ライトソルトで狙うクロダイ、キビレ
先日、港の中で夜の小物釣りへ行ってきました。仕掛けは簡単、アジやメバル用のジグヘッドリグを使ったワームを使います。
この時期はあまり地元では知られていませんがクロダイやキビレが簡単に釣れちゃいます!!
本来、クロダイやキビレはカニやエビなどを主に食べていて、ルアーで狙う場合底をズルズルと引っ張って釣るのが一般的。
ですが、春のチアユがやってきてから大体2月~6月くらいまでの間は底に着かないギリギリを巻いてくるだけで簡単に、しかもたくさん釣れるんです!!!
10年ほど前に偶然見つけた釣り方なんですが、キーワードは海藻が生えているところ!!
春になると海藻が生えてくるんですが、底を引っ張るとひじきのようなチリチリした海藻が絡まってくるところが激熱!
海藻にひっかけないギリギリのところを2gほどのジグヘッドでゆっくり丁寧に巻いてくると突然ガツンとひったくられます!!
ワームがメバル用の1口サイズなので、一気に飲み込まれるためアタリがあればほぼ勝手に掛かるので、バラしたり掛からなかったりすることが少ないのがこの釣りの特徴です。
効率よく探ってテンポよく釣ると、連続ヒット!
今回は久しぶりにこの釣りに挑戦してきました!!釣り場について、早速水深を調べながら釣りを開始しますがアタリは全くありません・・・・。チリチリした海藻も引っ掛かってこないので暗雲が立ち込めます。この釣りは魚が回遊してくるタイミングが重要で、魚が回ってくると2~3投連続で釣れたりすることも珍しくはありません。ですので、釣れないときはどんどん場所を移動しながら、魚のいる場所を探していきます。
1投ずつ歩きながら、少しずつ場所を変えて探っていきますが反応がないので大きく移動します。次に選んだのは、水深が50cm程しかなく、満潮の時のみ釣りができる浅い場所。ここはどういうわけか満潮になった時だけ魚が入ってきて突然入れ食いになるような特殊なポイント。岩がゴロゴロしていて底に着くと一瞬で根掛かりしてしまうので、1gのジグヘッドにして着水したらすぐに巻き始めます。
すると、予想通り1投目でヒット!!!ガツガツという引きが伝わってきます♪これは本命間違いないということでテンションも上がります。使っているロッドも柔らかいものなので引きも存分に楽しめます。糸を何度も出されながら、無事キャッチ成功!!
35cm程の綺麗なキビレでした。1匹釣れると連発のチャンスも大きいのですぐにリリースして釣りを再開。
予想通り、着水し巻き始めようと思った瞬間またもやヒットです!
先ほどよりも引きの鋭さはありませんが、重量感があります。一度掛かってしまえばあまりバラシは無い釣り方なので、安心してやり取りできます。
今度はキビレではなく、クロダイでした。まだ卵を持っているようでお腹がぷっくりしていて良く肥えている個体でした!!脂が乗っていそうで美味しそうでしたが、卵を持っている魚を取ってしまうのは気が引けるので、こちらもまた大きくなってねとすぐにリリースしました。
どうやら足元の暗いところに潜んで餌を狙っているようなので、少し離れたところから堤防際を狙ってルアーを投げます。少し沈めてから巻きだすと、すぐに
ググンとアタリが!!すかさず合わせを入れるとバシャバシャとエラ洗い。思ったよりも魚が大きいのでなかなか思うように寄せられませんが何とか距離を詰めて
無事ゲット!
60cm程のシーバスでした!!!近くに船のロープなどがあったらロープに絡んでしまったりして釣り上げることができなかったかもしれませんが、
今回は開けた場所だったので良かったです♪
その後、しばらく釣りをしましたが反応がありません。ちょうど潮位もいい感じになってきたところでまた元の場所に戻り、またクロダイ狙いです。
釣り場に戻ってみると、何やら沖の方でバシャッと魚が捕食を繰り返しています。シーバスが入ってきたのかと思い、とりあえず釣りを開始するとすぐにひったくられてガツガツとした引きが!!
まだ魚はいそうな気配なのですぐに釣りを再開すると数投目でヒット。
釣りを続ければまだまだ釣れそうですが、もうよい時間になったのでここで終了です。また良い条件になった日に狙ってみます!!!