ダイワ HRF SX GRハタモデル酷使徹底インプレ

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は2026年にダイワから発売・復活を遂げたハタ狙い用ロックフィッシュロッド、HRF SX GRの使用感や特徴を詳しくインプレしていきます。

私が購入したのはハードロックフィッシュモデルとして中核となるGR85HB。

HRF SX GR

今年に入って3本目のロックフィッシュロッドの紹介ですが、果たしてどんなロッドに仕上がっているのか?

つい先日インプレしたメジャークラフトのロックライバー7Gとほぼ同時に入手したんですが、それぞれ違ったコンセプトになっていますね!

今回も徹底的に魚を釣り込み、想定外の巨大な怪物やヒラスズキなど、本命のアカハタやキジハタ・オオモンハタ以外の強敵もキャッチすることに成功しました。

使い方次第で向き・不向きなどは変わってくるので、ロッド選びの参考に活用していただければ嬉しく思います。

管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞め、現在は魚釣りで生計を立てています
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。

関連動画

ロッドの外観や曲がり方・怪物とのガチンコバトルなど、文字や画像では伝わらない細かい部分まで徹底解説!

より詳しくHRF SX GRについて知りたい時の参考にどうぞ。

HRF SX GRを「サクッと」インプレ!

HRF SX GR
アコウ キジハタ

まずはロッドの特徴や使用感を簡単に紹介しておきます。

  • リールシート・グリップ:ややトリガーが小さめ。がっちりした太めの造り
  • ガイド:チタンフレームSiC
  • 飛距離・トラブルレス性:特に優れている印象は無いが、快適に使えてストレスフリー
  • 重量感:非常に軽くて軽快
  • 感度・調子:そこまで尖っておらず・感度と扱いやすさのバランスが絶妙!
  • パワー:程よいモチモチ感があり、曲がってからは非常に強い。日本記録級でも余力はあるはず
  • 適合ルアー:14g~21g程度のリグが中心。その他スイミングやジグ・タイラバなどの巻きの釣りにもある程度対応
  • 気になる点:有効レングスの短さ
  • 適したシチュエーション:偏った癖が無く、上級グレードのロッドとして万人受けしやすいか。オールラウンドに使える

HRF SX GR85HBをざっくりインプレするとこんな感じですね。

比較的好き嫌いが分かれにくく、非常に使い勝手が良いロッドになっていますよ!

