10月17日更新分 横風強風の地磯でヒラマサ連発劇!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は恒例の地磯ヒラマサゲームへ。

天気予報を見ると、横風が8m前後でウネリは無しと、ヒラマサが釣れそうな条件が揃っています。
本当は向かい風の方がありがたいですが、立ち位置と投げる角度である程度カバーできるポイントへ行くことを考えていたので、まぁ何とかなるでしょう。

果たして今回はどんな釣行になったのか?

風波+上げ潮が利く展開

険しい道を進んで無事ポイントへ入りましたが、見た感じ上げ潮が効いていて、風と相まって海面がかなりバチャバチャしています。

今回はPE3号タックルを使ったヒラマサゲームの練習。
しかし、ロッドはPE3号用に追加購入したツーリミットブルーバトル102/3マッスルフィネスはガラスコーティング中なので、ワンランク強い102/3で行きます。

ササっと準備をして釣りを始めましょう。

結構風が強いので、先発は重心移動システム搭載のバレットダイブ170で様子見。

ややアクションはナチュラルで安定感があるダイペンですが、少し強めの横風+潮波によってちょっと暴れすぎるな・・・。
思ったよりも潮が流れていて、トッププラグだとコントロールが大変です。

少し状況が落ち着くまではアンダーの釣りの方が良さそうなので、すぐにルアーを変えます。

水深があまり深くないポイントなので、ランウェイブレイズの65gをチョイス。
リア重心で風にも強く、悪条件下でも比較的使いやすいロングジグですね。

ボトムまでの着底はカウント35くらい、底潮も結構きいています。

ラインスラッグを出すと風で何をやっているのかよくわからなくなるので、やや早めのワンピッチジャークによる誘い上げと高速巻きのコンビネーションで探ります。

ジグをうまく潮に当てながらワンピッチで誘い上げ、少しロングフォール・・・。
レンジを下げてからハンドルを「グリグリッ」と高速巻きで巻き上げると、前触れもなくズドンと良いバイト!

合わせると入れると無事ヒットしましたが、この突込みは完全に本命です。

結構下のレンジで掛けたので、一気に巻き上げないと根ズレして切られます。
PE3号なのでドラグは7gほどにセットしてありますが、若干ドラグが滑りました。

悪くないサイズのヒラマサのようですが、反転されると負けなので、引き込まれそうになってもロッドは起こしたまま、ショートポンピングで巻き上げ。
何度か反転されそうになりつつも無事浮上させることに成功、波に合わせてズリ上げてキャッチしました。

ヒラマサ

ファーストヒットからいきなり本命、サイズも悪くありません。
結構肥えているヒラマサでしたね。
6kg後半くらいかな。

少し海が荒れていてトッププラグが使いにくい状況でしたが、ジグに変えて正解でした。

この感じだとまだまだ釣れそうな気配が濃厚なので、すぐにリリースして釣りを再開します。

ダイペンのドリフトパターンでヒラマサがボコボコ!

その後しばらくジグを投げたものの、小さなショゴっぽいヒットがあっただけで釣果は伸ばせませんでした。

ジグをシャクるのも疲れてきたので、プラグに変えます。

相変わらず潮がかなり早いので、ここはシンペンを使って流れを利用した釣り方をやっていきましょう。
ちょっと地味な釣りになるので普段はあまり使いませんが、実績は十分です。

まずは定番のモンスターショット125から入ります。

流れに対してダウンクロス気味にキャストし、流れに乗せてドリフトさせつつ、軽めのリフト&フォールで流し込みます。
時々デッドスローのただ巻きを入れてレンジキープさせてみたり、ある程度の動きに変化を与えます。

釣れそうな気配が濃厚な中、モンスターショットに変えてすぐに「ズン」という重みが。

少し巻き合わせ気味にフッキングを入れると無事ヒットしましたが、流れに乗ってしまってかなりの抵抗感。
これも完全にヒラマサですね。

普段より細いPE3号ですが、オシア8は非常に強いので、ラインを信じて強引にやり取りします。

うまく流れの筋をクリアすると、水面に浮かせてバチャバチャとヒラマサが暴れます。
このパターンに持ち込んでしまえば勝利はほぼ確定なので、後は反転されないように注意しながらランディング。

モンスターショット125 ヒラマサ

サイズはそこまで大きくありませんが、流れに乗られると非常に強いですね。
ブリとヒラマサは見た目はそっくりなのに、なんでここまで引きの強さが違うものなのか。

根周りのポイントでヒラマサを釣る時は、沖の方で水面まで魚を引き上げてしまい、ゴボゴボと暴れて飛沫が出る状況を作るのが超重要です。
逆に、至近距離まで寄せて魚が下の方に入ってしまっていると、特に大型の場合はキャッチ率がかなり低くなってしまいますからね。

良いペースでジグで1本・シンペンで1本のヒラマサが釣れ、今日はかなりイケそうな気配が・・・!!

