こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も恒例の真冬の青物釣行へ行ってきました。
ヒラマサ狙いへ行こうか迷ったんですが、毎回釣れるかどうか微妙な駆け引きが楽しいライトショアジギングにしました。
予報では、真冬には珍しいベタ凪ですが、逆に魚の活性が落ちることが予想されます。
果たしてどんな展開になったのか？
マズメのパワーに期待
今回は朝マズメが終わるくらいの時間から釣りを開始します。
マズメという時間より、潮が利くタイミングを選んで釣行しているので、マズメというのはあくまでもおまけ的な位置づけです。
徐々に下げ潮が効いてくるので、それで潮が流れてくれることに期待ですね。
ざっと様子を見た感じでは、それほど潮は流れておらず、どこかどんよりしていますね・・・。
こういう時はスローなジグ操作である程度ジグをヒラヒラ動かしたいので、やや幅広な薄っぺらいタイプが良さげ。
ですので、超定番のジグパラショート40gをチョイスしました。
真冬ということもあって魚影自体も薄いので、ややアピール力が強いタイプのジグを使う機会が多くなってきています。
まずはしっかり着底させて潮の状態をチェックしますが、案の定潮はほとんど流れていません。
これは苦戦の可能性が大ですね。
ベイトフィッシュの気配もそれほどないので、これはワンチャンスをものにできるかどうかで結果が大きく変わりそう。
沖のオープンエリアでシンプルに食ってくることは少なそうなので、かけあがりの斜面にうまく絡めて食わせるパターンかな。
沖の方はゆったりめのワンピッチジャークを主体に、時々中速までのジャカ巻き・ただ巻きをコンビネーション。
その後、手前の斜面付近で一旦しっかり沈めなおし、斜面に沿ってジグを持ち上げてバイトさせるイメージで釣っていきます。
まだ朝マズメのパワーがギリギリ使えることに少しだけ期待しつつ、釣り開始から30分ほどが経過・・・。
これまで全くアタリやボイルなどは無く、かなり厳しい予感が濃厚になってきました。
しかし、丁寧に探り続けていると、斜面を巻き上げている最中に「カッ」と素早くジグに魚が触れる感触が。
活性が低かったためかフッキングできませんでしたが、何かが食ってきましたね。
すぐにキャストしてバイトを誘いましたが、そう簡単にはいかず・・・。
最初の小さなアタリから15分くらい経ったでしょうか。
再び同じような感じで斜面に沿った巻き上げで小さなバイトがあり、今度はフッキング成功です。
ワラサかと思いましたが、引きは少し弱くてスピーディーです。
上がってきたのは、30cmちょっとくらいの小型のスマガツオでした。
持って帰るには少し小さいので、すぐにリリースしました。
とりあえずボウズ逃れには成功しましたが、掛からない小さなアタリはスマガツオの可能性が非常に高いですね。
我慢の展開で1匹を絞り出す
とりあえず魚が釣れて一安心ですが、連発とはいかないのが真冬の青物狙いです。
シーズン中のカツオ類は複数匹釣れることも非常に多いんですが、群れが非常に小さく、餌もまとまっていないのですぐに去ってしまいます。
今回もそのパターンのようで1匹釣れた後はまたアタリが無い時間が続き、どれだけ自分の釣りを信じて丁寧に釣りを続けられるかが重要になってきます。
ジグチョイスや釣り方自体は間違っていないと思うので、ジグパラショートのスロー～中速のコンビネーションを使い、かけあがりに絡めて釣りを続けます。
相変わらずボイルなどは全くなくて平和な海ですが、1匹目から45分くらいした時にまた同じような感じで斜面で「カツン」と素早くて弱いバイト！
合わせを入れたもののフッキングできず、すぐにルアーを投げ返すとまた当たりましたが、これまたフッキングできないショートバイト・・・。
これもカツオ類の可能性が大ですが、残念ながら取りこぼしてしまいましたね。
その後また沈黙の時間が続き、「移動するか撤収しようかな・・・」と考え始めた頃、斜面をジャカ巻き中にゴツンと鋭いバイト！
今度はしっかりとフッキングに成功し、スピーディーな引きですね。
横に走られると張り出した岩にラインが擦れるので、少し強引に巻き寄せてキャッチ。
サイズアップしたスマガツオをキャッチできました！
かなり渋かったので、とても嬉しい1本。
刺身で食べたいのでお持ち帰りです。
何とかお土産も確保できたし、今回はこれにて撤収することにしました。
先日釣った良く肥えたスマガツオは脂が全くありませんでしたが、今回の個体は・・・
文句なしの脂でしたね。
見た目はそこまで肥えておらず、サイズも1kgそこそこでしたが、思ったより脂がありました。
見た目では脂の乗りは判断できず、難しいですね。
刺身と煮つけでとても美味しかったです。
今回はブリ・ワラサの反応が全くありませんでしたが、2月くらいになってくれば、水温が低い状態で安定して多少状況は上向くんじゃないかと思います。
今の時期が一番厳しくて釣り物に困りますが、撃沈の可能性も高いギリギリの戦いを楽しみたいですね。
この時期に安定して回遊魚を釣れるようになれば、ハイシーズンはイージーモードで楽しめるようになるので、修行あるのみです。
使用タックル
。
- ロッド：ジャンプライズ オールウェイク105モンスターバトルリミテッド
- リール：ダイワ 23ソルティガ5000XH
- ライン：シマノ ピットブル8+2号+ シーガー グランドマックス 10号
- ルアー：メジャークラフト ジグパラショート40gなど
