アジのゼイゴの取り方 早さ・美しさ・安全性を備えた方法!

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こんにちは、まるなか(<a href=”http://twitter.com/marunakafish” target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>@marunakafish</a>)です。

 

さて、今回は魚釣りの話じゃないですよ!

今日はアジのゼイゴの取り方について、早さ、美しさ、安全性の3拍子を兼ね揃えた方法を少し紹介していきますからね!

 

これがパパッとできるようになれば、友人や家族、恋人なんかに

「やべー、かっけー!!」

と言われること間違いなし。モテ男になれるはず。

 

ラストにTwitterにupした動画も載せてあるので、「こんな感じでやるんだな~」というイメージづくりの参考にどうぞ。



アジのゼイゴを高速かつ美しく・安全に処理する取り方!

さてさて、今回紹介するアジのゼイゴの取り方なんですが、まずは一般的に行われている方法から見ていこう。

一般的なゼイゴの取り方

まず、アジを包丁を持っている側へ尻尾を向けて置く(右利きなら左に頭を向け、左利きなら右に頭を向ける)

私は左利きなので、この場合は写真のような感じになる。

 

尻尾の方からゼイゴと皮の間に包丁を入れ、包丁を持っている手の反対の手でアジを抑えつつ、頭の方に向かって包丁を動かしていってゼイゴを取る。

 

そして、包丁がゼイゴから抜ける感覚が有ったら処理は終了となるわけ。

ゼイゴを外すと、たぶんこんな風になっているんじゃないかな?

この方法が一般的に良く紹介されるような鯵のゼイゴの処理方法になる。

しかし、この方法って正直言うとデメリットばかりだったりする。

例えば、1匹や2匹ならまだいいが、数をそれなりにこなすことになった際、

気を抜いたりすると包丁を滑らせてしまって、ケガをする危険が高い。

また、包丁を滑らせないようにするには少し身の方まで厚く削ぎ落すことになったりして、美しさに欠けてしまったりね。

そこで登場するのが、今回紹介するゼイゴの取り方というわけだ!

この上のアジと下のアジ、ちょっとじっくり見比べてほしい。

実は、この下側のアジは

既にゼイゴを処理し終わった状態。

よーく見るとホラ、皮は綺麗に残っているのにゼイゴのギザギザだけが綺麗に処理されていているのが分かるかな?

ちなみにゼイゴが残っているアジはこんな感じだ。

ね、違うでしょ?

今回はこの方法を紹介していくので、今度アジを料理する際は是非試してほしいかな。

もちろんいきなり完璧にやるのは無理ですが、場数をこなせばだれにでもできるようになりますからね(*^^*)

それじゃあ、この方法を紹介していきますね。



魚屋おすすめ!アジのゼイゴの取り方

方法を教えると言っても、実は超シンプルなので後は練習していただくだけ(笑)

まず、アジをまな板に置くまでは全く同じ。

そして、ここからがちょっとしたワンポイントになる。

こんな風に、アジの表面のゼイゴを処理するのではなく

まな板側の裏面に当たるゼイゴを処理するだけ!(私は左利きなので、右利きの方は左右逆になる)

ね、簡単でしょ?

尻尾の付け根当たりのゼイゴと皮の隙間に包丁を入れたら、空いた手でアジを抑えつつ、包丁をまな板に押さえつけるようにしつつゼイゴを取る。

包丁がゼイゴの感触を抜けるところまでいったらこれでフィニッシュ。

で、ひっくり返してみてみると

先程の画像のような状態になっているというわけですね。

取り除いたゼイゴはこんな感じ。

不要な部分にだけ刃を入れることが出来ればこんな風に綺麗に取ることができますよ♪

ちなみにこの引き方で私がゼイゴを取った場合の時間ですが、ストップウォッチで測ったことは無いので正確にはわかりませんが

特に早く処理しようと思わなくても、1か所で大体1秒掛からないくらいで処理することができます(もちろん、毎日魚を切っているので慣れはあるけど)

もちろん、アジの大きさや脂の乗り具合なんかでやりやすさは変わったりしますが。

この方法の場合、ゼイゴが途中で切れてしまって包丁が滑った場合であっても

包丁が手の下を抜けていくだけなので怪我をする危険が無くなるんですね(*^^*)

ですからより早く処理することができますし、

下向きに包丁を押し付けていくのでより美しく、余計な身を削ぐことなくゼイゴだけを取り除けるってわけ!

包丁の入り具合が目で確認できなくなるので、初めは感覚を掴むために練習が有る程度必要だとは思います。

しかし、これができるようになるとゼイゴ取りがササっと超速でできるようになりますし、怪我の心配なども無くなるのでおすすめですね(*^^*)

で、この方法を使ってうまく処理できない場合ですが

大体ミスは2パターン。

ゼイゴが途中で切れてしまう時

ゼイゴが途中で切れてしまって、さいごまでしっかり取り除けない場合。

この場合の原因は

包丁を起こしすぎてしまい、刃が下方向に進もうとしすぎているのが原因。

もう少し包丁を寝かし気味にして、水平方向に切っていくイメージを持つと良いかな!

身まで取れてしまう時

ゼイゴのみならず、身まで余計に削ぎ落してしまう時はその逆。

包丁が寝すぎていることや、包丁を押し付ける力が弱いパターン。

包丁の刃の角度を調節することはもちろんですが、押し付ける力が弱い場合は

ゼイゴが終わった後もひたすら皮一枚の所を削ぎ落し続けるので注意。

押し付けつつゼイゴを落とすことで、ゼイゴが終わった部分で包丁が下に抜けていくようになるからね!

実際にやってみた【動画で紹介】

最後に、実際に私がアジのゼイゴ取りをやってみるとこんな感じになる。

Twitterにアップしたところ、思った以上の反響になりましたね。

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2 COMMENTS

えびちゃん

や!これは目からゼイゴですね!!

練習しないと!数こなさないと!
数こなすだけ釣らないと!!はぅっ!!

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まるなか大衆鮮魚

ちょっと練習すればできると思いますよ!
かなり便利で使えるテクニックなので、ぜひお試しあれ♪

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