こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はチニング釣行へ。
どこへ行こうか迷ったんですが、かなり水温が上がってきていそうなので春本番以降に強い場所へ。
果たして今回はどんな釣行になったのか?
強風を利用したドリフトで
釣り場に到着すると、思ったよりも強い風が吹いていますね。
風速はだいたい6~7m前後でしょうか。
ちょっと横方向の風で釣りがやりにくくなりますが、水面がザバザバしている時の方がチヌは明らかに良く釣れるので問題なし。
最初は根掛かりがほとんどないオープンエリアに上がってきているチヌが居ないかチェックしてみます。
風が強いことでチヌの警戒心が薄れていれば、シャローに差してきている可能性が高いですからね。
ワームは最近使い始めてかなりお気に入りの戦力になっている、ドライブシュリンプの3インチ。
最近の神経質な乗っ込みクロダイ狙いにおいて、ハリーシュリンプ・ボトルシュリンプ・ドライブシュリンプを中心にローテーションしています。
パタパタ動くワームはキビレ狙いには良いんですが、警戒心が高い地元のクロダイにはワームが少し動きすぎる気がするので、弱めのものをメインに使っています。
最終的には好みでOKですが、必要以上に動かさず、チヌに対してナチュラルにアプローチできるものが私は好きですね。
今回は根掛かりのリスクがほとんどないので、フリーリグではなくジグヘッドリグを使います。
スリーパーホールドの7gをチョイス。
釣具屋さんで良さそうなジグヘッドを探していて見つけましたが、チニングにも使いやすいですね。
風の影響を計算し、ワームが風で横にスライドするよう、ドリフト気味のただ巻きとリフトフォールを組み合わせて探ります。
ラインがピンと張らないように注意しますが、緩めすぎると風の影響を強く受けすぎてしまい、何をやっているのか分からなくなるのでちょっと慣れが必要な釣り方ですね。
一投目、ワームが風の影響でスライドしつつ、ズルズルと丁寧に引っ張っていると「ゴツン」とバイト。
釣り開始1分も経っていなかったので少し油断していたので不意を突かれましたが、追い食いは無く一回きりの反応・・・・。
アタリ方的にキビレでしょうが、狙い通りにアタリが出せたので今日は良い感じ?
周辺を丁寧に探ってもアタリが無いので見切りをつけましたが、どうやら狙いのスポットにチヌは入ってきているようですね。
少しずつ歩いて広範囲を探っていくと、数分後にアタリ。
今度もドリフトを使ったズル引き中のバイトでしたが、クロダイっぽいモゾモゾ系の食い方。
フッキングを入れたものの見事すっぽ抜け、やらかしました。
完全に重さが乗ってから合わせたんですがね・・・・。
しかし綺麗にすっぽ抜けたので、まだチャンスがあるはず。
スローダウンしてひたすら丁寧にドリフトで探っていくと、数投目でまたアタリ。
しっかり追い食いさせてからバシッと合わせを入れると、良い感じの重量感。
引きの鋭さはあまりないですが、一瞬の突込みは中々です★
ゆっくり寄せてくると、まぁまぁサイズのクロダイ。
良く肥えていてコンディションは良好★
1.3~1.4kg、長さは43とかそれくらいかな。
乗っ込みらしいボテッとした体型です。
すぐにリリースして次を狙いましょう。
ポイント移動後もドリフトでアタリ活発
その後しばらく周辺をランガンで探ったもののアタリが無くなったので、見切りをつけて移動します。
次は少し根周りのポイントなので、フリーリグにチェンジ。
ワームはそのままドライブシュリンプで。
ここは沖の見えない場所に根が点在しているので、ロングキャストで狙っていきます。
ちょっとした石っぽいコツコツした障害物の周りがポイントで、ここも相変わらず風が強いのでドリフト気味に誘います。
釣り開始後すぐにアタリが出ますが、フッキングに持ち込めないような一瞬のバイトが沢山。
感触的に魚はそれほど小さいわけではないと思いますが、微妙に活性が低いのかな。
ロッドアクションの割合は最小限に、できるだけ食わせに徹しますがショートバイト地獄。
ワームが千切られることもほとんどないので、軽くワームを咥えてすぐに吐き出しているんでしょうね。
数回のバイトをフッキングに持ち込めず、ちょっと嫌な感じでしたが丁寧に探り続けてようやくヒット。
今度はスピード感のある引き。
悪くないサイズのキビレでした。
良い場所にフッキングしていたので、今回はしっかり食ってきてくれましたね★
アタリの数の割に釣果が伸びてませんが、とりあえずクロダイ・キビレ両方釣れたので良かったです。
その後はアタリが遠のいてしまい、そろそろ撤収しようかと思ったんですが、ラストに沖に美味しいスポットがある場所を打ってみることに。
このピンは春本番以降に実績が高い場所ですが、最近はかなり暖かい日が続いているのでチャンスがあるかも・・・。
ワームもちょっとボロボロになっていたし、かなり狭いピン狙いなのでドライブシュリンプからシザーコームにチェンジ。
以前バス用にシザーコームはよく使っていましたが、スレたチヌ狙いでも良い形状・波動なんですよね。
かなり細身のワームなので、チニング用としてはかなり弱めな位置づけ。
フルキャストして沖に遠投し、着水点付近が美味しいスポットなので丁寧に・・・・。
少し風が弱くなってきてドリフトがやりにくくなってきましたが、まだ何とかワームを流せる状態。
糸フケを少し出した状態でデッドスローの巻きとステイを入れ、時々ロッドアクションを1~2回ほど。
狙い始めて数投目、すこしゆったりめにワームをリフトし、ポーズを入れると「モゾッ」と微妙な感触。
そのままラインが少し手前に走るような感触があり、素早くリールを巻き取ると穂先が「スッ」と入りました。
しっかり合わせを入れると、軽くドラグが出る感じで良い重さ★
かなり沖で魚を掛けたので一気にリールを巻いてフックを貫通させ、何度か突っ込ませたら少しドラグを出してやり取り。
沖の根周りを攻めているので、どうしてもラインが勝手にダメージを受けていくので、ギリギリまでドラグを締めたやり取りは危険なんですよね。
ゆっくり寄せてくると、予想通り良いサイズのクロダイ。
中々の重さで楽しいやり取りでした。
年無しサイズをキャッチ。
重さは2.25kg、長さは51あるかどうかといった位ですね。
でっぷり肥えた最高のコンディションでした★
これで十分満足したので、今回は撤収しました。
微波動系のワームを使ったドリフトがパターンにハマったので、かなり面白かったですね。
使用タックル
- ロッド:ジャクソン オーシャンゲートLGMIX 74L-K ST
- リール:ダイワ21フリームス LT2500S-XH
- ライン:バリバス マックスパワーPE X8 0.6号、サンライン ブラックストリームプラズマ2.5号
- ルアー:OSP ドライブシュリンプ3インチ、ジャッカル シザーコーム3インチ
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静岡でチヌを釣り続けて来た管理人がチニングの基本を紹介します。