リールシート・グリップ周り

オリジナルのエアセンサーシート

まずはグリップ周りですが、リールシートは軽量なエアセンサーシートを採用しています。

HRF SX GR リールシート

シンプルな形で今は特に不満なく・快適に使うことができているんですが、トリガーが一般的なものよりも少しだけ小さいと感じます。

リールシート

私の場合はグローブを装着して釣りをするんですが、初めのうちはトリガーの引っ掛かりを感じにくく、キャスト時に少し不安感みたいなものがありましたね。

何度か釣行して手が慣れてしまえば、違和感は消えました。

太めのパイプ&リアグリップ

HRF SXは手元に重心が集中するように作られているようで、グリップ周りは華奢ではなく、結構ガッチリとした構造になっています。

HRF SX グリップ

セパレート部は少し太目のカーボンパイプが使用されていますね。

また、リアグリップの左右には少しカットが入っていて、脇に挟んだ時にロッドが回転しにくくなっています。

実際に使ってみると、このカットが少し小さくて効果絶大とまでは感じませんでした。

個人的にはもう少し大胆に左右をカットしても良さそうな印象。

HRF SX グリップ

また、グリップ自体も少し長めになっています。

左がHRF SX GR85H、中央は26ハードロッカーエクスチューン810MH、右はロックライバー7G832H。

8フィート10インチのハードロッカーよりも更にグリップが長いことが分かりますね。

グリップ周りの重量をあえて少し重たくすることで、先軽感を引き出す構造です。

ガイド

HRF SX ガイド

ガイドはトップ~バットまでチタンフレームSiCを採用しています。

85Hはガイド総数10個、ガイドのサイズや位置についてはベーシックな感じ。

特にライントラブルなどが発生することもなく、風速10m前後の状況でヒラスズキを狙ったりしても問題なく使えています。

あえて言うなら、特に穂先側のガイドのスレッド・コーティングの幅が結構広めになっています。

HRF SX GR ガイド

意外とこういう所で重量増加につながり、持ち重り感に影響することがあります。

手元に重心を寄せるコンセプトのロッドなので、スレッドやコーティングはもう少し削っても良さそう。

そうすれば更に持ち重り感は軽減できそうな予感。

飛距離

飛距離に関してですが、8フィート5インチながら少しグリップが長く、実際には8フィート台前半のロッドとブランクの有効レングスはほとんど同じような感じ。

振り抜き感は非常に良くてスパッとキャストできますが、このロッドが明らかに飛ぶような感じは無いというのが正直なところ。

とはいっても、外洋に面した大場所でも全く問題なく使うことができていますし、投げにくさなどは感じません。

程よい反発感でロッドを曲げ込む感覚が分かりにくいこともなく、比較的誰にでも扱いやすい・投げやすいと思います。

ロッドの重さ・バランス

GR85Hはスペック的には163g、実際に計ってみると161.5gでした。

細かく見てみると

  • バット側:135.9g
  • ティップ側:25.8g

このような結果でした(1g未満はどうしても誤差が出ます)。

HRF SX GR 重さ

先日インプレしたメジャークラフトのロックライバー7GB832Hの場合は

  • ティップ側:122.9g
  • バット側:21.8g

となっていて、ロックライバーの方が微妙にロッドが短いこともありますが、HRF SXはバット側が13g・ティップ側は4g重く、コンセプトの通りバット側が重たいんですね。

実際に両者を手に取ってみると、持った時の軽さはロックライバーの方がやはり優秀、衝撃的な軽さがあります。

しかし、実際にリールをセットして穂先を上に向けてアクションを与えてみると、ロックライバーも十分軽いんですが、HRF SXの方が持ち重り感が微妙に少なく、バランスも含めた快適性としては若干有利な印象。

どちらのロッドも非常に軽くて使いやすいことは間違いありませんが。

感度・調子

絶妙な反発感としなやかさ

26ハードロッカーエクスチューン・ロックライバー7Gに続いて今回購入したHRF SXですが、この3つは似たような価格帯の上級グレードのロックフィッシュロッドでありながら、使用感は結構違います。

HRF SXはこの3つの中ではちょうど中間的な使用感になっていて、シャキッとした反発力としなやかさのバランスが非常に良い感じ。

ハードロッカーエクスチューンはよりマイルドでしなやかに・粘っこさを重視している印象。

一方でロックライバーは全身がパキッとしていて非常に高反発、感度・操作性に特化したロッドになっています。

その点、HRF SXは偏った使用感ではないので、どんなロッドを選んだらいいのかよく分からないという方にも非常におすすめです。

ルアーをキャストしたり、アクションを与える時にはブレなどは気にならず、それでいて負荷に応じてスムーズに・少しモチモチした感じで曲がっていきます。

実釣に必要な感度に関しては十分なものが手に入りますし、使い勝手は非常に良好ですね!

正直言って購入時はロックライバーの方が衝撃的な進化を感じたんですが、使い込むほどにHRF SXの使い勝手の良さが見えてきて、今となっては非常にお気に入り。

イサキ HRF SX GR 釣果

40gのブレードジグでイサキをキャッチ!
メインはあくまでロックフィッシュですが、五目狙いもある程度はいけますね。

ほど良い先調子設定

反発力としなやかさのバランスが非常に良い具合のHRF SXですが、調子自体はバットからベリーがしっかりとした先調子寄りになっています。

極端なパリッパリのロッドではないので、基本的にはオフセットフックを使ったボトム狙いに向いていますが、ジグやタイラバなどの高比重系ルアーを使った巻きの釣りにもある程度は使えます。

ハードロッカーエクスチューンの方がルアーの種類問わず使える汎用性や五目狙いへの対応力は優れていますが、ボトムゲームをメインに考えるなら、HRF SXの方が使いやすい印象。

