると浮力が小さく、小さなアタリをキャッチしやすい代わりに調整が少しシビア。だから微調整のできる板オモリの方が、慣れていないうちは簡単にオモリの調節ができると思うぞ。

なお、オモリを打つ位置は道糸の末端。自動ハリス止めにくっつくかどうかの位置に打つのが基本。出来るだけ針に近い位置にオモリが来た方が棚を取りやすいぞ。

底を切った状態で1つシモリが浮くかどうか

これはかなり個人差があるが、まるなかの場合は

仕掛けが底に付いていない状態で、1番上のシモリ玉が浮くかゆっくり沈むかどうか?

といった具合になるようにオモリを取り付けるようにしている。

こんな感じで、2番目以降のシモリは沈み込む調整がお気に入りだ。

人によっては全部のシモリがゆっくり沈むくらいの調整をする人もいるし、逆にもう少しオモリを軽くする人もいる。

このあたりはこれからテナガエビ釣りをやり込んでいく中で、お気に入りのセッティングを見つけてもらえたらいい。

で、この調整に使ったオモリの大きさはこれくらい。

ほんの欠片位で十分なのだ。この繊細さがエビの微妙なアタリを察知しやすくするんだね!

ウキ下の調整

テナガエビ釣りでは、ウキ下のタナ取りも重要。オモリが底に付くのを目安にするのが基本形。

このシモリウキ仕掛けの良い所は、

オモリが底に付くとシモリの沈み具合に変化が出て、タナ取りがウキ釣りに比べると容易な点がある。

オモリが底に付くと、沈んでいたシモリが浮き上がるようになってくるので目星が付く。

浮力の強い玉ウキなどを使うと、微妙な水深の変化やタナ取りが難しいからね。

2つのシモリが浮くくらいの調整

これもかなり好みによる差があると思うが、私の場合は

5個のうち2つのシモリが水面に浮くかどうかの棚。これを基準にシモリウキの位置を調節している。

水面に浮いた2個のシモリと水中の3個のシモリの動きを見て、テナガエビのアタリが出ているか判断するスタイルかな。

もっと棚を深くしたり、釣り場の水深が浅くなっていくと3個目4個目のシモリも水面に浮かんでくるようになるぞ。

重要なのは、オモリが底に付いていることとシモリ玉部分の道糸がたるみすぎていない事!

これがクリアできていれば、シモリの沈み具合などは個人の好み次第による部分が大きい。



シモリウキ仕掛けのまとめ・関連記事!

こんな感じでテナガエビ釣りのシモリウキ仕掛けは作ることができるぞ!

慣れてしまえば結構簡単だし、使う竿の長さなどのよって自在にアレンジできるのも自作ならではの魅力。

人によってはシモリの大きさを針に近づくほど小さくしたり、色々工夫している方も多い。

まずは今回紹介した基本のシモリ仕掛けをベースに、色々アレンジしていただけたら嬉しい。

それでは今回はこの辺で。

また明日会いましょう!

合わせて読んでパワーアップ!

◎テナガエビ釣りの基本をまとめたページ

◎テナガエビ釣りに使う仕掛けの種類と特徴を解説

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です