ヒラメ釣り 釣れる潮の流れはどうやって読むのか?

さてさて、今回はサーフや港湾部などをはじめとしたヒラメ釣りで釣果を大きく左右する

潮の流れについて。

ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュゲームは、小手先のテクニックやルアーの種類というより

魚が食う時合いに釣りをする事

これが最も重要になってくる。

実際に潮の流れが読めるようになると、今が狙って釣れるタイミングなのかどうかという事なども把握できるようになる。

そうなれば闇雲に仕掛けを投げ続けてヒラメが釣れるのを待つという、つまらない魚任せの釣りになることも減るはず。

この機会にヒラメが釣れる潮の流れの読み方の基本を知り、現場で経験を積んで釣果アップに役立てて欲しい。



ヒラメの捕食要素で潮が重要な地位を占める

ヒラメは捕食スイッチのオンオフが比較的はっきりしている魚で、釣れる時は誰にでも釣れるし釣れない時は本物の餌を落としても簡単には釣れない魚。

素潜りの漁師の方に聞いた話では、食わない状態のヒラメは生きたイワシを目の前に落としても全く見向きもしないというからこれは間違いではないと思う。

ヒラメが餌を食うタイミングとして重要な要素として代表的なものは

  1. 時間的なもの:朝夕などの時間帯による活性の上昇
  2. ベイトフィッシュ:イワシやアジ等の餌の回遊
  3. 潮の流れ:特に底潮の通り具合

この3つかな。

潮の流れというのは時間帯やベイトフィッシュの有無といった視覚的に分かるものではないので、感覚で把握する必要がある。

だから経験を積むことによる慣れが必要になるし、あまり表舞台では語られることが無い。

逆に言ってしまえば、真昼間の時間であっても潮の流れ方が良ければヒラメは狙って釣れるもの。

潮の流れが良い状態で時間帯やベイトフィッシュの要素が絡んでくれば、チャンスタイムとしての可能性はさらに高まるってわけだ。

だからヒラメが釣れる潮の流れを覚えることは、釣果をアップさせることにも強くつながるはず。

重要なのは底潮の流れ

ヒラメはご存知の通り海底付近に潜む魚になる。

潮の流れというのは表層と海底付近で異なっていることも多く、ヒラメ釣りで重要なのは底潮なんだよね。

だから表層の潮の流れというのは目安に過ぎず、表層の潮が良い感じに通っていても底潮が通っていなければ意味はない。

実際に釣りをする際は、海底付近の流れを感じることがめっちゃ重要ってわけだ。

潮の流れは全くなくてもダメで、早すぎてもヒラメの活性は落ちる。

程々に底潮が流れている時が狙い目だ。

潮周りや潮止まりの時間はあくまで目安

大潮などの潮周りは潮位差が激しく、潮が良く動くと思われがち。

これは岬状の釣り場や水深が浅い場所、港湾部の出入り口など何らかのわかりやすい地形変化がある場所ではそれに当てはまる可能性が高くなる。

しかし、急深で地形的に変化が乏しい場所などは大潮だからと言って潮が良く流れるわけでもないから注意しよう。

また、同様に満潮干潮の潮止まりだからと言って潮の流れが止まるわけではないから覚えておくと良い。

ちなみに、私のホームグラウンドの静岡の急深なサーフはこれに当てはまる場所で、潮周りや満干潮の時間というものは潮の流れ方のあくまで目安程度にしかならない。

だから予想と違う底潮の流れ方をすることの方が遥かに多くて、実際に釣り場に出かけて潮を読むまでは釣れる潮なのかどうかはわからない。

ヒラメが釣れる潮の流れとチェックしたいポイント

これまでは必要な基礎知識で、ここからが本題。

実際に私がヒラメを釣るために釣り場に着いたらどんな手順で潮を読んだりするのか?

