さてさて、先日も夕マズメからアオリイカエギングへ。
天気は下り坂、低気圧が通過直後で思ったよりも早く雨が降ってきてしまい、釣行に出かけようとした時は結構な雨量が・・・・。
雨というとエギングにはネガティブな印象があるかもしれませんが、実際には思いのほかアオリイカが良く釣れたり。
移動中に河川の増水状態などもチェックしましたが、結構ザーッと雨が降ったので少し濁りが入っている感じかな??
今回はまず港内で様子を見て、その状態でサーフへハシゴするプランです。
時期的に港内にもアオリイカが徐々に差して来る雰囲気があるので、その様子見もしておきたいですからね!
早速当日の釣行を振り返っていきましょう!
雨の中のエギングは意外と釣れる
まずは港内のポイントに到着しましたが、濁りの影響が少ないであろう場所をチョイス。
雨がは降っていますが、濁りは殆どなくてこれなら普通にアオリが狙えそう。
周囲にはタチウオ狙いらしき人の姿が少しありますが、天気が悪い為かガラガラ。
まずは最近良い感じで釣れているフィンエースのモンスターマスターから入り、様子見を・・・・。
底潮は殆ど通っていませんが、最低限の流れは有るのでこれなら何とか可能性は有るかな~??
ボトムを中心に探りを入れ、数投に1投は中層を探って取りこぼしを防ぎます。
アタリが無かったのでカラーを弱くするため、ダートマスター3.5号のリアルイソスジエビにチェンジ。
すると、数投したところで微妙な違和感・・・。
バシッとアワセを入れると、ビミョ~にジェット噴射があるけど全然引かない。
コウイカか小型のタコかな??
何だろうと思いつつ寄せてくると、この時期にしては小さすぎる秋イカサイズ。
200g位かな?
噂では1年中アオリの産卵が行われているらしいけど、確かにこの3月下旬にこの大きさが釣れるという事は・・・・。
海水温も年々変化してきているし、今までの定説というのはちょっと疑って釣っていかないとダメなのかもしれませんね。
とりあえず港内のエギングで1杯キャッチしたところで、本命のサーフへ移動します。
雨+笹濁りのサーフエギング
ポイントを少し移動し、やってきたのはガラガラ状態のサーフ。
ちょうど雨は弱くなってきた感じで、これなら集中力を切らさずに釣りが出来そうだ。
水質は笹濁りになっているが、大した影響は無いレベルかな?
月も雲に隠れており、プラスして多少の濁りがあるのでちょっと戦略をいつもと変えていきます。
まずはパタパタQラトルの3.5号、カラーも強めのシルエットマスターから入ります。
天候が悪くて濁りが入っている時、私の場合はラトル入りのエギから入ることが多いかな。
まずは強めのアピールで広範囲のイカを自分の近くに寄せるイメージで。
誘いのパターンもラトルの音を活かすため、小刻みなトゥイッチング気味の縦方向の誘いでエギを持ち上げるのを基本に・・・。
大体5~7回くらい連続でエギを動かし、高めにエギを持ち上げてアオリにしっかりとエギを認知させるイメージかな。
扇状にキャストしながら適当に歩きつつ、美味しそうなスポットを重点的に打っていくんだけど反応は無し。
しかし、なぜかタコの反応がめちゃめちゃ良くて100g~350g位の小型がどんどん釣れる。
肝心なイカの反応が無い為、ここでフィンエースのモンスターマスターにチェンジ。
ラトル無しのエギに変え、カラーも少しだけ弱くしてどうなるか・・・・・。
しかし、釣れてくるのは相変わらずタコばかり(笑)
結局この日は5杯のタコをキャッチしたのである(過去最高!)。
雨でもナチュラルカラーのエギが効くパターンもある
そのままフィンエースでしばらく引っ張ったんだけど反応は相変わらずなし・・・・。
ここで更にエギを弱くするため、フィンエースからマグキャストのリアルイソスジエビに交換。
ちょっと風向きが変わって追い風から横風になったし、沖の深い場所にイカが落ちているかもしれないのでマグキャストを使うというわけだ。
このリアルイソスジエビ、一見すると夜のイカからは見えないような感じもするんだけど非常に信頼しているカラーなんだよね。
月の出ていない、今回のような悪天候のナイトエギングでも思いのほか釣れる。
サーフエギング開始から2時間近くが過ぎ、さすがにこれ以上時間は掛けたくないので反応が欲しい所。
潮の流れは横方向にチョロチョロ流れており、悪くはないと思うんだけど・・・・。
エギを高めに持ち上げ、丁寧に誘い続けてくるとカラーチェンジ後すぐにプルッと反応がある。
回遊するボラか何かにラインが触れた感じにも似ているが、これはイカパンチか??
ボトムから意外と上でアタリが出たが、そのまま少しテンションを掛けてフォール・・・・。
しかしアタリを聞いてもアオリらしい生命反応は無く、そのままステイ。
25位数え、そろそろ誘いを掛けようかと思った時、最後のアタリを聞く動作を入れると
ズズズズ・・・・。
ジワジワ~っと穂先に重さが乗っていくようなアタリ( ̄ー ̄)
すかさず合わせを入れると、ドラグが鳴ったのでどうやら本命のようだ。
あとは丁寧に寄せつつ、波のタイミングを見てズリ上げてキャッチ♪
1kgに届かない950g程のちょっと小型でしたが、雨の中粘って釣れたのでこれは嬉しい1杯。
今回はカラーを変えてから2杯ともすぐに乗ってきたので、カラーローテーションは最低限必要なことを確認できましたね!
雨の日や多少濁っているような時でも、ナチュラル系カラーのエギを食わせ用として使うのは効果的ですよ!
使用タックル
ロッド:ダイワ エメラルダスストイストAGS 88LM-S
リール:ダイワ 18イグジスト LT3000S-CXH
ライン:バリバス アバニエギングマックスパワーPEX8 0.6号 + シーガーグランドマックスFX2号
エギ:デュエル ダートマスター3.5号、マグキャスト 3.5号、パタパタQラトル3.5号