一方、ロックライバー7Gはボトムゲームにより特化したロッドなので、HRF SXよりも汎用性は低いです。

HRF sx 曲がり

HRF SX GR85Hを使ってのアカハタとのファイトシーン。

負荷に応じて非常に綺麗に曲がりますが手元に伝わる衝撃は少なく、楽に使えるロッドです。

パワー

ちょうど使いやすくて癖が無い調子になっていますが、バットに入ってからのパワーは相当なものがあります。

これはこのロッドに限らず最近のタックル全般に言えることでもありますが、50cm台・60cm程度までの一般的な根魚であれば、ロッドが弱くて負けてしまうことはまずないでしょう。

オオモンハタ HRF SX GR

ブレードジグを使った巻きの釣りで40cm台後半のオオモンハタをキャッチ。

このくらいのサイズなら正直言って余力十分、やり取りを楽しみつつ主導権を与えることはありません。

3kg程度までの魚であれば全然普通に抜き上げてキャッチもできますし、ハードロックフィッシュゲームにおいて85Hはかなり汎用性が高いですね!

パワー的にはHクラスで十分なので、最終的には使用するルアーの重さでXHを選んだりすればいいかと。

HRF SX GR スジアラ
HRFSXGR スジアラ

更に、これは完全に想定外でしたが5.8kg・70cmクラスの極太スジアラまでキャッチしています。

YouTubeのインプレ動画でファイトシーンも公開していますが、このサイズの怪物が相手でも主導権は与えずにやり取りできるくらいの強さがあります。

最近のロッドの進化はすごいです。

適合ルアー

インプレ動画の方でより詳しく紹介していますが、4インチのグラブをセットして使用感をチェックした印象としては、メインになってくるのは14g~21gクラスのシンカーですね。

10gや30g前後も使えないことは無いですが、快適なところからは外れてきます。

ゆったりめのリフトフォールや巻きの釣りであれば、40g前後まで対応することはできます。

バットの反発力・粘りは相当なものがあるので、重たいルアーでもフルキャストは余裕でできます。

ジグやタイラバなど抵抗が小さい高比重系ルアーであれば、40g前後が快適に使いやすいですね。

HRF SX GR ヒラスズキ

使用感チェックを兼ねてあえてミノーを使ってヒラスズキをキャッチ!

使いやすくは無いですが、何とか対応できます。

気になる点

目立つ欠点はそれほど感じていませんが、スペックに対してグリップが長いので、実際に使える有効レングスが少し短くなります。

ロッド全体に対してグリップを長くすれば、持ち重りが軽減されるのはある意味当たり前ともいえるので、一番ベストなのはグリップを長くせずにバランスを出すことです。

とはいってもそれが中々難しい所なので、こればかりは仕方ないのかもしれません。

適したシチュエーションなど

今回私が購入したのはGR85Hですが、磯やテトラ帯などを中心としたまさにオールラウンダーなロッドです。

近距離~遠投まで広くこなすことができますし、ちょうど使い勝手が良い反発感のブランクは使っていて気持ちが良いです。

魚を掛けてからの安心感・粘り強さも非常に優れていて安心感があり、忖度なしに使いやすい。

HRF SX GR85Hを基準に、ハードロッカーエクスチューンが良いのか?それともロックライバー7Gが良いのか・・・。

この辺りは完全に競合するロッドですが、特性が全然違うので、自分自身の好みや使い方・ロッドに求める要素によって選ぶことで、ロックフィッシュゲームがより楽しくなると思います。

まとめ!

HRF SX GR アカハタ 釣果

今回はダイワから発売されたロックフィッシュロッド、HRF SX GRのインプレをしました。

はじめはロックライバー7Gの衝撃的な軽さと感度の影に少し隠れたような感じでしたが、使い込むほどに癖が無くて非常に使いやすく・ロッドのバランスも良くてどんどん気に入ってきたロッド。

ランカーサイズのロックフィッシュが相手でも全然余裕のパワーがあり、快適性も含めてこれはスゴイロッドですな。

興味がある方はぜひお試しあれ。

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