その手順と重要なポイントを紹介していこう。

ヒラメが釣れる潮の流れのチェックポイント!
  • 潮の流れがあるのか:底潮が程よく流れている(通っている)状態がベスト
  • 潮の流れの向き:払い出していく潮がベスト
  • キャストする角度を決める:ラインがフケず、ルアーまでのラインが1直線になる角度を見つける
  • 潮の変わり目はポイント:潮の流れ方が変わった時はチャンスタイム!
  • 同じ場所で同じルアーを使って釣りをする:釣れる潮の流れを知るのは、同じ場所で同じルアーを使い続けて感覚を磨くのが1番

簡単にまとめてしまうとこんな感じになるかな。

ヒラメを釣るのであればこういった点を逃さずに把握できるようになると、狙って魚が釣れる確率が高まる。

潮(底潮)の流れがあるのか?

まず重要なのが、

潮が流れているのかどうか?

という事。

基本的にはキャストしたルアーが潮を受け、ラインがスーッと引かれて穂先に重さが程よく掛かるのがベスト。

潮が動いていない時は、着底まで真っすぐにルアーが落ちていくので着底までのカウントが普段よりも短くなったり、着底の把握が普段よりも明確に伝わってくることが多い。

一方でルアーにアクションを与えた時も同様。

潮が動いているのであれば、ルアーに水圧が掛かりやすいので巻き抵抗が掛かるしルアーが浮上しやすくなる。だから同じ速度でリールを巻いて再び着底させるまでのカウントが長くなったり、フォールしていくルアーの抵抗が穂先にしっかり伝わってくることにもなるね。

当て潮の場合はその逆、着底が把握しにくくなったりルアーにアクションを与えても海底から離れにくく、ルアーが浮上しにくい状態になる。

実際の釣り場では2枚潮などが絡んでくるのでちょっと厄介になるんだけど、話すと長くなりすぎるのでここでは割愛させてね。

ヒラメが釣れやすい時の特徴
  • 着底までのカウント:潮が流れていない時よりも長くなる
  • フォールの感触:ラインがスーッと引き込まれる感触がある
  • 抵抗感:ルアーに水圧が掛かるので、程よい重さがロッドやリールの巻きに伝わってくる

潮の流れの向きを知る

次に、どの方向に潮の流れが向いているのかを知ろう。

左右に底潮が流れていればルアーが左右に流れてくることになるし、手前方向に流れているのであればルアーのテンションがいつもより軽くなりやすい。

一番ヒラメの反応が良いのは沖に潮が払い出していく時で、穂先に潮の重さを程よく感じ、着底までの時間が若干長めの時は期待大の潮の流れになっていることが多い。

キャストする角度を決める

潮の流れる方向が分かったら、それをもとにルアーをキャストする角度を決める作業に入る。

無風時であれば、潮の流れに対して下流側にルアーをキャストするのが基本。

なぜかというと、潮の上流側にルアーをキャストして

ルアーのアクション→再び着底

などを繰り返すと、水中のラインが弛んで糸フケが出てしまう。

こうなってしまうと、リールを巻くのをストップしてルアーがフォールしているつもりでも弛んだラインが潮を受け、ルアーが綺麗にフォールしないからだね。

リールを巻いている時も同じく、弛んだラインのせいでうまくルアーが狙った動きにならず、ルアーのコントロールを失う原因になるからだ。

だから重要なのは沈んで行くルアーの重さをしっかり感じ取ることができ、水中のラインが真っすぐの状態になる角度。

これを見つけ、その角度を中心にして釣りを組み立てていくのが良いと思うぞ。

風が吹いている時は風によって糸フケが出やすくなるので、潮下に真っすぐキャストするのがベストにならないこともある。

そういう時は少しずつキャストする角度を変えつつ、一番ルアーの存在感を感じ取れる角度を見つけ出すようにしよう。

このルアーをキャストする角度っていうのは結構重要で、角度を変えただけで同じ場所でヒラメのバイトがバタバタっと出ることも良くある。

払い出す潮はルアーを潮に乗せ、当て潮はリールを巻き込む

払い出す潮にうまくルアーを乗せられる条件ならば、潮に乗せて出来るだけスローに・最低限のアクションでルアーを操作するのが基本的には良い。

ルアーが水圧を受けることで、潮が流れていない状況下であってもルアーがしっかりアクションをするし、フォールもスローになってヒラメのバイトチャンスが増えやすいからね。