この1本でシンペンパターンで釣れそうな気がしてきたので、時々ルアーをローテーションさせながら釣りを続けます。

マリア リライズ ヒラマサ
ヒラマサ

サイズはバラバラで、小さめのもので70cm台後半の4kg前後~6kg半くらいまでのヒラマサをポンポンと追加。
入れ食いになるという感じではなく、時間を空けてずっと釣れ続くような感じでしたね。

ヒットしたヒラマサの後ろに群れがついてくることは無かったので、単独でフラフラと根周りを徘徊している個体が多かったんでしょう。

やや風がおさまり、トップゲームで締め!

気付けば、ジグ・シンキングペンシルでヒラマサを6匹キャッチし、あまりにできすぎな展開になりました。
もう十分満足して腕も少し疲れてきたので、まだ時間はありますが、もう少し釣りを続けたら撤収することに。

しばらくすると風が少し弱くなり、トップゲームが楽しめそうな状況になりました★

相変わらず潮は動いていて、7~8cm位のキビナゴっぽいベイトフィッシュの姿も確認。
終始ボイルはありませんが、絶対にチャンスはまた来るはずです。

ベイトのサイズも小さいし、PE3号タックルなので、少し小さめな別注ヒラマサの130Fで探ってみます。
PE5号や6号だと、飛距離低下や風・潮の影響も大きくなって使いにくいんですが、こういう時にもライトタックルは役立ちますね!

良い具合に潮波の影響を受けてイレギュラーなアクションが出て、いかにも釣れそうです!

別注ヒラマサに変えてから30分ほどは何もなく、「だらだら続いていた時合いが終わったかな?」と思い始めた頃、かなりかなり沖合でドカンと強烈バイト!

合わせを入れると今日一番の重量感で、ショートポンピング中にもドラグが滑ります。

7kgほどのドラグだと少しヤバそうなので、少し締めこんで8kg+αくらいまで引き上げて応戦。
反転されることを防ぐことに成功はしたものの、途中から手前の根に向かって猛ダッシュする一番厄介なパターンに。

ポンピングを止めてひたすらリールを巻いて応戦しますが、若干下に入られました。

嫌な予感を感じつつ、再びしっかりテンションを掛けて魚を引き上げますが、リーダーが少し擦れる感触あり・・・。
どうしようか迷いましたが、それほど強く擦れている感じは無かったので一気に巻き上げて応戦。

無事にリーダーがブレイクする前に引き上げることに成功、ズリ上げてキャッチしました。

ヒラマサ 釣果

ラストに今日一のヒラマサが出てくれました。
大きさは9kg無いくらい、おそらく8.7~8.8kgくらいかな。

しっかりと体高があり、非常に強い魚でしたね。
リーダーをチェックしてみると、結構根ズレしてダメージを受けていたので、ブレイクしなくてよかったです。
魚が走っていった方向は大型のアカハタの実績がある高低差のある根が点在しているので、結構ヒヤヒヤでした。

今回は無事キャッチできましたが、ヒラマサの手前に猛ダッシュする引きに対応するのは非常に難易度が高いんですよね。
手前の根に向かってハイスピードで突っ込まれてしまうと、太いラインを使っていても切られる可能性がかなり高くなるので、この引きに対する素早い対応をもっと練習しないと。

逆に言うと、魚の制御さえキッチリ出来てしまえば、3号程度でもヒラマサはキャッチできるということなんですよね。
口で言うのは簡単でも、これを実践するのが超難しいんですが・・・・

そんなこんなで、今回のヒラマサ釣行は7本キャッチという結果になりました。
いつものように2時間半ほどの釣行でしたが、充実感のある釣りでしたね。

12月の帰省まで、ヒラマサと沢山バトルがしたいですね!
ヒラスズキもそろそろシーズンに入っているはずですが、青物が気になり過ぎて中々できてません(笑)
体がもう1つあったらなぁ。

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/4
  • リール:シマノ 21ツインパワーSW 6000XG
  • ライン:シマノ オシア8 3号+サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 70LB
  • ルアー:DUEL ハードコア バレットダイブ170、モンスターショット125、マリア リライズ130、ZEAKE FFペンシル125、シマノ 別注ヒラマサ130Fなど

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