逆にルアーに潮を当てた状態でキビキビ動かしすぎると、水圧を受けすぎてルアーが暴れてアクションが乱れることがある。

逆に、当て潮の時はロッドアクションを多めに入れたり、ラインのテンションが抜けるような釣りをするのはNG。

アクションを付ける時はロッドではなくリールのハンドルの巻きで行ったり、常にライン張った状態を維持しないと糸フケが出てしまう。

糸フケが出ると、ルアーのコントロールが出来なくなってしまってアクションが乱れたり、食わせの間などを適切に与えることが出来なくなるぞ(-_-;)

当て潮の時は、リールをどんどん巻き込んでルアーを操作するように意識してみよう。



潮の変わり目はチャンス!

潮が程よく流れ続けている時はある程度チャンスな時間が続くイメージ。

一番わかりやすい地合いが来やすいのが

止まっていた底潮が流れ始めた時や、速かった潮の流れが緩んだ時など。

こういうヒラメに適正な潮の流れにスイッチした瞬間というのはかなりのチャンスで、これがやって来たらすぐに投げる角度を見つけ出して探ると狙ってバイトが拾える可能性は結構高い。

同じ場所・同じルアーを使って釣りをしよう

同じ釣り場に通うことで、ヒラメが釣れた時・釣れなかった時の潮の感触を覚え込む。

これはメチャメチャ重要で、釣り場を毎回変えて水深が変わってしまったりすると感覚を磨くのは難しくなると思う。

水深が変わればルアーやラインに掛かる水圧が変化するから、手元に伝わる感触も変わるわけで・・・・。

釣れる潮の流れを知りたいのであれば、まずは同じ場所で何匹かヒラメを釣ってみるのが重要。

全く同じ場所で続けるという必要はなく、同じような水深の場所や似たシチュエーションならOKだからシビアになりすぎる必要はない。

また、それと同じく使うルアーも絞った方が絶対に上達が早くなる。

1つのルアーを使い続けると、着底までの感触や引き抵抗で底潮の状態が手に取るように分かるようになってくる。私の場合はこれを40gのジグで覚えたわけだけど、

1度習得すればルアーを変えてもすぐに感覚が馴染むようになるから応用はいくらでもきく。

ワームでもジグでも、プラグでもなんでもいい。

まずは信頼できるルアーを絞り込み、使い込んで感覚を磨いてみては?

ちなみにヒラメやマゴチはルアーを厳しく判断してくる魚ではないから、あれこれ沢山のルアーを使わなくても十分釣果は出せるはず。色んなルアーを使いすぎると、感覚的に潮の流れを覚えるのは一気に難しくなる。

まとめ!

ヒラメ釣りにおける潮の流れについて、基本となる部分は大体こんな感じかな?

もっと詳しく言おうと思えば言いたい事はいくらでもあるんだけど、ややこしくなるのでまずはこの位でご勘弁を。

まず重要なのは、

  1. 底潮が程よく流れている事
  2. ルアーが潮を受け、糸フケが出にくい状態で釣りをする事
  3. 潮の変わり目はチャンスタイムだという事

この辺りを意識してみて、ヒラメが釣れた時はその時のルアーの引き抵抗や沈んで行く感触、着底までのカウントなどを覚えておこう。

これを繰り返していくと、ヒラメが釣れやすい潮の流れというのがだんだん分かるようになってくるはず。

それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!

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